【匍匐】(ほふく)
胴体と四肢の全てを地面に接触させる事。腹這い。
軍事では、歩兵戦術の一環として匍匐した状態で行動する訓練が行われる。
匍匐の状態では立っている時ほど機敏に行動できない反面、前面投影面積が小さくなるため発見されにくく、銃弾を受けにくい。
また、体を支える支点が多くなるため姿勢がブレにくく、狙撃を行うのにも適した体勢である。
ただし、間接砲撃や手榴弾での攻撃が想定される状況では匍匐より立って走る方が望ましい場合もある。
また、白兵戦距離まで接近された場合、伏せたまま直立した敵に対処するのはほとんど不可能に近い。
匍匐
匍匐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/30 09:23 UTC 版)
腹足を使って這う形。浮遊状態から前傾姿勢で沈んでゆき、腹足の前端で底面に吸着し、腹足は底面に触れるに連れて大きく開いていき、それから這い始める。水槽内では底面から側壁まで這い登るのが見られた。
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匍匐(ほふく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:07 UTC 版)
匍匐は銃火に身を晒さない比較的に安全な移動方法である。低姿勢匍匐(Low Crawl)と高姿勢匍匐(High crawl)に大別される。 低姿勢匍匐:体が最も平たくなる匍匐移動である。地面に腹ばいになり、利き手で銃の前方のスリング・スイヴェルの真下を握り、フロント・ハンドガードを前腕に載せる。その姿勢で両手を前に伸ばし、片足をひきつけ、次にひきつけた片足を伸ばしながら両手をひきつける。この動作を繰り返すことで進むことができる。背が低い遮蔽物の後ろを移動する際にはこの匍匐で移動する。 高姿勢匍匐:基本的な動作は幼児のハイハイとほぼ同様である。体の前で銃を水平にし、両腕で支えて銃口が地面に触れないように持つ。移動の際には膝を交互に引き付けながら移動する。
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「匍匐」の例文・使い方・用例・文例
- 日本中のどこに体育で匍匐前進やらせる学校があるんだよ。
- 「足挫いてて歩けないだろ?」「いえっ、平気です!匍匐前進だったら進めます!」
- 匍匐茎を伸ばす
- 匍匐性で、通常二股に分かれた葉状体を持つ苔綱のコケ
- マオウ科の標準属で唯一の属:熱帯性と亜熱帯性の常緑低木または匍匐植物で、乾燥した荒野に原生する
- 生長の遅い匍匐性の植物で半常緑の葉と直立したハリガネのような茎を持つ
- 欧州産の多年生草本で長い匍匐茎を持つ
- 白からピンクの花と明るい緑の葉を持つ欧州の匍匐性クローバー
- 熱帯アメリカおよびオーストラリア産の匍匐性あるいは半直立性の亜低木
- ツルニチニチソウ:丈の低い匍匐性の常緑多年生植物
- 主に匍匐性の有毒の植物で青い花が咲く
- 匍匐性または双生の草本の熱帯西のアフリカの小さな属
- 西欧州産の常緑の匍匐性草本
- 粗に匍匐繁茂する丈の低いユーラシア産ナデシコ
- 旧世界産の小型で匍匐繁茂する一年生の雑草:ツメクサ
- 匍匐性の雑草で小さなピンクの花をつける
- 匍匐性の植物で、3つの鮮やかな濃いピンクの花が密な房をなし、地面近くに咲く1つの花のように見える
- 熱帯アメリカ産のよく栽培されるサボテンで、匍匐する細い茎と数日にわたって咲く非常に大きく華やかな深紅の花を持つ
- 主に熱帯産の肉厚なあるいは匍匐性の草本
- 浮遊性あるいは匍匐性のアキノノゲシで、淡いバラ色の花が頂生の総状花序につく
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