銃声とは? わかりやすく解説

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じゅう‐せい【銃声】

読み方:じゅうせい

銃を発射したときに出る音。


銃声

作者伴野朗

収載図書習性法則
出版社朝日カルチャーセンター
刊行年月1994.3


銃声

作者真木健一

収載図書微熱夏休み
出版社角川書店
刊行年月1995.5


銃声

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第2巻 短篇 2
出版社新潮社
刊行年月1995.6


銃声

作者都筑道夫

収載図書女を逃すな―都筑道夫コレクション
出版社光文社
刊行年月2003.12
シリーズ名光文社文庫


銃声

作者阿刀田高

収載図書風の組曲
出版社潮出版社
刊行年月2004.9

収載図書こんな話を聞いた
出版社新潮社
刊行年月2007.9
シリーズ名新潮文庫


銃声

作者佐瀬喜市

収載図書自選短篇集
出版社岩波ブックセンター(製作)
刊行年月2006.10


銃声

作者P.J.パリッシュ

収載図書殺し二人別つまで
出版社早川書房
刊行年月2007.10
シリーズ名ハヤカワ・ミステリ文庫


銃声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 03:57 UTC 版)

艦砲の発射の瞬間。大きな砲声が発生する

銃声(じゅうせい)とは、を発射した際に生じる爆発音のこと[1]。発射する銃によって銃声は異なる。大砲の場合、砲声(ほうせい)と呼ぶ場合もある[2]

詳細

爆発音の理由

現代の弾丸を発射するには、まず、銃身の根元の薬室と呼ばれる部分に、弾薬カートリッジ)を装填し、遊底と呼ばれる部品で蓋をする。だいたいの場合、遊底には穴が開いており、撃針という針のような部品が通っている。 次に、撃鉄と呼ばれる部品を起こす[3]。 撃鉄は、ばねによって常に撃針に向かって倒れようとしているが、撃鉄を完全に起こすと、シアという部品によって倒れないように保持される。 銃の引き金を引くと、シアを動かして撃鉄を開放し、撃鉄がばねの力で撃針を打つ。撃針は、弾薬の底部の雷管を打って発火させ、これをきっかけに火薬(発射薬/ガンパウダー)が燃焼して、高温高圧の燃焼ガスが発生する。

発生した高圧のガスは急激に膨張して、カートリッジ先端の弾丸を銃口から高速で押し出すと同時に、外部に放出される。このときに、非常に大きな破裂音が発生する。 ほかにも、たとえばリボルバー形式の銃の場合は、薬室と銃身の間に「シリンダーギャップ」と呼ばれる隙間があり、ここからも高圧のガスが噴出する。 自動火器の場合は、弾丸の発射後、自動的に遊底が解放され、薬室から薬莢が抜き出され、排莢口(エジェクションポート)から排出されるが、このときにも圧力の低下したガスの一部が放出される。

このように、火薬の燃焼によって発生した高圧のガスが、ほとんどは銃口から、一部はそのほかの場所から放出されることによって、破裂音が発生するのである。

一方、銃口から押し出された弾丸は、目標(あるいはそれ以外)に向かって飛行する。弾丸の速度が音速を超えていると、衝撃波が発生し、これが原因となって非常に大きな音が発生する。これも「銃声」の一部となっている。

サプレッサーは、火薬の破裂音を抑制するためのものであり、衝撃波による破裂音は抑制できない。そのため、サプレッサーに対応した亜音速[4]を使用することがある。

騒音レベル

人間がを感知したときに痛みを感じるしきい値は130dBであるのに対して一般的な拳銃の発する銃声が140-170dBであるため、耳栓などを装着する事によって115dB以下に下げられる。

合図としての利用

水泳徒競走などといった複数の人がタイムを競い合う競技では、スタートの合図として実弾を使用しないスターターピストルなどが用いられる。

参考文献

  • 床井雅美『軍用銃辞典』並木書房、2005年、ISBN 4-89063-187-9、p.47. PSSサイレンサーピストル, p.126. モデルAS消音アサルトライフル, p.233. モデルVSSサイレンサースナイパーライフル

関連項目

脚注

  1. ^ 銃声』 - コトバンク
  2. ^ 砲声』 - コトバンク
  3. ^ ハンマー式の場合。ストライカー式の場合にはハンマーがないが、ここには詳細は記述しない。銃の部品拳銃なども参照のこと
  4. ^ 実例:9x39mm弾

「銃声」の例文・使い方・用例・文例

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