スワヒリ語とは? わかりやすく解説

スワヒリ‐ご【スワヒリ語】

読み方:すわひりご

Swahiliバンツー諸語属し東アフリカ広く用いられている言語。タンザニア・ケニアの公用語


スワヒリ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/09 18:12 UTC 版)

スワヒリ語(スワヒリご、Kiswahili)は、ニジェール・コンゴ語族ベヌエ・コンゴ語群英語版バントゥー語群 に属す、アフリカ東岸部で国を越えて広く使われている言語ケニアタンザニアウガンダルワンダでは公用語となっている。


注釈

  1. ^ Kijapani = 日本語、Kiingereza = 英語、など
  2. ^ 日本語では母音の連続は、早い発音では二重母音に、ゆっくりとした丁寧な発音ではヒアートゥスになる傾向がある。

出典

  1. ^ http://wikisource.org/wiki/Baba_yetu
  2. ^ a b 「アラビア語の世界 歴史と現在」p478 ケース・フェルステーヘ著 長渡陽一訳 三省堂 2015年9月20日第1刷
  3. ^ Nurse & Thomas Spear (1985) The Swahili
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  10. ^ 「アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ」pp388-392 梶茂樹+砂野幸稔編著 三元社 2009年4月30日初版第1刷
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  13. ^ 「現代アフリカの民族関係」所収「民族の共存・交流のかたち 一九七〇年代、コンゴ(旧ザイール)東部における多言語併用の動態から」赤坂賢 2001年、ISBN 4-7503-1420-X、pp.248-249
  14. ^ 『民主主義がアフリカ経済を殺す: 最底辺の10億人の国で起きている真実』p92-93、甘糟智子訳、日経BP社、2010年1月18日
  15. ^ 「アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ」pp407-409 梶茂樹+砂野幸稔編著 三元社 2009年4月30日初版第1刷
  16. ^ 「事典世界のことば141」p496 梶茂樹・中島由美・林徹編 大修館書店 2009年4月20日初版第1刷
  17. ^ 「ケニアを知るための55章」pp228-229 松田素二津田みわ編著 明石書店 2012年7月1日初版第1刷
  18. ^ 「言語的多様性とアイデンティティ、エスニシティ、そしてナショナリティ ケニアの言語動態」品川大輔(「アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ」所収 pp335-336 梶茂樹+砂野幸稔編著 三元社 2009年4月30日初版第1刷
  19. ^ 「アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ」pp352-354 梶茂樹+砂野幸稔編著 三元社 2009年4月30日初版第1刷
  20. ^ 「アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ」p240 梶茂樹+砂野幸稔編著 三元社 2009年4月30日初版第1刷
  21. ^ http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/jpn/edu_fl_swa.html 大阪大学外国語学部スワヒリ語専攻
  22. ^ 「アフリカ学入門 ポップカルチャーから政治経済まで」p311 舩田クラーセンさやか編 明石書店 2010年7月10日初版第1刷


「スワヒリ語」の続きの解説一覧

スワヒリ語

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リングワ・フランカ」の記事における「スワヒリ語」の解説

スワヒリ語は、東アフリカ沿岸原住民同地訪れアラビア商人たち交流から生まれた言語である。東アフリカ沿岸分布するバントゥー諸語アラビア語影響加味されている。

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スワヒリ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 06:02 UTC 版)

アフリカの諸言語訳聖書」の記事における「スワヒリ語」の解説

en:Bible translations into the languages of Africa#Swahili (Kenya, Uganda, Tanzania)」を参照 スワヒリ語はおもにケニヤウガンダタンザニア使われている。 聖書のスワヒリ語翻訳部分的なものとして1868年初版迎え1879年には新約聖書全文翻訳が、1890年になって旧約含めた全ての翻訳完成したとはいうものの、スワヒリ語の方言格差激しくこうした方言書かれ翻訳複数存在する1950年タンザニア聖書協会によって出版された「共通スワヒリ語版」は連合翻訳(the Union Translation)を包括することにより、方言差のある東アフリカにも対応したものとなっている。 ヨハネによる福音書3章16節のスワヒリ語翻訳翻訳Yohana 3:16Union Translation Kwa maana jinsi hii Mungu aliupenda ulimwengu, hata akamtoa Mwanawe pekee, ili kila mtu amwaminiye asipotee, bali awe na uzima wa milele. 日本語訳新共同訳聖書ヨハネによる福音書3章16節: 神は、その独り子お与えになったほどに、世を愛された。独り子信じる者が一人滅びないで、永遠の命を得るためである。

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スワヒリ語

出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 12:22 UTC 版)

言語コード
ISO639-1 sw
ISO639-2 swa
ISO639-3 swa
swc
swh
SIL {{{4}}}

名詞

スワヒリスワヒリご)

  1. アフリカ東岸部で用いられているニジェール・コンゴ語族属す言語であり、ケニアタンザニアウガンダ公用語キスワヒリアラブ圏との交流から、アラビア語からの借用語が多い。

翻訳


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