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そんごくう 【孫悟空】

中国明代長編小説西遊記」の主人公觔斗雲(きんとうん)に乗って十万八千里を飛ぶ大神通力持ち天上界押しかけて大暴れするが、釈迦如来法力五行山の下敷きにされる。のち三蔵法師助け出されてその供をし、多くの困難を克服してインドから経典もたらす


映画情報

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孫悟空

原題:
製作国:日本
製作年:1959
配給:
スタッフ
監督:山本嘉次郎 ヤマモトカジロウ
製作:田中友幸 タナカトモユキ

宇佐美仁 ウサミヒトシ
脚本:村田武雄 ムラタタケオ

山本嘉次郎 ヤマモトカジロウ
撮影:小泉一 
SFX:荒木秀三郎 

有川貞昌 アリカワサダマサ

渡辺明 ワタナベアキラ
特撮監督:円谷英二 ツブラヤエイジ
音楽:団伊玖磨 ダンイクマ
美術:北猛夫 キタモリオ
録音:藤縄正一 
照明:大沼正喜 
キャスト(役名
市川福太郎 イチカワフクタロウ (三蔵法師
三木のり平 ミキノリヘイ (孫悟空)
千葉信男 チバノブオ (猪八戒
中村是好 ナカムラゼコウ (沙悟浄
団令子 ダンレイコ (ポン
小杉義男 コスギヨシオ (悪魔大王
由利徹 ユリトオル (金角大臣
中田康子 ナカタヤスコ (銀角大臣
南利明 ミナミトシアキ (大臣
天本英世 アマモトヒデヨ (書記官長
藤村有弘 フジムラアリヒロ (料理先生
横山道代 ヨコヤマミチヨ (伝令スットンベエ)
中田康子 ナカタヤスコ (美女鬼蜘蛛アラクネ
三田照子 ミタテルコ (三蔵法師の母)
藤田進 フジタススム (王祥
藤木悠 フジキユウ (剣士チクジン)
広瀬正一 ヒロセショウイチ (土人酋長
八千草薫 ヤチグサカオル (翠
大川平八郎 オオカワヘイハチロウ (翠の父)
一の宮あつ子 イチノミヤアツコ一ノ宮敦子 (翠の母)
徳川夢声 トクガワムセイ (紙芝居親爺
土屋詩朗 ツチヤシロウ (侍従
若林一美 ワカバヤシカズミ (角が化け小娘
野口ふみえ ノグチフミエ (姉)
解説
西遊記』から、村田武雄山本嘉次郎脚本執筆、「東京の休日(1958)」の山本嘉次郎監督したもので、特撮技術使い動画手法併用してファンタジックな味を出そうというもの。撮影は「すずかけの散歩道」の小泉一
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
今から二千年ほど昔の話である。唐の都・長安は、飢餓疫病がつづき、荒廃した。帝は天竺にある三蔵経を預ってきて祈れば国の苦しみもなおると考えた。使者には玄奘という少年が選ばれた。帝は彼に三蔵法師の名を与えた。国境から先は山賊がいて危険だと、警備隊長の王祥がついてきた。彼は山賊から三蔵をかばいながら死んだ。観音様使いポン現れ生き残った三蔵五行山へ導いた。三蔵お釈迦様から岩に五百年とじこめられていた孫悟空を助けお供にする。悟空は翠という娘にしつこくいどむ豚の化物こらしめた。八戒という名を与えお供にした。流沙の渡では河童化物お供自分願い出た。天竺につき、人間の姿にかえりたいという。悟浄と名づけられた。氷河の峠を越えると、悪魔の国になる。悪魔たちは仏の申し子の肉を食えば一万生きられると待ちかまえていた。金角洞窟寺院に変え、一行をとめてやり、三蔵釜ゆでにしようとした。悟空化け三蔵助けた。砂漠で黒い大旋風三蔵をさらっていった。銀角のしわざである。さらにポン化け悟空たちをたぶらかそうとするが、悟空地下室から蜘蛛にされた三蔵助けだす。こんどは角が小娘化け花輪にギ装しの首カセ三蔵にかけようとした。悟空次々と現れ角の化けた女を打ち殺した。三蔵がたとえ悪魔でも殺してはならぬとしかった。悟空怒り自分の山へ帰った。悪魔大王市長化け三人ホール招き人間椅子へかけさせ、捕えた。ポン知らせで、悟空かけつけ釜ゆで直前三蔵たちを助けた。が、彼は大王毒気対抗して最後一本まで毛を抜いてしまったので、倒れたのだ。そのとき八戒洞窟天井掘り抜き太陽が射しこんだ。大王たちは溶けてしまった。三蔵悟空の死を嘆いた。ポン観音様気付を持って現れた。それで、悟空人間になって生き返った。人の役にたったからである。−−天竺さしかかる峠についた。ポン歌声三蔵法師たちを導くように響いた。


歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

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孫悟空

読み方:ソンゴクウ(songokuu)

初演 明治2.7(大阪天満芝居)



ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

孫悟空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/21 12:08 UTC 版)

西遊原旨の挿絵より

孫 悟空(そん ごくう、繁体字: 孫悟空; 簡体字: 孙悟空; ピン音: Sūn Wùkōng; ウェード式: Sun1 Wu4-k'ung1; 粤ピン音: syun1 ng6 hung1)は、中国の四大奇書小説『西遊記』の主要登場キャラクター[1]の一人である上仙。今も崇拝される道教の神でもあり、香港をはじめ、台湾や東南アジアでは一般に斉天大聖せいてんたいせいの号で呼ばれ、信仰されている[2]。別名は孫行者

元代の『西遊記』(最古とされる)のあらすじを収録した朝鮮の書『朴通事諺解』(1677年)には孫吾空として登場する。また、齊天大聖の登場する主な雑劇(説話)は以下のとおり。これら先行する各種作品をうけて代に100回本としてまとめられ集大成したもの[3]が分量が多すぎたため、代には整理簡略された簡本のうち康熙33年(1694年)刊行の『西遊真詮』が比較的よくみられる『西遊記』である。

  • 西遊雑劇(戯曲)
  • 斉天大聖(戯曲)
  • 八仙過海



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  1. ^ 大鬧天宮の話などでは主人公であり、京劇などでは最も重要な役とされる
  2. ^ 齊天大聖” (中国語(繁体字)). 2009年7月23日閲覧。
  3. ^ 100回本の作者として、中国では魯迅による呉承恩説があるが、日本の研究者(太田辰夫・中野美代子ら)は根拠に乏しいとして否定的である。中野は100回本を成立させた「作者」が複数存在する可能性も指摘している。
  4. ^ a b 『西遊記』における世界観では、世界は「東勝神州とうしょうしんしゅう」「西午賀州せいごがしゅう」「南贍部州なんせんぶしゅう」「北倶蘆州ほくぐろしゅう」の四大陸に分かれているとされている。なお、これは仏教の四天王の統治する世界である。孫悟空の出身地・花果山は東勝神州の近海に、中国(作中では)は南贍部州にあるとされている。また、三蔵一行の目的地である天竺は西午賀州にあるとされており、中国からすると文字通り「西方浄土」ということになる
  5. ^ ただの山ではなく神仙の棲む特別な霊山である
  6. ^ 孫悟空が岩から生まれたこと卵であったことは有名。誕生まもなくその目から金色の光がほとばしって天界まで達したので、天帝を驚かせた
  7. ^ これは72個の命を意味する
  8. ^ 他には分身する術など。身外身の術という、にこ毛を噛み砕いて吹いた物を多数の猿に変化させて使役する術はよく使われる
  9. ^ 仙術はすべて秘伝の技であり、術を見せれば見た者は自分も習いたくなってきっと邪心を起こすので、みだりに見せたりしてはならなかった
  10. ^ 祖師は、悟空がきっと禍を引き起こすだろうと予測し、決して誰から術を教わったか口外するなときつく言い渡した
  11. ^ これは重さ一万三千五百の「天河鎮定神珍鐵」とう名で、両端に金のたががはまった黒い棒で、伸縮自在、すなわちまたの名を如意金箍棒である
  12. ^ 南海の敖欽は鳳翅飾りの紫金冠を、西海の敖閏は黄金の鎖編みの鎧を、北海の敖順は藕糸はすいとで編んだ歩雲履を持ってきた
  13. ^ 残りは、蛟魔王こうまおう鵬魔王ほうまおう獅駝王しだおう獮猴王びこうおう犭禺狨王ぐしゆうおう(犭に禺で一字)。悟空を加えた7兄弟は、七大聖と呼ばれ、牛魔王が長兄。詳しくは斉天大聖で説明
  14. ^ 冥途の十人の王のことで、十殿冥王ともいう。秦広王、楚江王、宋帝王、忤官王、閻羅王、平等王、泰山王、都市王、卞城王、転輪王の十人
  15. ^ 太白は穏健派で、外交官の神としても知られる。
  16. ^ 弼馬温は中国語で「ピーマーウェン」と読み、日本語音は「ひつぱおん」。職務は天界の厩舎の管理人で、馬の飼育係という賤職であったので、のちのち悟空を罵倒する言葉としても使われる。なお、猿を厩の管理人とするとされたのは、弼馬温と同音の避馬瘟というサルはウマを守るものとの伝承がインドから中国に伝来したことによる。
    *水神の話:「河童駒引」をめぐる動物考―馬・牛・猿(3)
    同様の伝承は日本に伝わり、日本でも武家屋敷の厩でサルが飼育されていた様子が、鎌倉末期の13世紀末ころの絵巻である『男衾三郎絵詞』の図に見られる
  17. ^ 天界の一日は地上の一年に相当するため
  18. ^ 「天にもひとしい大聖人」の意
  19. ^ 天界で供される桃を栽培する果樹園。蟠桃をはじめ数種類の桃が作られているが、いずれも食べることで不老長生を得ることのできる神聖な桃(仙桃)である
  20. ^ 二度目の逃走はかなり確信犯的で、はっきりと悪事を働いた自覚を持って逃げ行く
  21. ^ この時割れて地上に落ちた八卦炉の破片が火焔山となった。
  22. ^ 別名「両界山」。この山が中国の国境であり、ここから先は妖仙の住む領域。
  23. ^ 三蔵法師の旅は、大乗仏教の経典を授かることが目的であったため、「取経の旅」といった表現がなされる。
  24. ^ 風貌が小坊主に似ているという理由である。このことから悟空は猿のなかでも毛の短い猿であることがわかる
  25. ^ 最初の脱走の際に、以後の脱走を防ぐ抑止力として頭にはめられたのが「緊箍児」(きんこじ、別称「金剛圏」)と呼ばれる輪っかである。これは「緊箍呪」という呪文をとなえることで輪が収縮し、頭が締めつけられるというものである。しかしこの後に三蔵法師は緊箍児によって直接的に脱走をふせごうとすることはほとんどなかった
  26. ^ 仏としての名前は闘戦勝仏とうせんしょうぶつ。なお、仏となったのちには緊箍児は消えていた


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