諱
(実名 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 04:21 UTC 版)
諱(いみな)とは、人名の一要素に対する中国など東アジアの漢字圏における呼称である。「忌み名」とも表記される。
注釈
出典
- ^ 顧炎武『日知録』に「生曰名死曰諱」とある。
- ^ 素焼きの器。瓦盆
- ^ 『三国志』魏書25高堂隆伝
- ^ 本居宣長『古事記伝』巻35-11
- ^ 穂積陳重『実名敬避俗研究』 刀江書院、大正15年初版、絶版。口語訳:穂積陳重・著、穂積重行・校訂『忌み名の研究』 講談社、講談社学術文庫 1992年3月10日初版 ISBN 4061590170
- ^ 近代デジタルライブラリー - 実名敬避俗研究 - 国立国会図書館
- ^ 前掲、陳重『忌み名の研究』 p.53-60
- ^ 前掲、宣長 巻3
- ^ 前掲、陳重『忌み名の研究』 p.58-59
- ^ “特集 さなイチ 別冊!インタビュー 時代考証 丸島和洋さん ~豊臣秀吉の残した遺言~”. NHK大河ドラマ『真田丸』. 2016年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月20日閲覧。
- ^ 本来の通字は斯波家氏(初代当主)・斯波宗家(2代当主)・斯波家貞(3代当主)・斯波家兼(初名:時家。3代当主の子で4代当主の弟)・斯波家長(4代当主の長子)などの例から「家」字であったと思われる。
- ^ 小久保嘉紀「将軍偏諱の授与とその認知―相良義陽の事例から―」(初出:『九州史学』173号(2016年)/所収:木下昌規 編『シリーズ・室町幕府の研究 第四巻 足利義輝』(戎光祥出版、2018年) ISBN 978-4-86403-303-9)
- ^ 司教協議会への手紙――「神の名」について - カトリック中央協議会 フランシス・アリンゼ、アルバート・マルコム・ランジス
実名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 04:34 UTC 版)
おもにイタリア人にみられる姓のひとつ。 イーディ・ファルコ - アメリカの女優。 ファブリツィオ・ファルコ - イタリアの俳優。 マーク・ファルコ - イングランドのサッカー選手。
※この「実名」の解説は、「ファルコ」の解説の一部です。
「実名」を含む「ファルコ」の記事については、「ファルコ」の概要を参照ください。
実名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:08 UTC 版)
「相応院 (蒲生氏郷正室)」の記事における「実名」の解説
院号のみ伝わっており、実名・通称ともに不明である。 冬姫(ふゆひめ)の名がしばしば伝記や小説などで採用されているが、この典拠は不明である。和田裕弘は「通常、この姫の名前を『冬姫』とするが、『永禄十二年冬姫』を嫁がせたという記述を誤読したものともいわれる。永禄十二年に『冬姫』が嫁したのではなく、永禄十二年の冬に(信長の)姫が嫁したと解すべきというものである。従うべきであろう。」と述べている。谷徹也は『藩翰譜』の「同じき冬姫を給て」という記述の誤読とし、明治41年(1908年)に刊行された『国史大辞典』の記述によって広く世間に広まったとしている。
※この「実名」の解説は、「相応院 (蒲生氏郷正室)」の解説の一部です。
「実名」を含む「相応院 (蒲生氏郷正室)」の記事については、「相応院 (蒲生氏郷正室)」の概要を参照ください。
「実名」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の小説ではサド役の女性が実名で描かれ、ゴシップになった。
- 彼は実名よりも雅号で通っている
- 身分の高い人の実名
- 実名を隠す必要があるときなどに仮につける名まえ
- 昔,上流階級の男子が元服後に用いた実名
- 二合体という,実名の二字の字画を組み合わせた花押
- 元服に際して新たに付ける実名
- 元服に際して新たに付ける実名に使う漢字
- 犯罪報道で被疑者,被告を実名で報道する主義
- 実名
- 参加するには実名を公開しなくてはならないため,人々は当初,フェイスブックが日本で受け入れられるかどうか疑問に思っていた。
- ユニクロの柳(やな)井(い)正(ただし)会長兼社長は「実名だと,信頼性の高い情報交換ができる。」と話した。
実名と同じ種類の言葉
- >> 「実名」を含む用語の索引
- 実名のページへのリンク