帝国とは? わかりやすく解説

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てい‐こく【帝国】

読み方:ていこく

【一】皇帝統治する国家。「ローマ—」

【二】大日本(だいにっぽん)帝国」の略。

[補説] 曲名別項。→帝国


ていこく【帝国】

読み方:ていこく

原題、(フランス)L'impériale》ハイドン交響曲53ニ長調通称1778年作曲通称の由来不明


帝国

作者リチャード・フォード

収載図書ロック・スプリングズ
出版社河出書房新社
刊行年月1990.7


帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 03:13 UTC 版)

ウィキポータル政治学


注釈

  1. ^ 出典『大辞林』原文:皇帝の支配する国家[1]。出典『デジタル大辞泉』原文:皇帝の統治する国家[2]
  2. ^ 語源辞典の原文は"territory subject to an emperor's rule"で、14世紀中頃の英単語であり、その語源をさらに遡るとラテン語の「インペリウム」に行き着く(出典は"empire (n.)")。
  3. ^ 帝政ローマは実質的に「帝政」なのにも関わらず、名目的には共和制である。
  4. ^ インペリウムはエンペラーEmperor、「帝王、皇帝」)などの語源でもある。
  5. ^ 現在のオランダ語では"Keizerdom"は、"Imperial Church"を指す言葉になっている。nl:keizerdom
  6. ^ 宮殿を有する都市国家がに先立って存在し(二里頭遺跡)、史書に当てはめれば王朝に相当する。
  7. ^ 上記のように、通常「東ローマ皇帝」「ビザンツ皇帝」などと呼ぶ
  8. ^ これはもともとコンスタンティノポリスの政府が主張していた理念でもある
  9. ^ 日本では古来より国名に関する法が制定された事が一度も無い。日本政府が現在でも使用する国璽(国の印)には「大日本國璽(大日本国)」と彫られている。

出典

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「帝国」の続きの解説一覧

帝国(ダゴン星域会戦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:22 UTC 版)

銀河英雄伝説の歴史上の人物」の記事における「帝国(ダゴン星域会戦)」の解説

ヘルベルト 皇帝フリードリヒ3世三男大公ダゴン星域会戦の帝国側総司令官次期皇位確実視される野心家青年行動力積極性富み、親切で気前良く容姿美男子称され得る。長兄グスタフ病弱次兄マクシミリアン・ヨーゼフは母親下級貴族という中で、知性はともかく、健康も有力貴族後ろ盾問題ないため、次期皇帝の有力候補みなされ叛徒討伐最高司令官抜擢される。しかし、軍事に関して素人同然であり、また、感情家精神が不安定という欠点持ち調子良い時と悪い時の振れ幅極端に大きい。他者から掣肘されることを好まず叔父ステファンからは驕慢児と手厳しく批判される後世ダゴン星域会戦大敗招いた指揮官として知られており、本編中でも戦後の政治劇も含め、名が登場している。 侵攻作戦では終始インゴルシュタット本職軍人たち足を引っ張る幕僚団の半分軍隊経験のないサロン仲間任命するなど、準備段階からして周りの眉をひそめさせ、実際に同盟領への遠征が始まると、ただの移動日々にすぐに退屈して自堕落な生活を送るようになり、しまいには司令部仲間である若い貴族たちとの遊興の場に変えてしまう。さらには興味本位進軍中の事故見学をするなど侵攻計画支障となり、それでいて皇太子であることを憚って誰も苦言を呈さず、是正されないという状況が続く。 同盟軍接触すると、その緒戦勝利に気を大きくして、軍事常識無視した攻勢命令し、さらに地理不案内な敵地不明瞭な命令発するなど味方行動制約混乱与えいっぽう前線旗艦進めて艦隊叱咤兵士鼓舞する姿も見せる。非常識な用兵結果としてリン・パオやトパロウルを焦らせるが、ただ無能なだけと気づかれた後は一方的な展開により、追い込まれていく。その中にあって最善尽くしていたインゴルシュタット責任なすりつけ激怒しさらには稚拙な戦力集中によって敵の包囲網完成させ、「ダゴン殲滅戦」を自ら呼び寄せた形となる。 果敢な部下たちの敵中突破によってかろうじて生還を果たすも敗北衝撃虚脱状態に陥り、そのまま離宮1つ軟禁される。その後去就不明だが、フリードリヒ3世晩年陰謀暗殺横行したとあり、皇位ヘルベルト次の有力候補であった四男リヒャルトではなく皇帝異母兄マクシミリアン継ぎまた、さらにその後皇帝位についたグスタフヘルベルト部下毒殺され、その次に皇位に継いた次兄マクシミリアン同じく何者かの毒で半盲となっている。 ゴットリーブ・フォン・インゴルシュタット ヘルベルト幕僚作戦責任者)。中将用兵熟知した有能な軍人同盟侵攻作戦において、ヘルベルト補佐役となる。同戦役中は、終始ヘルベルト行動悩まされる形となり、かといって諌めることもできず、多大な制約の中で最善尽くそう模索する同盟軍との戦いが始まると、リン・パオ唯一懸念していた戦法取り失敗に終わるが同盟軍動揺与える。その後同盟軍危機に陥れられる機会があったものの、ヘルベルト気まぐれのために予備兵力を確保しておく必要から見逃さざるを得ないなどの事態続いていく。戦役終盤パッセンハイムが彼自身ミス戦死すると、それに対して癇癪起こしたヘルベルトに、衆人環視の前で一方的に無能誹りを受け、さらに階級章をもぎ取られる屈辱を受ける。慎重に行おうとした戦力集中も、ヘルベルト横槍稚拙な行軍となり、結果、敵に捕捉されダゴン殲滅戦」に至る。 戦後衛兵に銃を奪われ自殺すら許されない態となる。神聖不可侵たる皇族であるヘルベルトの罪が問えないため、彼のスケープゴートとして敗戦の全責任なすりつけられた上に、物資横流しや敵に内通していたなど、無能腐敗した上官同僚の罪や瑕疵まですべてインゴルシュタット個人の罪とされてしまう。予め死刑決まっていた法廷において最後まで沈黙を守ると、最期弁護してくれたミュンツァーには深く頭を垂れ銃殺される。 なお、仮に最初からインゴルシュタットのような帝国軍将校指揮とっていたとしても、リン・パオらはむしろ彼のような正統用兵相手想定しており、良くて補給不足の欠乏による撤退追い込まれていたことが作中示唆されるパッセンハイム 艦隊司令中将同盟軍との戦いにおいて史上初の提督級の戦死者味方を敵と、敵を味方誤認するミス犯し味方思った敵艦隊に無防備な右側面を攻撃され損害被った上に、敵と思った味方艦隊から逃げるような命令出して戦死するパッセンハイム戦死純粋な自身ミスであったが、帝国史上初の提督戦死という事実はヘルベルト勘気触れインゴルシュタット理不尽な問責を受けることになってしまう。 オスヴァルト・フォン・ミュンツァー 帝都防衛指令参事官インゴルシュタット被告弁護人中将。後に司法尚書後世晴眼マクシミリアン・ヨーゼフ2世治世下での司法尚書として著名な人物ダゴン星域会戦時は帝都防衛司令部参事官という役職にある軍人インゴルシュタットとは「顔を見るのもいやだ」と日ごろ公言するほど10年来不仲であり、そのために、ダゴン星域会戦敗戦後軍事裁判において、インゴルシュタットすべての責任なすりつけた上層部思惑被告弁護人指名される。ところが、その思惑反して彼の無実訴えた上に、理路整然と彼の起訴罪状矛盾指摘し裁判公正性公然と批判する秘密裁判だったにも関わらず最終弁論述べられ内容外部にも伝わり、「弾劾ミュンツァー」と呼ばれるようになったものの、宮廷と軍首脳忌避を買い、職を解かれた上に名目予備役編入という形で、実質的な辺境への流刑処される6年後に第23皇帝として即位したマクシミリアン・ヨーゼフ2世に見いだされ司法尚書任命され事実上宰相として国政粛正して蔓延していた腐敗一掃を行う。また、同盟征服困難さを「距離の暴虐」と称して同盟領への侵攻計画諌めマクシミリアン・ヨーゼフ2世治世下では侵攻が行われなかった。続くコルネリアス1世にも仕えたものの、コルネリアスは逆に外征積極であったため、最後諦めて職を辞し宮廷から退く(その際元帥号授与される固辞する)。 上記、「距離の暴虐」のエピソードなど本伝外伝にも過去偉人としてしばしば名が登場している。 ステファン・フォン・バルトバッフェル 皇帝フリードリヒ3世異母弟侯爵上級大将皇族だが軍人としての見識にも長ける人物ダゴン星域会戦先立つ同盟侵攻計画御前会議において、ただ一人、純軍事合理的観点から討伐計画反対唱える。特に計画の実行者である甥ヘルベルト野心咎めるが、正論手厳しく批判したがために皇帝不興をも買ってしまう。退役して宮廷からも退いたが、帝国首都への立ち入り禁止男爵への降格領地8割没収という追い打ちかけられ残った領地山荘に籠もって3年後病没する。 侵攻する代わりに回廊内に拠点設けて防衛徹するという戦略案は後にイゼルローン要塞として結実するフリードリヒ3世20代皇帝先帝レオンハルトの甥。 帝国と同盟初め邂逅した時の皇帝。別名:敗軍帝。実子恵まれなかった叔父先帝レオンハルト養子となり、皇位を継ぐ(レオンハルト皇后クリスティーネの強い勧め養子となり、その直後レオンハルト急死したため、皇后不倫関係にあると噂されたという)。4人の息子恵まれるも、長男グスタフ病弱次男マクシミリアン・ヨーゼフは健康・知能共に問題ないが母が下級貴族で、三男ヘルベルトに目をかけていた。 同盟領への侵攻作戦計画し、その司令官上記理由からヘルベルト指名する計画批判する異母弟ステファン更迭するなどしたが遠征結果は、ダゴン星域会戦大敗となってしまい、後世に「敗軍帝」と渾名されることになる。その晩年は明確ではないが、宮廷クーデター極度におそれ、帝国は「暗赤色6年間」と呼ばれる陰謀暗殺テロ横行という社会混乱見舞われた。皇位息子達ではなく異母兄マクシミリアン・ヨーゼフ1世継ぎ政治混乱次男マクシミリアン・ヨーゼフが第23皇帝として即位し腐敗一掃するまで続いた

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「帝国(ダゴン星域会戦)」を含む「銀河英雄伝説の歴史上の人物」の記事については、「銀河英雄伝説の歴史上の人物」の概要を参照ください。


帝国(第2次ティアマト会戦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:22 UTC 版)

銀河英雄伝説の歴史上の人物」の記事における「帝国(第2次ティアマト会戦)」の解説

クリストフ・フォン・ミヒャールゼン 艦隊司令中将男爵伯爵家次男)。ケーフェンヒラーの元上官死亡63歳外伝螺旋迷宮』の重要人物第2次ティアマト会戦以前一時期ケーフェンヒラーが仕えていた元上官で、同会戦から約6年後の帝国暦442年宇宙暦751年)に軍務省内の自身執務室にて何者かに暗殺された高級軍人前線より後方勤務の期間が長く男爵という地位にしては昇進もさほど早く無かった評される。同じクリストフの名であったケーフェンヒラーに好意的に接したため、『螺旋迷宮』において彼はミヒャールゼンの死の真相知りたかったという。 (あくまでケーフェンヒラーの推測という形ではあるが)実はジークマイスターと巨大なスパイ網を築き、アッシュビーの勝利貢献していた反逆者。ジークマイスターのような強い政治的理念無かったが、親族との財産争いなどから貴族社会不信持ち、また自身の手腕を発揮できる場として進んでスパイ網の構築維持取り組んでいた。悪名高き社会秩序維持局健在な中にあって大規模な国家行為隠し通した手腕高く評価されるものの、第2次ティアマト会戦直前頃には証拠はないが軍上層部に感付かれていた。戦後にコーゼルが統帥本部次長となる予定だったため摘発され可能性高まっていたが、そのコーゼルが死亡したこと、その他、高級軍人大量に戦死してしまい軍が人材不足陥ったこと、また捜査察知したミヒャールゼンもスパイ網を冬眠させたことで逃げおおせる。その暗殺にはシュタイエルマルク関与示唆されているが、明確ではない。 ハウザー・フォン・シュタイエルマルク 声 - 中村大樹() 艦隊司令中将外伝螺旋迷宮』の登場人物OVA版での旗艦ヴァナディース少壮戦術家で、巧緻用兵家、また風格ある武人として後世まで名をなす名将貴族出身だが、その才覚人柄貴族嫌いのコーゼルからも高く評価される第2次ティアマト会戦における数少ない生還した将官クラス司令官であり、実際戦闘においても巧妙な用兵によって善戦し同盟軍第5艦隊痛撃与えるなど序盤戦では優勢であったはずの同盟軍強かにやりあうさらにはアッシュビーの策を見抜き総司令のツィーテンに伝令ようとした失敗に終わる。「軍務省にとって涙すべき40分」の後も殿軍務めて味方撤退支援する戦後、アッシュビーの死を知ると、帝国軍全体がその死を異常に祝う中にあって、実名堂々と公表してその死を悼む弔電を送る。こうした行動軍上層部から忌避を買い、その後は、その能力功績にも関わらず最終的に元帥にも帝国軍三長官にもなれず、60歳上級大将軍務次官として退役する。 ケーフェンヒラーの推測では、生前のコーゼルからミヒャールゼンのスパイ網を知らされていたのではないかとされている。また、ミヒャールゼン暗殺事件時に彼と最後に面談した人物シュタイエルマルクであり、暗殺関与した可能性示唆される。 コーゼル 声 - 坂口芳貞() 艦隊司令官大将50歳。ケーフェンヒラーの上官。外伝螺旋迷宮』の登場人物旗艦はディアーリウム。 当時としてきわめて珍しい平民出身大将であり、常に最前線同盟軍戦ってきた歴戦宿将貴族嫌いで剛直な人柄第2次ティアマト会戦直前新たに部下となったケーフェンヒラーを呼び出し、ミヒャールゼンについておかしなところは無いかと問いまた、戦後統帥本部次長となることを何故か明かすなど、謎の多い行動をとる。その後、「軍務省にとって涙すべき40分」において、ジャスパーウォーリックによる巧緻連係による攻勢に耐えきれず戦死する。 ケーフェンヒラーの推測では、ジークマイスターとミヒャールゼンが築いた巨大スパイ捜査中心人物で、会戦直前自身呼び出して意味深長な問いかけをしてきたのも、ミヒャールゼンに尻尾出させる罠だったのではないかとされる結果としてコーゼル自身戦死してしまったことで一時的にミヒャールゼンは追跡の手逃れることができたが、事前に高く評価して信頼していたシュタイエルマルク事情話していたと考えられている。 ウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガー 声 - 川原和久() 艦隊司令官中将。ケルトリングの甥でグレゴール・フォン・ミュッケンベルガーの父親旗艦はクーアマルク。 勇気にもおいても用兵能力においても水準上の人材と評される司令官。しかし第2次ティアマト会戦では事前にケルトリングの遺言として打倒アッシュビーを掲げて私戦様相呈し同僚シュタイエルマルクから、軍の連携損なうものとして批判される戦闘が始まると、突出したところをコープ狙われ集中砲火により戦死。同会戦における帝国側将官級の最初戦死者となる(「軍務省にとって涙すべき40分」における戦死者ではない)。 ケルトリング 声 - 豊川潤() 軍務尚書元帥。ウィルヘルム・フォン・ミュッケンベルガーは甥。 長男次男2人をアッシュビー率い同盟軍との戦いで失い、ことに彼を憎悪し列将を叱咤する会戦直前軍務尚書在任のまま病に倒れ見舞いにきた甥のミュッケンベルガーに「アッシュビーを斃せ!」と呻くように2度繰り返して絶命したという逸話が残る。 ツィーテン 声 - 青森伸() 宇宙艦隊司令長官元帥第2次ティアマト会戦の帝国側総司令官55歳禿頭口髭威厳ある軍人軍務省本省統帥本部といった後方勤務長い人物だが、柔軟性は欠くものの作戦構想力もあると評されこれまで大過なく高級士官としての任を果たし第2次ティアマト会戦でよほどの惨敗さえしなければ次期軍務尚書になると目されている。戦闘中描写はなく、戦後去就不明

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帝国(東の帝国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/03 23:58 UTC 版)

ヴェルガース」の記事における「帝国(東の帝国)」の解説

ハードーンの東に位置する国。世界最大領土を誇る。現在は200歳を越えるという<達人>チャーリスが皇帝として君臨する圧制悪法悪名高いが、実態厳正な法治国家である。他国への侵攻も力押しはせず、政権腐敗進んだ所に侵攻厳正な法の適用住民支持を得るという手法を取る。このため現時点ではハードーン以外への侵攻計画は無いのだが、その拡張主義ゆえに恐れられており、ヴァルデマール各国との同盟を結び昨日の敵であったハードンを援助している。皇帝魔法の素質が必須であり、子に十分な力が無ければ他に候補を何名か選定しその上で最終的な後継者指名する軍事のみならず日常生活多く魔法支えられ魔法帝国である。魔法による情報伝達、<入り口>と呼ばれる転移魔法利用した兵員物資輸送など、魔法支えられ圧倒的軍事力を誇るが、そのため『太陽神司祭』においてハードーン侵攻軍は魔法嵐の影響大きな打撃受けた

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帝国(旧帝国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:52 UTC 版)

異世界食堂」の記事における「帝国(旧帝国)」の解説

王国公国には及ばないものの、それなりに栄えた国だった。

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帝国(名称不明)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:18 UTC 版)

ボボボーボ・ボーボボ」の記事における「帝国(名称不明)」の解説

軍艦の弟のゴイスーがかつて帝王として支配していた国。詳細不明毛の王国4世世代最後まで抵抗していた国とされるため、それより前に滅亡した模様軍艦がこの国の出身であるかどうか不明軍艦水戸市出身)。

※この「帝国(名称不明)」の解説は、「ボボボーボ・ボーボボ」の解説の一部です。
「帝国(名称不明)」を含む「ボボボーボ・ボーボボ」の記事については、「ボボボーボ・ボーボボ」の概要を参照ください。

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帝国

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 11:34 UTC 版)

名詞

ていこく

  1. 皇帝元首とする国家理念的には、上位としての統治者を有さず、下位複数の国家又は政府有し異な民族包摂している。
  2. 大日本帝国の略。

関連語

翻訳


「帝国」の例文・使い方・用例・文例

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