トロヤ群とは? わかりやすく解説

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トロヤ‐ぐん【トロヤ群】

読み方:とろやぐん

小惑星の分類の一。ある惑星公転軌道上にあり、太陽惑星を結ぶ線に対して60離れた位置分布するもの。ふつう木星公転軌道上の小惑星指し木星のトロヤ群ともいう。天体力学的に安定ラグランジュ点L4L5付近として知られる


トロヤ群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 03:08 UTC 版)

トロヤ群(トロヤぐん、英語:Trojan asteroid)は、惑星公転軌道上の、太陽から見てその惑星に対して60度前方あるいは60度後方、すなわちラグランジュ点L4・L5付近を運動する小惑星のグループである。またこれにちなみ、L4・L5の両ラグランジュ点は特に「トロヤ点」と呼ばれる。




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トロヤ群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 08:27 UTC 版)

月以外の地球の衛星」の記事における「トロヤ群」の解説

地球太陽ラグランジュ点L4存在する小惑星 2010 TK7 は、発見されている唯一の地球のトロヤ群小惑星である。L4L5ラグランジュ点基本的に安定であるが、実際に他の惑星重力影響ラグランジュ点中心にふらふらと移動する。そのため、この点に存在するトロヤ群小惑星は、地球から見るとループを描くように回転して見える。なお、準衛星とは異なり見かけ上の位置地球周り公転しない。 詳細は「2010 TK7」を参照 なお地球と月ラグランジュ点のうち、L4L5にはコーディレフスキー雲という塵の雲があり、月と一緒に公転しているという説がある。仮に存在すれば2010 TK7とは異なり真に地球公転している衛星と言える。しかし、コーディレフスキー雲存在するという証拠は現在なく、仮に存在して明確な固体表面を持つ天体ではない。2018年11月ハンガリー研究チームは、L52つの塵の塊を確認した報告している。 詳細は「コーディレフスキー雲」を参照

※この「トロヤ群」の解説は、「月以外の地球の衛星」の解説の一部です。
「トロヤ群」を含む「月以外の地球の衛星」の記事については、「月以外の地球の衛星」の概要を参照ください。

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