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も‐じ【文字】

読み方:もじ

《「もんじ」の撥音無表記から》

言葉表記するために社会習慣として用いられる記号個々の字の性質から表意文字表音文字、また表語文字単語文字)・音節文字音素文字単音文字)などに分けられる。もんじ。

文章また、読み書き学問のこと。

「—を見る眼は中々慥にして」〈福沢学問のすゝめ

言葉文言(もんごん)。

「ただ—一つにあやしう」〈一九五〉

字の数。音節

「—のかずも定まらず」〈古今仮名序

近世関西地方で)字の記された銭の面。〈物類称呼

語の後半省き、その語の頭音または前半部分を表す仮名の下に付いて、品よく言い表したり、婉曲に言い表したりする語。→文字言葉


もん‐じ【文字】

読み方:もんじ

「もじ(文字)」に同じ。「十—」「大(だい)—」


文字


文字

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文字

読み方
文字ぶんじ
文字もじ
文字もんじ

文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 16:41 UTC 版)

文字(もじ、もんじ、: writing system)とは、言語を点や線の組合せで単位ごとに記号化するもの[1]。文字と書いて基本的には「もじ」とよむが、「もんじ」ともよむ[1]


注釈

  1. ^ たとえばUnicodeでの定義はThe Unicode Consortium (November 3, 2006). The Unicode Standard, Version 5.0 (5th edition ed.). Addison-Wesley Professional. pp. pp.1144, 1151. ISBN 0-321-48091-0  を参照。
  2. ^ 朝: 자질 문자
  3. ^ 作中では、中つ国第一紀エルフフェアノールが、サラティを改良して作ったとされる。
  4. ^ 表音文字を、音素文字、音節文字、素性文字の3類型に分類する研究者もいる。Sampson, Geoffrey (1985). Writing systems: a linguistic introduction. Stanford University Press. pp. pp.38-42. ISBN 0-8047-1756-7 などを参照。

出典

  1. ^ a b 『日本大百科全書』【文字】
  2. ^ 許慎説文解字』、叙頁。 
  3. ^ Champollion, Jean-François (1824). Précis du système hiéroglyphique 
  4. ^ 山田崇仁「「書同文」考」『史林』91巻4号、史学研究会、2008年7月、pp. 681ff。
  5. ^ 司馬遷『史記』秦始皇本紀第六、始皇帝二十六年条。
  6. ^ 山田崇仁「「文字」なる表記の誕生」『中国古代史論叢』第5集、立命館東洋史学会、2008年3月、73-109。
  7. ^ プラトン『パイドロス』、274A-278C頁。 
  8. ^ ルソー, ジャン-ジャック 著、小林善彦 訳『言語起源論 - 旋律及び音楽的模倣を論ず』現代思潮社、1970年、p.36頁。 (原著 Rousseau, Jean-Jacques (1781). Essai sur l'origine des langues ou il est parlé de la mélodie et de l'imitation musicale )もっともルソーはこの後で、古代の有力な文明が必ずしもアルファベットを使っていたわけではないことを断っている。
  9. ^ 平㔟隆郎『よみがえる文字と呪術の帝国 - 古代殷周王朝の素顔』中央公論新社、2001年6月。ISBN 4-12-101593-2 
  10. ^ フェルディナン・ド・ソシュール 著、小林英夫 訳『一般言語学講義』岩波書店、1972年、p.47頁。ISBN 4-00-000089-6 (原著 Saussure, Ferdinand de. Cours de linguistique générale 
  11. ^ 中尾俊夫『英語の歴史』講談社、1989年7月、pp.18-27頁。ISBN 4-06-148958-5 
  12. ^ たとえば Gelb, I. J. (1963). A Study of Writing. University of Chicago Press  参照。
  13. ^ マルティネ, アンドレ 著、三宅徳嘉 訳『一般言語学要理』岩波書店、1972年、pp.12-15頁。 (原著 Martinet, André (1970). Éléments de linguistique générale 
  14. ^ たとえば Sproat, Richard William (2000). A Computational Theory of Writing Systems - Studies in Natural Language Processing. Cambridge University Prress. ISBN 0-521-66340-7  参照。
  15. ^ Daniels and Bright (eds.), 参考文献. pp.4-5.
  16. ^ Daniels and Bright (eds.), 参考文献, p.4, 24. などを参照。
  17. ^ シュマント=ベッセラ、参考文献。およびSchmandt-Besserat, Denise. “Signs of Life” (PDF). Archaeology Odyssey 2002 (January/February): pp.6-7,63. オリジナルの2008年5月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080528050603/https://webspace.utexas.edu/dsbay/Docs/SignsofLife.pdf. 
  18. ^ 彭飛 (1992). “トンパ文字を訪ねて - 納西(ナシ)族居住地での現地調査から -”. 言語 (大修館) 1992年 (4月号-5月号). http://homepage2.nifty.com/ponfei/tonpa/tonpa.htm. 
  19. ^ イースター島で既知のどの文字体系にも属さない未解読の文字が刻まれた木板が発見される”. カラパイア. 2024年3月12日閲覧。
  20. ^ 柴田紀男 著「ラパヌイ文字」、河野六郎・千野栄一・西田龍雄 編著 編『言語学大辞典 別巻 世界文字辞典』三省堂、2001年7月、pp.1102-1104頁。ISBN 4-385-15177-6 



文字

出典:『Wiktionary』 (2021/06/14 14:34 UTC 版)

名詞

(もじ, もんじ)

  1. いろいろな言語で、言語表記するために使われる図形記号
  2. 文字体系種類
  3. 言葉。特に書かれ言葉

接尾辞

  1. (もんじ) 文字をかたどったもの。文字のようなにみえるもの。

発音(?)

も↘じ、も↘んじ
IPA: /mo.ʤi/
X-SAMPA/mo.dZ)i/

関連語

翻訳

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