殷
殷
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殷(商)(紀元前1600年頃 - 紀元前1050年頃、筆跡) 殷王朝は紀元前1600年頃、初代の湯王に率いられて河南省の黄河流域に成立し、周辺の小勢力を支配下におさめ、次第に大国化していった。そして、19代・盤庚が都を河南省安陽(殷墟)に遷してから大いに勢力を振るい、30代・帝辛まで続いた。甲骨文はこの時代の後期の遺物である。甲骨文に次いで古いものに殷代の金文がある。金文とは青銅器の銘文で、周代のものが一番多い。
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殷
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紂王(ちゅうおう) 声 - 松田佑貴 / 浪川大輔 / ミュージカル - 瀬戸祐介(目覚めの刻) 殷王朝の第30代王。文武共に優れた賢君であったが、女癖が悪い点を妲己に突かれ、以来ふぬけた昏君(フンチュン)と化し、妲己に操られたまま悪政を続け民を苦しめる。一人称は「予」。 妲己の改造により外見は年齢に反して非常に若々しく、その力は飛虎さえも圧倒した。牧野の戦いでは、最初は子供の姿で登場。矢に射られれば矢が刺さらないほど硬くなり、馬に追われれば馬より速く走れるようになるという「殷王家の力」の全貌を見せ、攻撃される毎に強化されていき、凄まじい強さで楊戩ら崑崙の道士たちを圧倒した。完全に人外の化け物と化したが、自らを王と見るものが誰一人居ないという事実に愕然とし、妲己の不在もあって誘惑の術が解けて理性を取り戻した。自分にはもはや王の資格が無いと悟り、戦意を喪失。城へ戻って周軍に城を明け渡す。 本心から妲己が好きだったらしく、最期まで彼女を思いながら殷の民の目前で武王の剣に討たれ、封神された。 『仙界伝』でも妲己の改造を受け、巨大な化け物のような姿になり殷を壊滅させた。殷洪の姿を見て自我を取り戻し、妲己に反旗を翻すが妲己により封神される。 原作における紂王も仙人を圧倒する力を持つが、人間にしてなぜそのような力を持つ理由については言及されていない。 殷郊(いんこう 『仙界伝』ではインチャオ) 声 - 鶴野恭子→輝山新 / ミュージカル - 長江崚行(開戦の前奏曲) 宝貝:番天印(ばんてんいん) 紂王の第一子。殷の皇太子。一人称は「僕」。母親が自殺をしたのち立場が危うくなり、朝歌脱出を試みるが、護衛を名乗っていた方弼、方相によって窮地に陥り、太公望に助けられる。民と父親を見捨ててきたことを申公豹に激しく責められるが、元始天尊が仲裁に入り、仙人界で広成子の弟子として修行する。それ以降も申公豹の言葉が頭から離れず下山後、殷の王太子として太公望らと敵対する道を選択する。押印(ロックオン)した者を追尾ビームで100%殺傷する宝貝・番天印を持つ。太公望との戦いの最中、弟を討ったことに錯乱しその隙を突かれて太公望により封神される。享年18。 『仙界伝』では黄飛虎と決闘を演じ、悲しい最期を遂げた。 殷洪(いんこう 『仙界伝』ではインホン) 声 - 豊島まさみ→茉雪千鶴 / ミュージカル - 田口司(開戦の前奏曲) 宝貝:陰陽鏡(おんみょうきょう) 紂王の第二子。殷郊の弟。一人称は「僕」。兄と同様に太公望に助けられ、仙人界に入った。赤精子の弟子。妲己を倒し父を救うことで崑崙への義理と民への責任を果たそうと考えている。崑崙を裏切った兄を説得するが、太公望と兄の戦いの最中、兄の攻撃から太公望をかばって封神される。 『仙界伝』では成長後は漫画よりも大人びた性格をしている。無数の鏡で光線を反射させ攻撃する宝貝・陰陽鏡を使う。陰陽鏡の真実を映し出す特性で喜媚を撃退するも、妲己には通用しなかった。 姜妃(きょうひ) 声 - 三浦七緒子 殷郊・殷洪の母親。元は紂王の正妻であったが、妲己にその座を奪われる。その後、牢獄に入れられ自害し封神された。 『仙界伝』ではデザインが一新され、扱いも大きく変わった。 梅伯(ばいはく) 殷の上大夫。乱れる国を憂い紂王を昏君と諫言するが、処刑される。 商容(しょうよう) 聞仲が呼び戻した政治のエキスパート。原作では非常に出番が多いが、漫画版では数えるほどしか登場しない。 比干(ひかん) 聞仲が呼び戻した政治のエキスパート。 朱氏(しゅし)、朱妃(しゅひ) 声 - 高山みなみ(ゲーム版) / 名塚佳織 約300年前、聞仲のライバルだった女性。一人称は「アタイ」。その後、当時の王に気に入られ第二王妃となるが、当時の殷は弱く度々他国(羌族)に攻め入られていて、その戦争のさなか命を落とす。絶命間際、自分の子を聞仲に託した。
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