方言と統制機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:03 UTC 版)
標準スワヒリ語は1930年にザンジバル方言を元に定められているが、スワヒリ語には多くの方言が存在する。特に20世紀にスワヒリ語使用域が急拡大するのに伴い、白人入植者や各地のアフリカ人との混交から生まれたケニア内陸部のアップカントリー・スワヒリ(内陸スワヒリ)や、コンゴ盆地のコンゴ・スワヒリなどといった新たな方言が生まれた。とくにコンゴ民主共和国のマニエマ地方などで話される方言はキングワナとよばれる。スワヒリ語を統制する機関は1967年に設立されたタンザニアの国立スワヒリ語審議会(Baraza la Kiswahili la Taifa、BAKITA)と、1998年に設立されたケニアの国立スワヒリ語協会(Chama cha Kiswahili cha Taifa、CHAKITA)がある。
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