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三省堂 大辞林

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ちょうじ ちやう― 1 【丁子/丁字】

(1)フトモモ科常緑高木マルク諸島原産アフリカ東南アジア栽培される。油点多く芳香がある。花は筒状白色四弁香りが強く、頂に多数つく。(つぼみ)を干したものを丁子・丁香あるいはクローブといい、香料として珍重される。また花柄などから丁子油をとり、香料薬用とする。

(2)家紋の一。丁子の実をかたどったもの。
(3)ジンチョウゲ俗称。[季]春。
(4)丁子油」「丁子頭(がしら)」の略。
(5)刃文の一。丁子菊に似たにぎやかな乱れ刃


刀剣用語解説集

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丁子(ちょうじ)

丁子乱刃などと表現される丁子とは、その形が丁子の実に似ているところからの呼称。丁子は熱帯産の常緑高木フトモモ科に属し、乾燥させたものは丁香と呼ばれ、古来より上流社会でその高貴香りが貴ばれた。また沈丁花(丁子花)のも同じような形をしており、そこからの命名であるという説もある。


薬用植物一覧

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チョウジ

チョウジ
科名 フトモモ科
別名: クローブ
生薬名: チョウジ(丁子)
漢字表記 丁子
原産 モルッカ諸島ニューギニア
用途 チョウジ「丁子・丁字」は乾燥させたものです。消化促進・駆風に用いられ、防腐作用ありますスパイスとして有名で、クローブの名前で流通しています。
学名: Syzygium aromaticum Merr. et Perry
   


植物名辞典

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地名辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

丁子

読み方:ヨウロゴ(yourogo)

所在 千葉県香取市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。


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丁子

読み方
丁子ちょうじ
丁子ていし
丁子ようろご
丁子よおろし
丁子よぼこ
丁子よぼろび


ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

クローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/15 03:13 UTC 版)

(丁子 から転送)

クローブ
Syzygium aromaticum - Köhler–s Medizinal-Pflanzen-030.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: フトモモ目 Myrtales
: フトモモ科 Myrtaceae
: フトモモ属 Syzygium
: クローブ S. aramaticum
学名
Syzygium aromaticum
和名
クローブ、チョウジ、チョウコウ
英名
Clove

クローブSyzygium aromaticum、syn. Eugenia aromatica、英:Clove)は、フトモモ科の植物。またその開花前の花蕾を乾燥させた香辛料の名。

インドネシア(モルッカ群島)が原産。日本では丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)とも呼ばれる。

目次

概要

熱帯多雨原産の中高木であり常緑樹。種子から発芽し20年ほどで10メートルほどの高さに成長する。作物としてのクローブは7~8年目頃から収穫が可能である。

おもにインドネシアザンジバルスリランカモーリシャスマダガスカルペナンドミニカなどで栽培されている。 肉料理によく使われるが、他の香辛料とブレンドして使用することが多い。

クローブの花蕾はに似た形をしているため、中国では「釘」と同義の「丁」の字を使って「丁香」「丁子」の名があてられ、フランス語では釘を意味する Clou と呼ばれ、英語の Clove もこれを語源とする。

非常に強い香気を持っているので、百里香という別名もある。

特徴的な香気成分はオイゲノール (Eugenol)。ゴキブリがこの香りを嫌うのでゴキブリ除けとしても使用されることがある。またクローブの精油(丁子油)は日本刀のさび止めにも用いられた。

生薬としての花蕾を丁子(ちょうじ)または丁香(ちょうこう)ということもあり、芳香健胃剤である(日本薬局方にも収録されている)。漢方では女神散、柿蒂湯などに使われる。インドネシアインドでは丁子油で香りを付けたタバコもある。→ガラム

熱帯多雨の地域が原産であり、温室で十分に管理すれば栽培は可能であるが、露地植えでの商業栽培に適する地域は限られる。収穫は年2回(春・秋)で熱帯の最も暑い時期。花弁は本木の高い場所になるため、かつては高い作業やぐらをたて手摘みしていた。これが商品の価格の高さにも反映している。現在では枝や葉からもクローブオイルが抽出できるため、作業者が直接クローブの木にのぼり枝ごと切り落とし作業する[1]

歴史

インドや中国では紀元前から殺菌・消毒剤に使われていた。シリアでは紀元前1721年内外の陶器の壺の中からクローブが発見されている[2] 。古代中国では臣下が皇帝の前に出るときにはクローブを口に含んだという記録がある。ヨーロッパには中国商人がなどと共にセイロン島経由でもたらし、6~7世紀頃には貴族の間で珍重されるようになる。古くは原産地でクローブの価値が把握されておらず、そのため中国商人たちが長く原産地を秘匿したまま交易商品として取り扱っていた。大航海時代になるとコショウナツメグとともにスパイス貿易の中心的な商品となり一般にも出回るようになった。西欧がクローブの原産地をようやく「発見」したのは1511年のポルトガル人ダブリューとセラーノのバンダ島発見以降である(ブルネイの歴史)。

日本にもかなり古く、5~6世紀には紹介されていた。 正倉院の宝物のなかにも当時輸入された丁子がある。


  1. ^ 在タンザニア日本国大使館「ザンジバルのクローブ生産」
  2. ^ Turner, Jack  (2004). Spice: The History of a Temptation. Vintage Books, xv. ISBN 0-375-70705-0. 


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