百足とは? わかりやすく解説

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ひゃく‐そく【百足】

読み方:ひゃくそく

100の足。また、多くの足。

ムカデのこと。


むかで【百足/蜈蚣】

読み方:むかで

唇脚綱節足動物のうち、ゲジ類を除いたものの総称体長0.515センチ。体は細長く多数体節分かれ、各体節一対ずつ歩脚をもつ。口には鉤(かぎ)状の牙と毒腺とがある。落ち葉や土の中にすみ、小動物捕食大形トビズムカデアオズムカデかまれる激痛がある。《 夏》「—出づ荒る夜に堪へがたく/誓子」


百足

読み方:ムカデ(mukade), ヒャクソク(hyakusoku)

唇脚類節足動物のうちゲジ目除いたものの総称


むかで 【百足】

ムカデ綱節足動物総称中国では呉公(これに虫偏もつける)とも書く。姿がグロテスクなので神仏と関係づけられ、赤城明神は百足が本体とされ、あるいは毘沙門天使者などとする。大蛇もこれに悩まされるといい、その大蛇助けて福を得た話もある。鬼怪をも殺すといわれ、おこり・発熱悪血などの薬剤とされ、東アジア地方では乾燥させて精力剤にする。

百足

作者鮎川哲也

収載図書ブロンズ使者
出版社徳間書店
刊行年月1987.3
シリーズ名徳間文庫

収載図書マーキュリーの靴―三番館の全事件 2
出版社出版芸術社
刊行年月2003.3

収載図書ブロンズ使者
出版社東京創元社
刊行年月2003.7
シリーズ名創元推理文庫


百足

作者ラフカディオ・ハーン

収載図書クレオール物語
出版社講談社
刊行年月1991.5
シリーズ名講談社学術文庫


百足

読み方:ムカデ(mukade)

ムカデ類総称


百足

読み方:むかで

  1. 汽車のことをいふ。高い所から瞰すと、汽車の走つて居るのは宛も百足虫匍匐して居るやうに見えるからいつたもの。又料理屋カフエーにてはチツプ置かず出て行くお客のことをいふ。
  2. 汽車或は家尻切土蔵破りなどに使用する鋸を云ふ。
  3. ⑴〔花〕チツプ置かず出て行く客のこと。百足を一名ゲジゲジ」といい、それがケチケチ(吝々)に通じるによる。⑵〔犯〕汽車のこと、形から出た語。
  4. 汽車。百足(むかで)というの形と色を連想したもの。〔盗〕 ②料理屋カフェーチップ置かず帰る客。女に嫌われるところより。〔花〕
  5. 〔花〕①汽車或いは土蔵破り等に用いる鋸のことをいう。②料理屋、又はカフェーなどでチップをおかずにゆく客のこと。

分類 盗/花/風俗犯罪花柳界花柳界犯罪者


百足

読み方:むかで

  1. 料理屋又はカフエーなどでチップ置かず出て行くお客のことをいふ。〔花柳語〕
  2. 〔隠〕料理屋やカツフエーで、チツプ置かず出て行く客。むかでをげじげじと云ひ、それがけちけち通ずるによる。
  3. 料理屋やカフエーなどでチップ置かず出て行く客のことをいふ。
  4. 料理屋、又はカフェーなどでチップをおかずに行く客のこと。〔花柳界

分類 花柳界花柳

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百足

読み方:ムカデ(mukade)

分野 謡曲

年代 成立年未詳

作者 作者未詳


百足

読み方
百足むかで
百足ももたり

ムカデ

(百足 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 01:28 UTC 版)

ムカデ(百足、蜈蜙、蜈蚣、蝍蛆、螏蟍[3]ムカデ類唇脚類学名: Chilopoda, 英語: centipede, chilopod)は、多足類に属する節足動物分類群の一つ。分類学上はムカデ唇脚綱)とされる[2]頭部の直後に有顎肢をもつ、が多く運動性に富む肉食動物である。オオムカデゲジなどを含め、3,000以上のが記載される[4]。最古の化石記録はおよそ4億1,800万年前の古生代シルル紀後期まで遡る[5][1]





百足(メガーヌ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:29 UTC 版)

BLUE DRAGON ラルΩグラド」の記事における「百足(メガーヌ)」の解説

TALE1で登場生態サードムカデのような状態になると足が速くなるたくさんのカゲを引きつれてスフェライト城襲撃していたが、グラドに恐れをなして逃亡を図る。しかし逃げ切れずに影をグラドの鬣で縫い付けられラル振り回したフルサイズ化した鬣で真っ二つにされ死亡した

※この「百足(メガーヌ)」の解説は、「BLUE DRAGON ラルΩグラド」の解説の一部です。
「百足(メガーヌ)」を含む「BLUE DRAGON ラルΩグラド」の記事については、「BLUE DRAGON ラルΩグラド」の概要を参照ください。


百足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 10:05 UTC 版)

藤原秀郷」の記事における「百足」の解説

百足は太平記では三上山でなく比良山を棲み処とする。百足が襲ってきたとき、それは松明二、三千本連なって動いているかのようだ形容されているが、三上山を七巻半する長さだったという記述が、『近江輿地志略』(1723年にみえる。 唾をつけた矢を放つとき、御伽草子では、八幡神祈念しており、射止めた後も百足を「ずたずたに切り捨て」た、とある。 財宝 俵藤太物語では竜女から無尽の絹・俵・鍋を賜ったのち、竜宮に連れていかれ、そこでさらに金札こがねざね)の鎧や太刀授かる時代が下ると、褒美品目十種増える。そして太刀にも「遅来矢(ちくし)」という号し赤堀家重代宝刀となったという記述が『和漢三才図会』(1712年)や『東海道名所図会』(1797年にみえる。 鎧が「避来矢ひらいし)」号し下野国佐野家伝わったという異文が『氏郷記』(1713年以前)にみつかり、異綴りだが「平石ひらいし)」と「室丸(むろまる)」の2領が竜宮贈物だったという、新井白石本朝軍器考』(1709年)の記述となかば合致する。 鍋には「小早鍋」、俵には「首結俵」という呼称があった(『氏郷記』)とする記載もみえる。 伊勢神宮には、秀郷が所有したと伝わる刀剣が二振り奉納されている。ひとつは百足退治に際して龍神から送られたという伝来のある毛抜形太刀伊勢)で、赤堀家重代宝刀だったものが複数の手渡り伊勢所蔵されることになった説明されるもうひとつは「蜈蚣切」(蜈蚣切丸、とも)の名で、8世紀刀工、神息の作と伝わるが、14世紀頃の刀剣鑑定されている。このほか滋賀県竹生島にも秀郷奉納と伝わる毛抜形太刀宝厳寺)が存在する三井寺梵鐘後日談があり、「弁慶引きずり鐘」の故事として知られる武蔵坊弁慶が鐘を山上まで叡山持って行ったが、鐘を撞くたびに三井寺に「いのういのう」としか鳴らなかったという伝説まつわる将門 御伽草子俵藤太物語」の下巻では、平将門討伐描かれるまた、龍神助け平将門弱点を見破り討ち取ることができたという。

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百足(むかで)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:55 UTC 版)

天保異聞 妖奇士」の記事における「百足(むかで)」の解説

前島聖天祀られていた神の正体である巨大妖夷はじめとする西の者達が、世の不条理を嫌うアトル利用して復活させた。

※この「百足(むかで)」の解説は、「天保異聞 妖奇士」の解説の一部です。
「百足(むかで)」を含む「天保異聞 妖奇士」の記事については、「天保異聞 妖奇士」の概要を参照ください。

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百足

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:17 UTC 版)

名詞:ひゃくそく

ひゃくそく

  1. 百の足。多くの足。
  2. むかでの別名。
  3. やすでの別名。

名詞:むかで

(むかで)

  1. むかで参照

「百足」の例文・使い方・用例・文例

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