漂着とは? わかりやすく解説

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ひょう‐ちゃく〔ヘウ‐〕【漂着】

読み方:ひょうちゃく

[名](スル)ただよい流れて岸に着くこと。「無人島に—する」


漂着

作者夏堀正元

収載図書津軽ミステリー傑作選
出版社河出書房新社
刊行年月1987.8
シリーズ名河出文庫


漂着

作者三ツ野豊

収載図書銀河
出版社鳥影社
刊行年月2005.3
シリーズ名浦島タロウ未来編


漂着(ひょうちゃく) stranding

ウミガメ場合、その死体または弱って遊泳力を失った個体海岸流れ着くことをいう。 

漂着物

(漂着 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 15:14 UTC 版)

漂着物(ひょうちゃくぶつ)とは、海流潮流などによって、漂流物が海辺に打ち上げられ漂着した物の総称である。


  1. ^ 漂着:山形の離島に照明弾 ハングルの記載”. 毎日新聞. 2022年10月19日閲覧。
  2. ^ Phosphor ähnelt Bernstein und verbrennt Mann am Strand” (ドイツ語). Der Spiegel (2014年1月15日). 2022年10月19日閲覧。
  3. ^ 八代, 正彦、勝山, 碧、中前, 琢磨、肥後, 恵理、宮本, 真智子、福元, 明子、林, 敬人「漂着死体における溺死診断のための検査法について」、漂着物学会、2021年12月25日、doi:10.57279/driftological.19.0_1 
  4. ^ 海岸漂着危険物対応ガイドライン - 国土交通省
  5. ^ 海岸漂着物処理推進法関係”. 環境省. 2022年10月23日閲覧。


「漂着物」の続きの解説一覧

漂着

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/30 18:01 UTC 版)

崔溥」の記事における「漂着」の解説

2月28日強い雨降り続いていたが、乗り組み一人人気のない海岸線見つけた。 それと同時に6艘の中国の舟に囲まれたが、これらの舟に乗っている者たちは翌日まで崔溥の舟に乗り移ってこようとはしなかった。 崔溥中国語話せなかったので、筆談試みた崔溥中国の舟に乗っている者たちに、最も近い街道までの道のり尋ねた。 彼らが台州までの道のりまちまち答えたので、崔溥騙されているのではないかと訝しんだが、Brook (1998)によると彼らは騙そうとしたのではなく、単に内陸旅したことがなくて無知だっただけであろういずれにせよ、6艘の中国船の船乗りたちは崔溥らを倭寇だと信じ、船の中にあったものを奪い取った折から激しい雨が降り始め辺り一帯水浸しにし始めた中国人船乗りたちは自分たちの舟へ引き上げ、これを好機見た崔溥一行は、岸辺へとの中、一目散に逃げた上陸して最寄り街道探して数日経ったのち、明兵に発見され台州衛所へと連れて行かれた。 明の兵に見つかったとき、海上船乗りたちに遭遇したときや岸辺沿いの村人たち出会ったときと同じくやはり、彼らに殺されかけるが、崔溥機転利かせて誤解解きまた、教養ある士大夫であることを示したので助かった3月6日台州衛所司令官部下命じて地方司令部のある紹興まで護衛させることにした。 紹興から杭州役所まで、さらに、最終的には、大明帝国首都北京まで移送してもらえることになった台州府衛所は、輿を用意してくれた。崔溥一部部下はそれに乗ることができたが、道が荒れている場所では輿から下りて、他の者と同様に歩かなければならなかった。

※この「漂着」の解説は、「崔溥」の解説の一部です。
「漂着」を含む「崔溥」の記事については、「崔溥」の概要を参照ください。


漂着

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 13:55 UTC 版)

孫太郎」の記事における「漂着」の解説

宝暦14年1764年元旦乗組員たちは2ヶ月半ぶりに陸地発見する孫太郎たちは当初、その陸地薩摩琉球であると思っていたが、海岸マングローブの林があることや聞いたことのない鳥の声がすることから、日本から遠く離れた地であることがわかった。それでも一行上陸すべく、伝馬船ボート)に荷物移し人家探して南に15里ほど移動し浜辺休憩をとった。 一行浜辺休憩とっていると、頭が赤く変わった笠を着て、腰に毛布をまとい、鉄砲武装した先住民300名 がやってきた。先住民たちは孫太郎たちの所持品をすべて掠奪したが、孫太郎たちがジェスチャー空腹訴えると中に唐米炊いて混ぜたものを与えた先住民たちは孫太郎たちをそのままカラガンという近隣の村連行し酋長面会させたが、面会20人は村はずれの家に罪人扱いとして監禁された。 一行故郷の事を思い出して、成すすべなく日々泣いて過ごしていた。監禁から2週間程で新七を含む4人は病死し、仁兵衛、甚次郎、彦五郎の3人はどこかに連れて行かれそのまま帰ってこなかった。それから数日船頭の十右衛門病死し、さらに数日後には藤蔵がどこかへ連れて行かれ藤蔵失踪からの10日間でさらに5人が病死した。孫太郎はこの監禁生活のことを、 「生洲(いけす)に圍(かこ)ふのごとく、料理に成かと恐しし。殘る面々けふ死すか、あすはいづくに連て行かと、死出知死期(ちしご)をまち居ける」 【現代語訳=まるで生簀入れられのようで、料理されるのではないか恐ろしかった残った面々今日死ぬのではないか明日どこかへ連れて行かれるではないかと、いつ死ぬのか待っていた。】 — 『華夷九年録』 と後に述べている。 このカラガンがあった島について、『漂流天竺物語』や『華夷九年録』では「南天竺の内ボロネヲ」と記され現在のボルネオ島であると記されているが、『南海紀聞』では「マキンダラヲ」、『漂夫譚』では「マギンタロウ」と記され、『南海紀聞』の編者である青木興勝は漂着場所をフィリピン南部ミンダナオ島であるとしている。現在では『南海紀聞』の説の方が正しいとされ伊勢丸ミンダナオ島南岸漂着したとするのが定説となっている。 3月頃、残された7人は家から出されて船に乗せられた。7人は日本帰れるかもしれない淡い期待を抱くが、カラガンを出た船は西に向かい20日ほどでソウロクという場所に着いたソウロク現在のスールー諸島の事であり、7人は奴隷商人の家でしばらく暮らしたが、4月末に金兵衛、市三郎、貞五郎弥吉長太の5人は海賊の頭のもとに連行されることになり、孫太郎と幸五郎2人だけが残されることになった2人6月中旬別のに連れて行かれゴロウという海賊持ち物となった。ここで2人は、結婚式宴席太鼓持たされ日本の歌を披露させられたりしたが、その後も他の者に転売され続け2人スールー諸島中を連れまわされることになった。やがて2人ボルネオ島南部バンジャルマシンに連れて行かれることになったが、この航海中に孫太郎が兄と慕っていた幸五郎病死した。幸五郎亡骸は海に捨てられそうになったが、孫太郎はせめて海岸土葬させてくれと懇願し、幸五郎亡骸孫太郎の手によって海岸近く小高い丘に埋葬された。

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