音素文字とは? わかりやすく解説

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おんそ‐もじ【音素文字】

読み方:おんそもじ

表音文字のうち、原則として1字が1音素・1単音を表す文字古代ギリシャ語アルファベットなど。単音文字。→音節文字


音素文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 15:07 UTC 版)

音素文字(おんそもじ、: segmental script単音文字とも)は、表音文字のうち、音素が表記の単位になっている文字体系のこと。


  1. ^ Daniels, Peter T. (ed.) and Bright, William (ed.) (1996). The World's Writing Systems. Oxford University Press. pp. p.4. ISBN 0-19-507993-0 


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音素文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:08 UTC 版)

文字」の記事における「音素文字」の解説

音素文字(英: segmental script単音文字とも)とは、表音文字のうち、ひとつひとつ字母ひとつひとつ音素を表す文字体系例外的に複数音素を表す文字を持つ場合もある)。アルファベット(英: alphabet)と総称されることもある。 en:Peter T. Daniels は音素文字をさらに細分しアブジャドアブギダアルファベット分類した。 かつてアブギダは、音節文字アルファベット中間位置付けられ、しばしば音節文字分類されたが、今日では、アブギダアルファベットは、多く場合アブジャドからそれぞれ別個に発達したものだと考えられている。 音素文字に含まれる字母の数は、表記する言語音素数に照応しているため、少なくて20程度多くて50程度までである。

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音素文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 01:40 UTC 版)

音素」の記事における「音素文字」の解説

音素そのまま文字として表記するものを、音素文字と呼ぶ。音素文字には、子音あるいは特定の音節を表す基本字母に、母音を表す特殊記号付加、または字形変形して一般音節表記するアブギダ子音のみで構成されるアブジャド、そして母音と子音をあらわす文字のあるアルファベット3つの種類がある。現代において使用される音素文字は、純粋なアブジャドであるフェニキア文字から派生した考えられている。フェニキア文字ギリシア伝わって母音をあらわすアルファベットであるギリシア文字へと変化しラテン文字キリル文字などの文字生み出したまた、フェニキア文字変化したアラム文字インドへと伝わり世界初アブギダであるブラーフミー文字生み出した。この文字一派デーヴァナーガリー文字タイ文字など多く文字を生みだし、現代において南アジアから東南アジアにかけての多く文字アブギダ属するものとなっている。純粋なアブジャド現代において使用されていないが、アラビア文字ヘブライ文字などは純粋ではないがアブジャド属する。また、音素文字、特にアルファベット母音子音表記する文字があることから表記法策定しやすく、19世紀以降世界各地無文言語文字導入する際にはほとんどがアルファベットなかでもラテン文字導入した表語文字である漢字使用する中国や、音節文字である仮名文字漢字併用する日本などいくつかの文化圏除いて現在世界において使用されている文字のかなりが音素文字に属するものであるアルファベットヨーロッパ中心に南北アメリカ大陸オセアニアにおいて使用されアブギダ南アジアから東南アジアにかけて広く使用されアブジャド中東で主に使用されている。

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