陸奥国とは? わかりやすく解説

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みち‐の‐くに【陸奥国】

読み方:みちのくに

みちのく」に同じ。

「むかし、男、—にすずろに行きいたりにけり」〈伊勢一四


むつ‐の‐くに【陸奥国】

読み方:むつのくに

陸奥[一]


陸奥国

読み方:ムツノクニ(mutsunokuni)

旧国名現在の福島県宮城県岩手県青森県


陸奥国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 05:40 UTC 版)

陸奥国(むつのくに)は、かつて存在した令制国の一つ。東山道に属する。現在の福島県宮城県岩手県青森県秋田県の一部(鹿角郡)。等級区分で大国の一つ。


注釈

  1. ^ (ちんかん)鎮守府の鎮守将軍・副将軍・軍監・軍曹などの官職
  2. ^ 12世紀にはすでに遺構が存在することが国立歴史民俗博物館などの調査によって知られている。
  3. ^ 階上を「しなのえ」と読んで宮城郡の一部とする説もある。気仙郡の旧称だとする説では「はしかみ」と読む。

出典

  1. ^ 本居宣長『古事記伝』20巻(筑摩書房『本居宣長全集』第10巻449-450頁)。
  2. ^ 高橋富雄『蝦夷』190頁。
  3. ^ 保田光則『新撰陸奥風土記』歴史図書社、1頁。
  4. ^ 大子町の歩みホームページ
  5. ^ 鐘江宏之「七道制と日本の律令制国家運営」『律令制諸国支配の成立と展開』(吉川弘文館、2023年) ISBN 978-4-642-04672-5 P186-187・191.
  6. ^ 今泉隆雄「律令国と蝦夷」55ページ(渡辺信夫・今泉隆雄・大石直正・難波信雄『宮城県の歴史』山川出版社 1999年3月)
  7. ^ 『みちのくの都 多賀城・松島』、『中世陸奥国府の研究』所収の諸論文による。
  8. ^ 豊田武・編『東北の歴史』上巻91頁(工藤雅樹・執筆「多賀城」)。
  9. ^ 大塚徳郎「古代および中世の宮城県」、『宮城県の地理と歴史』第2巻71頁。
  10. ^ a b c d e 『仙台市史 通史編2 古代中世』(仙台市史編さん委員会 2000年) P.237-P.244
  11. ^ 『せんだい 歴史の窓』(菅野正道 著、河北新報出版センター、2011年10月30日 ISBN 978-4-87341-262-7) P.75-77
  12. ^ 『類聚国史』
  13. ^ 『文徳天皇実録』
  14. ^ 『中世諸国一宮制の基礎的研究』 中世諸国一宮制研究会編、岩田書院、2000年、pp. 306-310。


「陸奥国」の続きの解説一覧

陸奥国(現:東北地方の主に太平洋側)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 02:44 UTC 版)

初夜権」の記事における「陸奥国(現:東北地方の主に太平洋側)」の解説

花嫁が「自分親族中の未婚青年通じてから華燭の式(かしょくのしき、結婚式)を挙げ花婿その後において専占」できる風習があった(中山)。

※この「陸奥国(現:東北地方の主に太平洋側)」の解説は、「初夜権」の解説の一部です。
「陸奥国(現:東北地方の主に太平洋側)」を含む「初夜権」の記事については、「初夜権」の概要を参照ください。

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陸奥国

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:54 UTC 版)

固有名詞

むつのくに、りくおうのくに)

  1. むつのくに日本旧国令制国)のひとつ。現在青森県岩手県宮城県福島県秋田県北東部にあたる。
  2. (りくおうのくに)明治維新後に明治政府から1.陸奥国陸中国陸前国岩代国磐城国五つ分裂させた内のひとつ。現在の青森県岩手県二戸郡にあたる。

「陸奥国」の例文・使い方・用例・文例

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