スラヴ語派
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スラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。
- ^ Mayer, Harvey E. "The Origin of Pre-Baltic." Lituanica. 37.4 (1991) 57-64.
- ^ Kapović (2008, p. 94 "Kako rekosmo, nije sigurno je li uopće bilo prabaltijskoga jezika. Čini se da su dvije posvjedočene, preživjele grane baltijskoga, istočna i zapadna, različite jedna od druge izvorno kao i svaka posebno od praslavenskoga".)
- ^ [1]
- ^ Hellquist, Elof (1922). "pråm". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- ^ Hellquist, Elof (1922). "torg". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- ^ Hellquist, Elof (1922). "tolk". Svensk etymologisk ordbok (スウェーデン語). Project Runebergより。
- 1 スラヴ語派とは
- 2 スラヴ語派の概要
- 3 分類
- 4 近隣言語への影響
- 5 関連項目
スラヴ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/21 16:51 UTC 版)
スラヴ語、たとえばロシア語では多くの他動詞を接尾辞 -ся (再帰代名詞 себя に由来する;活用により形は少し変わるが常に接尾辞として働く)をつけることで自動詞(ся 動詞)に変換することができる。 たとえば動詞 одеть (着せる)を одеться (着る)に変えることができる。 ся 動詞は動詞の種類にもよるが受動態の代わりにも用いられる。また、-ся は себя の対格に由来しているため、ся 動詞の目的語は決して対格に格変化しない。 ся 動詞にも本質的再帰動詞がある。たとえば смеяться (笑う)に対しては смеять という動詞はない。 なお、ロマンス語やゲルマン語の様に目的語に主語の人称が反映される事は無い。
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スラヴ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/28 07:25 UTC 版)
ロシア語を始めとしてスラヴ語では、多くの動詞が非完結相(不完了体)と完結相(完了体)の対として存在する。形態論的には不完了体に接頭辞を付けて完了体にする、語尾を変える、全く異なる形態を使う、と様々である。完了体には未来形はなく、完了体現在形は意味的には未来となる。 Я читал(а) эту книгу.(私はこの本を読んだ。) Я прочитал(а) эту книгу.(私はこの本を最後まで読み終えた。) 以下はロシア語とポーランド語の非完結相・完結相の表である。各言語の完結相の上の二つ(不定詞・過去)で、冒頭の一文字の太字(ロシア語:с、ポーランド語:z)は完結相を作る接頭辞を表している。非完結相・現在と完結相・未来が対角線で太字になっているのは、語形としてはともに現在形ながら、完結相では意味が「未来」となることを強調している。 ロシア語 ポーランド語非完結相完結相時制非完結相完結相делатьする(do) сделатьする(do) 不定詞 robićする(do) zrobićする(do) я делал私はしていた я сделал私はした 過去 robiłem私はしていた zrobiłem私はした я делаю私はしている — 現在 robię私はしている — буду делать私はしているだろう сделаю私はするだろう 未来 będę robić, będę robił私はしているだろう zrobię私はするだろう 以下はセルビア語で「食べる」の意味の動詞のアスペクトの対照表である。 セルビア語の動詞jesti(「食べる」)のアスペクト対照表非完結相完結相時制Ja sam jeo私はそのとき食べている途中だった Ja sam pojeo私は一度食べた 過去 Ja sam bio jeo私はそのときすでに過去に何度か食べたことがあった Ja sam bio pojeo私はそのときすでに過去に一度食べていた 大過去(pluperfect) Ja ću jesti私は食べているだろう Ja ću pojesti私は一度食べるだろう 未来
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スラヴ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 20:56 UTC 版)
スラヴ語では、能動完了分詞(語尾にLがあるのでL分詞ともいう)にコピュラを付けて過去を表す。ロシア語などではコピュラを省略するのでL分詞自体が過去形となり、過去形が性により変化するという、インド・ヨーロッパ語としては珍しい性質がある。
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「スラヴ語」の例文・使い方・用例・文例
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