石高

デジタル大辞泉

いし‐だか【石高】

読み方：いしだか

［名・形動］

１ 《得点の計算に碁石を代用するところから》花ガルタで得点の多いこと。

「いつか直子が一番の—となっていた」〈志賀・暗夜行路〉

２ 道に石が多く、でこぼこしているさま。

「三人は—な道を」〈秋声・縮図〉

こく‐だか【石高】

読み方：こくだか

１ 収穫した米穀の数量。

２ 太閤(たいこう)検地以降、土地生産高を米の量に換算して表示したもの。石盛(こくもり)を基準に確定され、村高や大名・武士の知行高も石高で表示された。

歴史民俗用語辞典

石高

読み方：コクダカ（ｋｏｋｕｄａｋａ）

一定の土地の生産力を、米によって表現する生産高表示方法。

ウィキペディア

石高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/11 06:33 UTC 版)

石高（こくだか）とは、近世の日本において土地の生産性を石という単位で表したもの。太閤検地以降、地租改正まで、大名・旗本の収入および知行や軍役等諸役負担の基準とされ、所領の規模は面積ではなく石高で表記された。また農民に対する年貢も石高を元にして徴収された。

ウィキペディア小見出し辞書

石高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/08 14:12 UTC 版)

「独眼竜政宗 (ゲーム)」の記事における「石高」の解説

その国の米の収入。この値が大きいほど収穫量に影響する。開墾することで上がるが台風や敵の忍者の攻撃で下がってしまう。また戦闘に負けた場合も下がってしまう。

Weblio日本語例文用例辞書

「石高」の例文・使い方・用例・文例

• 江戸時代,武家の表向きの石高という土地生産高
• 領地が広く石高の大きい藩
• 知行地の石高
• 江戸時代,所領地の本来の石高
• 年貢や賦役の基準となる,村の総石高
• 領地の石高の低い藩
• 江戸時代,石高に対する租税率