グリプス戦役とは? わかりやすく解説

グリプス戦役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 22:41 UTC 版)

グリプス戦役(グリプスせんえき、Gryps Conflict[1][2][注 1])は、アニメ機動戦士Ζガンダム』において描かれた架空の戦争。グリプス戦争とも言われる。地球連邦軍内部の軍閥であるエゥーゴ[5]ティターンズの戦いを軸に、終盤アクシズを交えて三つ巴で戦われた。


注釈

  1. ^ 英文表記はほかに "Gryps War[3]" や "Gryphios War[4]" とする資料も見られる。

出典

  1. ^ http://www.gundam-unicorn.net/ova/en/ms/02.html
  2. ^ https://bandai-hobby.net/global/images/pdf/GNC_web_0411_12M.pdf
  3. ^ http://www.gundam-unicorn.net/ova/en/character/02.html
  4. ^ プラモデル『HGUC グリプス戦役セット』バンダイ、2006年3月。
  5. ^ 創設者のブレックス・フォーラは地球連邦軍ジャブロー参謀本部の准将である。
  6. ^ 機動戦士ガンダムΖΖ』の放映中に発売された、バンダイのプラモデル 1/100 ΖΖガンダム および 1/144 ドーベン・ウルフの説明書の機体解説より。
  7. ^ 機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』780-788頁。
  8. ^ グリプス戦役の前日譚となる『0083』で描写。
  9. ^ 本作中は具体的な描写がないものの、次作『ΖΖ』の開幕がサイド1の1バンチコロニー「シャングリラ」から始まったため、その悲惨な実態が明らかになる。
  10. ^ 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
  11. ^ 『機動戦士ガンダム キャラクター大図鑑 Ⅱ巻』P.34
  12. ^ 『機動戦士Ζガンダム VOL2』 P.62
  13. ^ ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』では、真相を知った者をティターンズが口封じのために暗殺している事が判明している。
  14. ^ この作戦が実行されていなければブレックスは軍法会議にかけられ、ティターンズはグラナダをガンダムMk-IIで攻撃していたとされる(『データガンダム キャラクター列伝[宇宙世紀編II]』44頁より)。
  15. ^ 「出資者は無理難題をおっしゃる」というシャアの名台詞はこのとき出たもの。
  16. ^ 第13話より。
  17. ^ 第23話、アレキサンドリア艦橋のスクリーンより。なおガブスレイはスクリーン上では1機だが、ジェリド機とマウアー機が出撃態勢をとったため2機とした。
  18. ^ TV版『Ζ』第29話。なお、劇場版『Ζ』では本エピソードはカットされている。
  19. ^ U.C.ENGAGE Twitter 2023.
  20. ^ 『プロジェクトファイル Ζガンダム』SBクリエイティブ、2016年10月3日、60頁。
  21. ^ 『評伝シャア・アズナブル -《赤い彗星》の軌跡- 上』講談社、2006年12月6日、168頁
  22. ^ 第37話。クワトロは、通信施設の破壊を目論むジェリドらと、それを阻止しようとするカミーユ達との戦闘中に議場へ攻撃が当たったのを利用し、ティターンズによる議会への攻撃だと非難してみせたりもする。
  23. ^ TV版『Ζ』第41話、第42話。なお、劇場版『Ζ』では本エピソードはカットされている。
  24. ^ 『機動戦士ガンダム エピソードガイド vol.3 ネオ・ジオン編』、パンフレット『ガンダム30周年記念上映 メモリアル・プログラム』。
  25. ^ 『機動戦士Ζガンダム』50話。
  26. ^ 『機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.2 グリプス戦争編』 バンダイ、61頁。
  27. ^ エゥーゴ、ティターンズ共に4〜5隻程度の艦船は生き残った模様である。



グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:38 UTC 版)

ファ・ユイリィ」の記事における「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

カミーユガンダムMk-II強奪したことが原因で、彼と知り合いという理由からティターンズ追われる身となり両親生き別れる程なくしてブライト・ノアの手引きで宇宙巡洋艦アーガマ難民として収容され、すでにエゥーゴのモビルスーツパイロットとなっていたカミーユ再会を果たす。戦時における感覚の差異から当初すれ違い生むが、自身カミーユ案じてパイロットとなるべく志願して訓練を受ける。 月での訓練修了後、アーガマΖガンダム運搬する役割をもって帰属以降エゥーゴ軍曹補欠パイロットとしてグリプス戦役に参戦することとなる。元来はごく一般的な少女であり、軍人としての適性があるとは言い難いが、戦況の悪化何より自身意志強さ戦線離脱許さずレコア・ロンド併用される形でメタスパイロットとなる。レコア離脱までは出撃の際にハロ使って出し抜くなどしてメタス奪い合う戦災孤児シンタクム世話役引き受け周囲理解協力を得ながらパイロットとして人間として成長していく。 常に非情な現実向き合い続けカミーユ傍らで常に彼を想い、その心を支えるが、当のカミーユ本人はホンコンシティで出会ったフォウ・ムラサメに心を惹かれファのことは幾分ぞんざいに扱う(ファフォウ存在知らない)。カミーユ近づく女性に対して嫉妬心露わにする場面もあり、カミーユサラ・ザビアロフ尋問行った直後にはカツ・コバヤシ煽られカミーユ食ってかかるカミーユ自分の兄であるとの洗脳受けたロザミア・バダムに対しては「兄の理想恋人」とおだてられ警戒はするもののある程度受け入れている。敵に回ったレコア真意を問うため戦闘中モビルスーツ降りたり、再強化アーガマ滞在時の記憶失ったロザミアから銃口突きつけられながら必死に説得試みるなど、気丈な振る舞いが目立つ。 劇中終盤には艦隊防衛支援戦闘などにおいて善戦するグリプス2内部カミーユクワトロ・バジーナハマーン・カーンパプテマス・シロッコの4人が睨み合い口論となった際、均衡打ち破りカミーユクワトロ救出している。ニュータイプとして先鋭化していく過程危険な兆候見せつつあるカミーユ案じるが、その危惧現実のものとなり、シロッコとの決着カミーユ精神崩壊Ζガンダムコクピット異常な言動続けカミーユ涙ながらに回収しつつアーガマ後退エマ・シーン戦死により放棄されガンダムMk-IIへの「お前もアーガマ帰りたいのね」との問いかけが、劇中最後セリフとなっている。 初登場からアーガマ収容された頃までは私服姿だったが、再登場後はレモンイエロー制服着用する。この制服ノースリーブかつマイクロミニスカートであり、しかもレコアエマ異なりタイツなどを穿いていない。 劇場版での変更点 劇場版ではフォウ2度目登場なくなっているため、ジャブロー降下作戦香港でのフォウとのロマンス経てカミーユアーガマ帰還した時点から、彼の恋人として描かれている。Ζガンダム同時にアーガマ納入されメタスレコアヤザン・ゲーブル撃墜拉致された際に失われファ搭乗するのはメタス2番機未熟なパイロットとして戦闘参加するだけでなく、補給要員として弾薬補充を行う場面みられる。 3作目『星の鼓動は愛』のクライマックスでは、カミーユ精神崩壊起こすことなく戦闘終える。アーガマ通信士サエグサからアテレコからかわれながらも、互いの無事を確認して宇宙空間カミーユ抱き合うシーン大団円迎える。

※この「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「ファ・ユイリィ」の解説の一部です。
「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「ファ・ユイリィ」の記事については、「ファ・ユイリィ」の概要を参照ください。


グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:20 UTC 版)

ブライト・ノア」の記事における「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

テンプテーション船長として 宇宙世紀0087年3月一年戦争での功績にもかかわらずニュータイプ存在恐れた連邦上層部意向左遷され連絡船テンプテーション船長務めている。民間人であるカミーユ・ビダンファ・ユイリィからサインせがまれる程の有名人で、アーガマ艦長就任以前から「ブライト・キャプテン」と尊称される。またエマ・シーンからはティターンズ在籍時より敬意示されるが、バスク・オムに近い一部ティターンズ隊員からは嫉妬入り混じった反感を買いグリプスにおいて上下階級の区別なしの集団暴行被っている。 アーガマ二代目艦長に就任 エゥーゴによるガンダムMk-II強奪の際、グリーン・ノア難民保護しテンプテーション漂流しているところをアーガマ救助されるその後エゥーゴ参加し階級中佐から大佐へ)、ヘンケン・ベッケナー禅譲によりアーガマ二代目艦長に就任する(ヘンケン・ベッケナーラーディッシュ移乗し艦長になる)。 7年ブランク感じさせず、就任直後ジャブロー降下作戦艦隊指揮任されるニュータイプカミーユクワトロ・バジーナ活躍もあって、エゥーゴ艦隊象徴として多く作戦参加途中アナハイム幹部であるウォン・リー強硬的な言動に手を焼くが、艦長として毅然とした態度をとり続ける。 最終的にティターンズおよびアクシズネオ・ジオン)との三つ巴戦いを展開。コロニーレーザーであるグリプス2捨て身覚悟守り切り、ティターンズ壊滅させる。その代償大きくカミーユ精神崩壊カツエマなどのパイロット戦死したので、グリプス戦役後正規パイロットファ・ユイリィただ一人という状況追い込まれる連邦軍籍を置く(連邦軍スペースノイド派としてエゥーゴ参加していた)彼は、地球残してきた家族心残りにしており、家族からの手紙で涙を見せるなど家庭人として一面見せる。しかし、カミーユアムロ髣髴とさせる資質認めてはいるものの、かつてアムロ達との衝突経て一年戦争という過酷な戦いの中を切り抜けたブライトでも、エキセントリック自制心欠如している彼の扱いにはかなり頭を悩まされていたようで、クワトロに対して自分カミーユ父親代わりにはなれそうもない」と語った姿からも、その事窺われるまた、カミーユ次第丸くなった後は、かつてホワイトベース乗っていてエゥーゴ新しく参加したカツ・ハウィン独断専行悩まされる事になり、結局導く事が出来ないまま、カツ自滅に近い形で戦死してしまう。一方劇場版ではアーガマ乗船したシンタクム対す態度軟化している(テレビ版では軍艦幼児乗せることに不満をあらわにしている)。また、グリプス戦役の最後までカミーユファ子供として見ている。 漫画機動戦士Ζガンダム Define』ではティターンズへの抜擢断り、さらに彼等方針に異を唱えて二階降格され少佐となっているゆえに、二階上の待遇与えられジェリド・メサらより制裁を受け、反感積もってエゥーゴ寄りになったとされる。これに比して憎んで飽き足らないクワトロ正体明らかにされても、最初こそ怒気を隠さぬ対応をとりながらも、彼の言葉すんなり認め鷹揚さを見せる。

※この「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「ブライト・ノア」の解説の一部です。
「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「ブライト・ノア」の記事については、「ブライト・ノア」の概要を参照ください。


グリプス戦役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:05 UTC 版)

宇宙世紀」の記事における「グリプス戦役」の解説

U.C.0087 - 0088『機動戦士Ζガンダム』1985年 - 1986年アニメ) 『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』(2001年 - 休止中漫画・小説) 『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』(2002年 - 2008年模型小説・漫画) 『機動戦士Ζガンダム A New Translation』(2005年 - 2006年アニメ) 『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』(2010年 - 2013年模型小説スペースノイド弾圧のため地球連邦軍内に結成され地球至上主義者による軍閥ティターンズ」(実質的に提唱者であるジャミトフ・ハイマン私兵組織化していた)と、彼らの専横抵抗するために結成され反地球連邦組織エゥーゴ」の軍事衝突中盤にはアステロイドベルトから帰還したジオン公国残党軍「アクシズ」も絡んで三つ巴様相呈し最終的にティターンズはその指導者層を失い瓦解した終結同時にそのまま第一次ネオ・ジオン抗争繋がっていく。 詳細は「グリプス戦役」を参照

※この「グリプス戦役」の解説は、「宇宙世紀」の解説の一部です。
「グリプス戦役」を含む「宇宙世紀」の記事については、「宇宙世紀」の概要を参照ください。


グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 22:22 UTC 版)

カツ・ハウィン」の記事における「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

一年戦争後ホワイトベース乗組員だったハヤト・コバヤシフラウ・ボゥ結婚したことに伴いレツキッカと共に引き取られ養子となり、コバヤシ改姓している。15歳成長したカツは、ハヤトカラバ参加に伴い地球連邦軍によって軟禁状態だったかつての英雄アムロ・レイエゥーゴ参加促し、彼と共にカラバ参入するまた、ガンダムMk-II無断出撃した際には、養父であるハヤトから暴力的修正を含む叱責を被るが(劇場版ではこのエピソード自体カットされている)、その後彼の許可得たうえでブライト・ノアらの承諾得て宇宙へ上がりエゥーゴ参加する宇宙へ上がる際には、アムロより彼が一年戦争当時ア・バオア・クー内部シャア・アズナブル撃ち合った拳銃を、餞別として預託される。それ以後、その拳銃カツの命と同等に大切な品物となる。フォン・ブラウン市ではティターンズ所属ジェリド・メサ一瞬の隙を突かれ拳銃奪われてしまうが、その後無事に取り戻されている。 前作とは打って変わり感情起伏激し性格となっている。監督務めた富野由悠季によれば、「7年歳月子供十分に変えてしまう長さ」「自制心足りなかったのでしょうとのことである。突発的に過激な行動取り軍隊規律犯すことが多く年上同僚であるカミーユ・ビダン上官エマ・シーンらにたしなめられることも多い(劇場版では、身勝手さは多少抑えられている)。 宇宙ではブライト艦長務めアーガマからヘンケン・ベッケナー艦長務めラーディッシュへ、そして再びアーガマへと所属艦を行き来している。参加当初モビルスーツ (MS) が1機も余っていなかったため、整備の手伝いなどをするが、物語進行と共に本人たっての希望もあり、晴れてMSパイロットとなる。規律破り無断出撃することも多い。しかし、それが射殺されそうになったカミーユ救出するといった功績につながることもある(カミーユ偵察のため、すでにティターンズ占拠されていたフォン・ブラウン市に潜入するが、顔見知りジェリド・メサマウアー・ファラオ発見され危険な状態に陥っていた)。好戦的に見られる一方エゥーゴアクシズ共同戦線張った際には、かつての敵組織・旧ジオン公国残党であるアクシズへの葛藤から出撃頑固に拒むという一面見られる当初ネモ搭乗するが、一度メタス乗り換えたあとは宇宙可変戦闘機Gディフェンサー専任パイロット務めている。 ティターンズ所属サラ・ザビアロフ出会い、その恋心から突発行動過激化し、周囲顰蹙を買うという時期もある。捕虜となったサラ騙され逃亡されてしまった際には、その蹉跌苛まれ人間不信に陥ってしまう。物語終盤において、サラ心酔するというパプテマス・シロッコ討とうとするものの、逆に彼のとなって立ちふさがったサラ誤射し、自らの手撃墜死させるという致命的失敗冒す結果的に前作『機動戦士ガンダム』において、シャア身を挺して守ろうとしたララァ・スン殺したアムロ同様の悲劇経験しているが、サラ仇討ちとしてハマーン・カーンシロッコ憎しみを向けるようになるエゥーゴティターンズアクシズ三つ巴最終決戦中、ヤザン・ゲーブル率いハンブラビ隊と交戦し危機に陥っていたエマを救う活躍見せる。しかし、自身乗るGディフェンサーガンダムMk-IIドッキングさせた後には退避命令無視しGディフェンサーのコクピット・ブロック単体戦闘割り込むという無謀な行為及んでしまう。結果的にはそれがハンブラビ隊の1人ラムサス・ハサ撃墜するきっかけに繋がるものの、その直後注意がそれて浮遊していた隕石正面衝突してしまう。瀕死となったカツヤザンハンブラビにビームキャノンで狙い撃ちされ、失速したままサラミス級巡洋艦思しき残骸突入し爆死する劇場版ではヤザンによる攻撃部分カットされ隕石への激突死亡する)。ハンブラビ隊と交戦していたエマカミーユショックを受ける。 カミーユシロッコとの最終決戦挑んだ際には、魂(幻影作中では「力」や「意志」とも称されるとなったカツカミーユ前に立ちはだかるサラの魂を懐柔し、カミーユ特攻サポートする続編『機動戦士ガンダムΖΖ』では、ハヤト精神崩壊中のカミーユの顔を見つめているところで、突如カツの姿が浮かび上がるというシーンがある(カツの魂がカミーユ媒介に、言語介さずハヤト伝達されようとした)。また、ジュドー・アーシタハマーン最終決戦時に幻影となって姿を現しララァフォウ・ムラサメサラたちと共に物語中の女性的感性一翼を担う象徴的存在となり、ジュドーに力を付与している(ただしセリフはない)。 『ΖΖ』におけるブライトハヤト会話によると、カツ戦死第一次ネオ・ジオン抗争中にはフラウレツキッカには伝えられていないことが分かる劇場版『Ζ』基軸描かれ漫画機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、カツ死について家族により早く伝わっており、静岡にあるコバヤシ家には遺影位牌飾られている。 近藤和久による漫画版では、任務忠実な少年兵として描かれており、GディフェンサーガンダムMk-IIドッキングも、カツ判断指示において行われている。戦役末期にはティターンズドルク中尉苦戦するエマ機の支援向かい戦術的優位性確保のためにGディフェンサー提供するが、分離後のコクピット・ブロックを相手方海ヘビ捕縛され、その高圧電流撃墜され戦死する

※この「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「カツ・ハウィン」の解説の一部です。
「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「カツ・ハウィン」の記事については、「カツ・ハウィン」の概要を参照ください。


グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:37 UTC 版)

ミライ・ヤシマ」の記事における「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

『機動戦士Ζガンダム』では当初ジャブロー住んでいるが(ブライト台詞より)、エゥーゴジャブロー襲撃前にニューホンコンへ移動している。第17話では、宇宙上がるためのシャトルチケット入手しようと列並んでいる際に、ルオ商会探すアムロ・レイと偶然再会する第18話では、夫ブライトエゥーゴ参画したこともあり、ティターンズ寄り地球連邦軍兵士ベン・ウッダー達に我が子とともに捕らえられ人質にされてしまう。アムロブライト部下にあたるカミーユ・ビダン、そしてアムロ同様一年戦争時戦友であるハヤト・コバヤシの3名による救出作戦結果救助されるまた、フォウ・ムラサメ惹かれていくカミーユアムロが会うのを止めるよう忠告する理由として、アムロ過去ララァ・スンのこと)を話して説得したり、独断専行気味なベルトーチカ・イルマ窘めるなど、母親だけでなく人生の先輩としての貫禄見せている。 なお、劇場版恋人たち』では宇宙上がろうとはせず、避難民船に乗っている。また人質にされるエピソード割愛された。『星の鼓動は愛』のラストでは、地球上連邦軍基地向かおうとするシーン追加されている。

※この「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「ミライ・ヤシマ」の解説の一部です。
「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「ミライ・ヤシマ」の記事については、「ミライ・ヤシマ」の概要を参照ください。


グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:48 UTC 版)

カミーユ・ビダン」の記事における「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

エゥーゴへの逃亡 宇宙世紀0087年3月2日ホワイトベースキャプテンだったブライト・ノア指揮する旅客用小型シャトルであるテンプテーション入港したため、彼に会いに行くべく仮病使って空手部をサボりファとともにグリーン・ノア宇宙港へ向かうが、同僚であるカクリコン・カクーラー迎え来ていたティターンズ将校ジェリド・メサに「女性的な名前」を馬鹿にされ激昂しジェリド殴りつけMP逮捕されるジェリド操縦するガンダムMk-II墜落事故どさくさ紛れて脱走し、偶然始まったエゥーゴによる同機強奪作戦個人的なティターンズMPへの復讐心から加担しそのままエゥーゴクワトロ・バジーナシャア・アズナブル)らと共にグリーン・ノア脱出する両親との死別 上記行動により、ティターンズ協力していた両親バスク・オムによって人質にされてしまい、簡易カプセル閉じ込められた母ヒルダジェリドハイザック撃たれカプセル破壊され生身のまま宇宙放り出される。父のフランクリン一度救出されるが、彼はアーガマからリック・ディアス強奪、そこをエゥーゴティターンズ戦闘巻き込まれ死亡し結果的に両親を失う結果となる。これによりティターンズ本質知ったカミーユは、ティターンズと戦う決意固めていく。 ガンダムMk-IIの専属パイロットに エゥーゴ指導者であるブレックス・フォーラや、ヘンケン・ベッケナークワトロらからニュータイプとして天賦資質があると見込まれエゥーゴ正規パイロットになることを薦められる中、MS訓練受けていない民間人ありながら連邦軍のベテランパイロットであるライラ・ミラ・ライラ撃墜するという戦果挙げアーガマクルーからはアムロ・レイ再来称される(ただし、カミーユとしてはアムロ重ねられるのは迷惑だったらしく、アムロ本人出会ったときにそれを打ち明けている)。それ以来カミーユは、ガンダムMk-II専属パイロットとなり、ニュータイプ資質開花させていく。また、同じ時期に、ティターンズより転向したエマ・シーン窮地察知し、それを救うという活躍見せる。 だがその一方でエゥーゴスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスから社長意向伝えに来たウォン・リーに、ハロ修理専念していたためミーティング遅刻したことをとがめられ、それに対し謝ろうとせずに反論し殴打による「修正」を受けたりしばらくの間そのことからふてくされた態度をとって、エマ殴打叱責をされるなど精神的に未熟な面も多々あるテレビ版のみ)。 地球への降下 同年5月ジャブロー基地への攻撃作戦のため地球降下し地球連邦軍守備隊ジェリドティターンズと戦うが、ジャブロー地下核爆弾設置されていることがわかると地上での支援組織カラバ」と合流して脱出する。この戦いでも、先に地上降下したものの囚われの身となっていたレコア・ロンド居場所感知し一緒にいたカイ・シデンとともに救出する活躍見せている。 その後宇宙へ離脱を図る中でアムロ・レイカツ・コバヤシらと出会う。その出会いの中で、あくまで自分正体明かそうとしないクワトロの、逃げ隠れするような姿勢苛立ち隠せないカミーユは、「修正」と称して殴りかかる。なお、小説版では正体察した上で陰で笑い話の種にし、劇場版ではハヤト・コバヤシカイとの会話から正体シャア・アズナブルであることを察し殴りかかってはいない。 フォウとの出会い その後、ニューホンコンでブライト・ノア家族とも出会いカラバアウドムラ追撃指揮を執っていた連邦軍ベン・ウッダーにより彼らとアムロ人質になった際には、マリン・ハイザック交戦し、これを撃破し人質奪還きっかけ作るという活躍見せるが、敵側強化人間フォウ・ムラサメとの運命的な出会いは、地球降りたカミーユにとって大きな出来事となる。 彼女と出会い淡い恋に落ち短いデートの中で口付けを交わすほどの仲となるも、サイコガンダムパイロットである彼女と戦うことになる。しかし、互いに名前へのコンプレックス持っていたことからカミーユフォウとの交戦中、彼女に心中打ち明ける。それに応えたフォウ捨て身行動と、アムロアウドムラクルー援護によって宇宙へ離脱フォウ別れる直前カミーユは、彼女に対して初めて、今までコンプレックスだった自分の名前が好きだ告げる。 Ζガンダムの専属パイロットに 宇宙に戻ると彼自身意見設計反映されΖガンダム新たに配備されカミーユ愛機となる。これにより、それまでガンダムMk-II自身ニュータイプ能力についていけず、敵機との機体スペック差により劣勢強いられていたカミーユは、驚異的なスペックアップを果たすことになる。 フォウとの再会、そして死 同年11月クワトロと共に地球へ降下しキリマンジャロ基地への攻撃作戦参加するが、そこで死んだものと思っていたフォウ再会以前より洗脳強化されているが、必死説得心を取り戻した矢先ジェリド攻撃からカミーユをかばい、フォウ絶命する。彼女の死はカミーユの心に大きな傷を残すことになり、一部始終見ていたシャアアムロは、7年前と同じ過ちララァ・スンの死)を予感しながら防げなかったことを後悔する。そしてカミーユは、彼女の死をきっかけニュータイプとして自分与えられた役割意識し、そして地球圏の現状向かい合ううになるハマーンとの戦闘 宇宙世紀00882月2日再び宇宙へ上がったカミーユは、「アクシズ」からグリプス2コロニーレーザー)を奪取するためのメールシュトローム作戦において、ハマーン・カーン駆るキュベレイ交戦戦闘中ニュータイプ同士精神的邂逅起こすが、解り合う直前ハマーン拒絶されてしまう。その後小惑星アクシズ周辺空域で、一度カミーユを兄と慕ってきた強化人間ロザミア・バダム交戦精神崩壊したロザミアの姿にフォウ幻影を見る中で、アーガマを守るため止むなく撃墜する。 グリプス戦役の最終決戦 2月21日グリプス戦役の最終決戦カツヘンケンエマなど親し人間だけでなく、ジェリドレコアといった敵味方問わず生命次々と散っていく激戦の中で、カミーユニュータイプ能力人々の死の思い叫び受け止め続け、もともと繊細不安定だったその心は苦悩怒り限界達しようとする。その苦悩怒りは、グリプス2内でのクワトロパプテマス・シロッコハマーンらの身勝手な言い争い聞かされバスクたち身勝手な大人たちに反抗した彼らもまた身勝手な大人化してしまったことを目の当たりにして幻滅することで、さらに高まる。 そしてついにカミーユは、死闘の末に一番許せない相手であったシロッコ撃破するが、同時にシロッコ断末魔と共に発せられた青い光シロッコニュータイプの力と言われている[要出典])を浴びる。 精神疾患を発症 己の能力強大になりすぎるとともに宇宙満ちる多くの人の死の思念感じ真空状態ヘルメットバイザー上げてしまうなど、既に危険な兆候見られていたカミーユは、シロッコ断末魔の悪意まで自分精神取り込んでしまい、ついに精神疾患を発症する。ファ・ユイリィ呼びかけ聞こえずモビルスーツ爆発宇宙空間星々見間違えて無邪気に喜ぶ。ゲーム版ではそれを感じ取ったシャアにもある種後悔怒り植え付けハマーンとの決別連邦腐敗併せて地球人類の粛清へのきっかけにもなった。 本作最終回主人公精神疾患を発症して終わるという結末は、視聴者衝撃与えた。 この結末について2006年3月公開され劇場版『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』では、無限にニュータイプ能力拡大させても精神疾患を発症せずに戦い終え無事に帰還する。なお、劇場版外伝漫画機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、帰還後ティターンズ残存勢力掃討行ったとされる

※この「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「カミーユ・ビダン」の解説の一部です。
「グリプス戦役(『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「カミーユ・ビダン」の記事については、「カミーユ・ビダン」の概要を参照ください。


グリプス戦役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:48 UTC 版)

カミーユ・ビダン」の記事における「グリプス戦役」の解説

グリプス戦役の最終局面では、カツヘンケンエマといった身近な人間目前次々と命を散らし、自らもジェリドら、立ち塞がる者の命を次々と奪っていってしまう。戦い果て平和に希望持ちながら、本来は戦争自体嫌悪していたカミーユは、その先化しすぎた感覚によって戦場全体悪意哀しみ、人の死をより強く感じ取りヤザン・ゲーブルのような殺戮愉しむ者への激情によっても精神をすり減らしていく。戦い怒り重ねるごとに無制限に肥大化していくニュータイプ能力は、疲弊しきったカミーユ精神押し潰そうとする。

※この「グリプス戦役」の解説は、「カミーユ・ビダン」の解説の一部です。
「グリプス戦役」を含む「カミーユ・ビダン」の記事については、「カミーユ・ビダン」の概要を参照ください。


グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:29 UTC 版)

ハマーン・カーン」の記事における「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

U.C.0087年10月12日地球圏に舞い戻り第三勢力アクシズとしてグリプス戦役に介入エゥーゴから同盟持ちかけられる交渉決裂その後ティターンズ同盟締結する。 U.C.0088年1月エゥーゴからサイド3譲渡するという条件グリプス2コロニーレーザー)の破壊要請されると、グワダンの主砲グリプス2一部破壊しティターンズに対してアーガマ攻撃したものが外れた虚偽報告をする。ティターンズ拠点であるゼダンの門ジャミトフ・ハイマンとの会見の隙に青酸ガスによる暗殺を狙うが失敗ゼダンの門アクシズぶつけて破壊するその後ジャミトフ再度会談を持つが、会談最中同席していたパプテマス・シロッコジャミトフ暗殺シロッコはこれをハマーン仕業喧伝し、ティターンズとは敵対関係になる。 同年2月エゥーゴによるメールシュトローム作戦結果グリプス2奪われる小惑星アクシズグラナダ落下させようとするが失敗エゥーゴ制圧したグリプス2巡り、エゥーゴ・ティターンズ・アクシズは三つ巴戦いとなる。ハマーンは一旦部隊後退させ、温存する

※この「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「ハマーン・カーン」の解説の一部です。
「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「ハマーン・カーン」の記事については、「ハマーン・カーン」の概要を参照ください。


グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:56 UTC 版)

アムロ・レイ」の記事における「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説

軟禁された英雄 23歳一年戦争後英雄的扱いを受け、彼に注目した多くジャーナリストから「ニュータイプとは何か?」と取材を受けることになるが、彼の発言大衆にとって抽象的難解なものとして理解されなかったといわれる。やがて大尉昇進し北アメリカシャイアン基地勤務。しかし、地球連邦政府ニュータイプ危険視する思惑から事実上軟禁状態に置かれ、彼もララァ死に至らしめたことの後悔を引きずって鬱屈した生活を送っていた。また、長期軟禁影響精神的な疲弊起きていたのか、MSへ再び乗ることに躊躇していた。 『THE ORIGIN』では機密保持ニュータイプ研究のため、隔離状態にあったが、宇宙世紀0082年には監視護衛付きではあるが、行動の自由が許されている。出雲旅行ハヤトからフラウとの結婚打ち明けられた後、自分たちにとってすべての始まりの場所であるサイド7復興に行う意志示したエゥーゴへの参加と地球への残留 宇宙世紀0087年、かつてのガールフレンドでありハヤトの妻になっていたフラウ再会しカツ・コバヤシ説得され共に監視抜け出す空港輸送機奪ってエゥーゴ支援組織カラバ合流しシャアクワトロ)と7年振り再会を果たす。シャアからは宇宙上がり共闘することを薦められたが、無重力感覚への恐怖理由固辞している。その際、「ララァと再び会うのが怖いのか」と胸中を看破され一年戦争時代負ったトラウマ克服できていない自身精神的な脆さ否定できず、ハヤトと共に地上留まるまた、自分より若いカミーユガンダムMk-II使わせていることや、それを容認する周囲の人間たちに「不甲斐ない自分への当てつけ」といった感情少なからず感じていたようである。 しかし、昔の自分思い出させるカミーユ・ビダンや、ベルトーチカ・イルマ刺激され、再びMSで戦うことを決意すると、7年ブランク感じさせない卓越した操縦技術エゥーゴ援助宇宙上がったアポリー・ベイ中尉残したリック・ディアスカミーユ指導しながらアッシマー撃墜したのを皮切りにその後リック・ディアス改修したディジェ駆ってキリマンジャロ攻撃作戦ダカールでの戦いニューギニア基地攻略などで活躍した。 なお、一年戦争時には一人称「僕」であったが、この頃から「俺」変化している。ブライトに対して一年戦争時上官として従う立場であったが、これ以降対等な立場として接している。 設定上での諸説 雑誌企画ガンダム・センチネル』の設定では、グリプス戦役終盤アウドムラの第18飛行部隊隊長として、パーソナルカラー塗装されΖプラス搭乗したといわれている。また、アトラクションガンダム新体験 グリーンダイバーズ』や3DCGアニメGUNDAM EVOLVE../9 MSZ-006 Ζ-GUNDAM』では、戦争終結前後確認されΖガンダム3号機テストパイロット1人で、「ホワイト・ユニコーン」のコードネーム呼ばれる人物とする説も存在する漫画機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』ではアムロΖガンダム3号機搭乗する様子描かれた)。

※この「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」の解説は、「アムロ・レイ」の解説の一部です。
「グリプス戦役 (『機動戦士Ζガンダム』)」を含む「アムロ・レイ」の記事については、「アムロ・レイ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「グリプス戦役」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グリプス戦役」の関連用語

グリプス戦役のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グリプス戦役のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグリプス戦役 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのファ・ユイリィ (改訂履歴)、ブライト・ノア (改訂履歴)、宇宙世紀 (改訂履歴)、カツ・ハウィン (改訂履歴)、ミライ・ヤシマ (改訂履歴)、カミーユ・ビダン (改訂履歴)、ハマーン・カーン (改訂履歴)、アムロ・レイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS