何事

デジタル大辞泉

なに‐ごと【何事】

読み方：なにごと

１ どのような事柄。どんなこと。「—によらず命令に従う」「突然の銃声は—か」

２ （多く「も」を伴って）あらゆること。万事。「—も辞さない」「—も運を天にまかせる」

３ （相手をとがめる気持ちで）どうしたこと。なんということ。「こんなことで弱音を吐くとは—だ」

４ 不定の事柄をさしていう語。なになに。

「—の式といふ事は、後嵯峨の御代までは言はざりけるを」〈徒然・一六九〉

博多弁辞典

なんごと【何事】

方言	意味・解説
なんごと【何事】	なぜ～？〔非難の意を含む〕

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

何事

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:17 UTC 版)

名詞

なにごと【何事】

1. どんなこと。どんな事情、事態、要件。多く不審や驚き、不快などの語気をともなう。
   • こんな夜更けに何事ですか。
2. （「も」をともなったり、「〜によらず」などの形で）あらゆること。
   • 何事にも熱心だ。
   • 何事も神のおぼしめし。
3. （とがめる意で用いる）どうしたこと。なんということ。
   • 弱音を吐くとは何事だ。

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「何事」の例文・使い方・用例・文例

• だれも努力なしには何事も成し遂げられない
• 一体何事だ?
• 何事も中途半端にやるな
• 無事に，何事もなく
• この町の警察は何事にも無関心だ
• そのお祭りは何事も無く終わった
• 何事にも積極的な態度をとるようにしなさい
• 私は何事にもめげない，決してくよくよしない
• 一体これは何事ですか
• 何事も上手くいくと考えている
• 何事も経験が必要だということです。
• なぜ、あなたは何事にも全力を尽くすのですか？
• 私もこの女の子たちのように何事も諦めず、強い意志を持って生きて行きたい。
• これからは何事にも最後まで諦めないようにしたいです。
• 私はあなたたちに何事も無くてよかった。
• 何事にも全力を尽くすつもりだ。
• 彼は何事にも石橋を叩いて渡る。
• 何事も考えすぎてしまう。
• 彼女を救うために何事もできませんでした。