こうよう‐ご【公用語】
公用語
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:29 UTC 版)
「ポーランド・リトアニア共和国」の記事における「公用語」の解説
ポーランド語:支配的言語。共和国の貴族階級の大部分、および王冠領の農民層が使用していた。1697年からはリトアニア大公国の官庁言語として使用された。また共和国の都市部における支配的言語でもあった.。 ラテン語:外交分野で主流であり、貴族階級の間では第2言語として一般的に使用されていた。 ルーシ語:官庁スラヴ語としても知られる。1697年まではリトアニア大公国の官庁における標準言語であり、時として外交分野で使われた(その後はポーランド語となった)。ルーシ語の口語(派生言語であるウクライナ語およびベラルーシ語)はリトアニア大公国および王冠領の東部で、広く使用されていた。 ドイツ語:王領プロイセンおよび都市部の少数派住民が使用していた。外交分野で使われる場合もあった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 06:13 UTC 版)
インド憲法の条文(第343条)において「インドにおける連邦政府レベルでの唯一の公用語はデーヴァナーガリー表記のヒンディー語である」と規定されている。また連邦制を独立以来続けているインドでは、ほとんどの場合(東北地方やカシミール地方など例外を除き)「言語州」という考えに基づき、社会・言語的な区分に応じて州の境界線が引かれている。これら各州の州政府は、州内の地方行政と教育に関してそれぞれ自身の裁量で1つ以上の州公用語を決める自由を持っている。その結果、インド国内では現在多数の言語が各地の州公用語として各州の州政府によって制定されている。 その一方で、同憲法においては第8付則に22言語が列挙されている。この22言語の公的位置づけを直接定義するような明確な記述は、この付則に関連する部分(第344条、および第351条)をはじめ、憲法本文にいっさい含まれていない。複数の条文から総合的に判断して「インド政府の後押しによるその言語の文化的発展が望まれる言語」というように解釈される事が多く、いわば「公用語」未満の曖昧な位置付けながら「公的に認定されている言語」の位置づけにとどまっている。この22言語は決して「インドの公用語」というわけではない、という点に注意が必要である。 両者に関連性がない証拠として、一方で22言語に含まれているサンスクリット語やシンディー語などが国内いずれの州・連邦直轄領の公用語にも採用されておらず、他方で第8付則および憲法全文に明記されていないレプチャ語などがシッキム州の州公用語の一つに採用されていることが挙げられる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 20:48 UTC 版)
EUの公用語は欧州経済共同体(EEC)理事会において規定されている。規則1/1958ではEECにおいて用いられる言語について以下の通り定められている。 ブルガリア語 クロアチア語 チェコ語 デンマーク語 オランダ語 英語 エストニア語 フィンランド語 フランス語 ドイツ語 ギリシャ語 ハンガリー語 アイルランド語 イタリア語 ラトビア語 リトアニア語 マルタ語 ポーランド語 ポルトガル語 ルーマニア語 スロバキア語 スロベニア語 スペイン語 スウェーデン語 EUの公用語の数よりも加盟国の数のほうが多いのはいくつかの言語が2つ以上の国で使われているためである。例えば、オランダ語はオランダとベルギーで、フランス語はフランス、ベルギーとルクセンブルクにおいて、ドイツ語はドイツ、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルクで、ギリシャ語はギリシャとキプロスで公用語とされている。また、英語はイギリス、アイルランド、マルタで、スウェーデン語はスウェーデンとフィンランドにおいても使われている。しかし、同時にアイルランドではアイルランド語が、マルタではマルタ語が、フィンランドではフィンランド語が公用語となっており、各国の言語に対する加盟国内の全体的な比率は関係なくEUの公用語となっている。 さらにすべての加盟国の言語がEUの公用語となってはおらず、たとえばルクセンブルクでは1984年にルクセンブルク語が公用語となり、キプロスではトルコ語が公用語となるが、いずれもEUの公用語にはなっていない。 EUのすべての言語は作業言語 (working language) となっている。ある加盟国の法の管轄を受けている個人や加盟国自体が欧州共同体 (EC) の機関に対して送付する文書は、その送付者が選択した公用語を使用することができる。またその文書の返答に使われる言語も送付した文書と同じ言語で作成される。規則およびそのほか申請文書は24の公用語で表記される。EUの広報誌"Official Journal of the European Union"は24公用語で出版されている。 法令や重要な公文書は全24公用語で作成されるが、重要度の低い文書では必ずしもそうではない。国家当局に対する伝達や特定の個人・団体を対象とした決定や書簡などの文書は必要とされる言語にのみ翻訳される。EU機関では、内部での目的に関しては法令により言語を選択することができる。たとえば欧州委員会では内部での作業を行うさいには英語、フランス語、ドイツ語を使用することができ、すべての公用語を用いるのは公式情報や伝達のさいに限られる。他方、欧州議会では自分の使用する言語で書かれた文書を必要とする議員がおり、そのため最初から複数の言語で書かれた文書でなければならない。非EU機関では全24言語で文書を作成することは法的な義務となっていない。 EUの英語版サイトによると機構の翻訳などの多言語主義政策の維持に毎年11億2300万ユーロがかかり、これはEUの年間予算の1%に相当し、市民1人あたりでは2.28ユーロの負担となっている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 06:43 UTC 版)
「1992年バルセロナオリンピック」の記事における「公用語」の解説
開催にあたり大会の公用語として、カタルーニャ州の公用語であるカタルーニャ語がスペイン語と並んで採用された。開会式・閉会式の入場順はフランス語が用いられている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 21:34 UTC 版)
日本における日本語は法律で制定された公用語でなく、事実上の公用語である。 アメリカ合衆国連邦政府は、法律上公用語を定めていないが、英語が事実上の公用語と見なされている。このような状況との妥協を図るため、連邦政府は、各州政府が公用語を宣言する権利を認めている。 例 ニューメキシコ州 - 英語、スペイン語を宣言(アメリカ合衆国に帰属して以来)。 ルイジアナ州 - フランス語、英語を宣言。 ハワイ州 - ハワイ語、英語を宣言。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/15 07:56 UTC 版)
アラビア語とシリア語が公用語であり、アッシリア現代アラム語は地方言語として承認されている。加えて、各地域・県は、住民投票で過半数を獲得した言語を公用語に指定することができる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:45 UTC 版)
リトアニア語はリトアニア共和国の公用語で、また欧州連合 (EU) の公用語でもある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 06:23 UTC 版)
公用語は標準イタリア語だが、フランスに近接しているためフランス語も使用されることがある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:06 UTC 版)
旧植民地時代から用いられる英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語の他に、以下の言語がアフリカにおいて国家レベルの公用語となっている。 アラビア語:アルジェリア、エジプト、エリトリア、コモロ、スーダン、ジブチ、ソマリア 、チャド、チュニジア、モーリタニア 、モロッコ、リビア ベルベル語:モロッコ、アルジェリア アムハラ語:エチオピア ティグリニャ語:エリトリア ソマリ語:ソマリア、ジブチ ツワナ語:ボツワナ、南アフリカ共和国 スワヒリ語:タンザニア、ケニア、ウガンダ コモロ語:コモロ チェワ語:マラウイ、ザンビア ルワンダ語:ルワンダ。なおルンディ語と関係が深い ルンディ語:ブルンジ。ルワンダ語と関係が深い サンゴ語:中央アフリカ共和国 スワジ語:スワジランド、南アフリカ共和国 マダガスカル語:マダガスカル セーシェル・クレオール語:セーシェル モーリシャス・クレオール語:モーリシャス ソト語:レソト、南アフリカ共和国 アフリカーンス語、ズールー語、コサ語、南ンデベレ語、北ソト語、ツォンガ語、ヴェンダ語:南アフリカ共和国
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:42 UTC 版)
国際民間航空機関(ICAO)の規定に基づき、英語(航空英語)もしくは母語で交信する。実際は国籍にかかわらず英語を使用することがほとんどだが、緊急事態の場合はパイロットの負担を考慮して母語に切り替えることがある。実際、日本航空123便墜落事故ではパイロットの負担を考慮し航空管制官が母国語である日本語の使用を許可し、その後は殆ど日本語での交信となった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/23 17:27 UTC 版)
「バルセロナオリンピック」の記事における「公用語」の解説
開催にあたり大会の公用語として、カタルーニャ州の公用語であるカタルーニャ語がスペイン語と並んで採用された。開会式・閉会式の入場順はフランス語が用いられている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 07:12 UTC 版)
以下の6言語がラテン連合で用いられる公用語とされており、それぞれの言語では“ラテン連合”を以下の様に表記する。 フランス語: Union Latine イタリア語: Unione Latina スペイン語: Unión Latina ポルトガル語: União Latina カタルーニャ語: Unió Llatina ルーマニア語: Uniunea Latină この中でフランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語の4つが作業言語として用いられる。一般に配布される文書はこの4つの言語に翻訳され、一部はカタルーニャ語とルーマニア語にも翻訳される。
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公用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 16:27 UTC 版)
2005年の独立に先立って、南部スーダン自治区(英語版)の暫定憲法 Part 1, Chapter 1, No. 6 (2) において、「英語とアラビア語を高等教育の指導言語および南スーダン政府と州政府の公式な作業言語とする」と宣言された。 独立した新政府は、後にアラビア語を公用語から外して、英語を単独の公用語に選んだ。2011年の南スーダン共和国の暫定憲法Part One, 6(2)では、「英語を南スーダン共和国の公式な作業言語とする」と明記されている.。 フォーリン・ポリシーのLaura Kasinofは、南スーダンがスーダンから距離を置くために英語が選ばれたと書いた。南スーダンは、東アフリカ共同体との関係を深めるために、スワヒリ語を第二の公用語として受け入れることに関心を示している。
※この「公用語」の解説は、「南スーダンの言語」の解説の一部です。
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公用語
「公用語」の例文・使い方・用例・文例
- 公用語
- マダガスカルの公用語はマダガスカル語とフランス語だ。
- セルビアクロアチア語はユーゴスラビアの公用語だった。
- 英語は公用語として世界で最も使われている。
- アルジェリアの公用語は何ですか。
- 会社内の公用語を英語にする。
- 私は、英語が公用語である国の人がうらやましい
- マオリ文化は私たちの間にますます広がり、彼らの言語は公用語の1つになっています。
- モンゴル人民共和国の公用語でハルハ族が話す言語
- 北京で話されている中国の方言だが、公用語となっている
- ビルマの公用語
- フィリピンの公用語
- ロシア公用語のスラブ語
- リトアニアの公用語
- ラトビアの公用語
- ベルギーの2つの公用語の1つ
- 南アフリカ共和国の公用語
- デンマークの公用語であるスカンジナビアの言語
- アイスランドの公用語であるスカンジナビア諸語
- ノルウェーの2つの公用語の1つ
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