三省堂 大辞林 |
ちくかん 0 【竹簡】
ちっかん ちく― 0 【竹簡】
ウィキペディア |
竹簡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/12 15:14 UTC 版)
竹簡(ちくかん)は、東洋に於いて紙の発明・普及以前に書写の材料として使われた、竹で出来た札(簡)。木で作られたものを木簡という。極特殊な例として、封禅の為に玉で作成した「玉簡」も用いられた。公式文書では通常長さは一尺。紙普及後も、紙の代用として、或いは荷札などの標識として長く用いられた。
簡をバラバラにならないよう紐で纏め、編む事を「書を編む、編集」といい、編まれた簡を「一編の書」といい、編まれた書を巻いたものを「一巻の書」という。また簡を紐で束ねたものを「一冊」とする。冊(册)は板(簡)を紐で束ねた象形文字である。因みに板を束ねた(並べた)構造物を「柵」という。
竹簡が利用されたのは古代の事ではあるが、故事、成語などの中では書写素材としての竹簡は健在である。孔子が本を繰り返し読んで、綴じた革ひもが3回切れた故事から、本を熟読する事を「韋編三絶」というが、これは簡を編んだ紐が切れたのであって、簡を綴じた革ひもが切れたわけではない。歴史に名を留める事を「名を竹帛に垂れる」というが、名が竹簡や絹に記され、残る事を表現した物である。小役人を刀筆の吏、というがこの「刀」は簡を作ったり、削って文字を訂正する為の小刀である。
紙の普及に伴い、中国では東晋の桓玄の命に依って公の場から竹簡が排除されたと言われている。だが、代わって竹で作られた紙である竹紙が作られて現在も一部分野で用いられている。
- 1 竹簡とは
- 2 竹簡の概要
固有名詞の分類
「竹簡」の用例一覧
桑原隲藏 秦始皇帝 (青空文庫)
禁令發布後三十日以内に官省に差出さしめて、之を燒棄した。 (ニ)朝廷所屬の博士は、如何なる書籍を所藏しても差支ない。 故に民間一般の書籍を燒棄したのは事實であるが、煩雜なる古文を竹簡に漆で書いて、書籍を作つた當時のこととて、書籍...
www.aozora.gr.jp/cards/000372/files/3412_14880.html
内藤湖南 支那目録學 (青空文庫)
の書で編輯の工合の亂雜になつてゐるものは、彼の考で一一新たに正して分類したことを書き、その分類の仕方を擧げてゐる。さうしてその校正が終ると、皆「殺青す、書繕寫すべし」と書いてある。殺青すといふのは、即ち竹簡に書くことである。昔の説では、殺青...
www.aozora.gr.jp/cards/000284/files/2938_23816.html
支那に於ける史の起源 (青空文庫)
時に通用して居りました文字は今日で申せば隸書でありますが、其の讀みにくい古文をその當時通用の文字に改めた書が最初に行はれた、それを今文の易とか、書とかといひます、其後王莽が勢力を得ました頃から古文の學問が流行つて參りました、それは孔子の家の跡から古い竹簡...
www.aozora.gr.jp/cards/000284/files/2609_4360.html
竹簡に関係した商品
- ◆竹簡制作用竹片バラ売りバラ竹片1010本以上をご希望の方◆603804s 竹簡用竹片(長さ324*厚さ1mm)バラ売り 101本以上 竹幅選択書道用品通販 筆墨硯紙の書道洛
- 【書道隷書手本】二玄社 中国法書選 10 木簡・竹簡・帛書[漢・晋/隷書]書道 篆刻 写経用品「弘梅堂」
- ◆二玄社◆801210 中国法書ガイド 10:木簡・竹簡・帛書 A5判68頁書道用品通販 筆墨硯紙の書道洛