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こうしゅう かうしう 【杭州】



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杭州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/09/16 23:15 UTC 版)

中国地名の変遷
建置 589年(開皇9年)
使用状況 杭州市
南北朝 呉州
杭州
余杭郡
杭州郡
余杭郡
杭州
五代 西府(西都)
北宋/ 杭州府
南宋/ 臨安府
杭州路
杭州府
杭州府
中華民国 銭塘道
杭州市
現代 杭州市


杭州(こうしゅう)は中国にかつて存在した行政区画名。隋代から清末にかけて設置された。現在の浙江省杭州市に相当する。

目次

隋代

589年開皇18年)、呉州より杭州が分割・設置される。607年大業3年)に余杭郡と改称された。隋代の下部行政区画は下記の通り。

隋朝の行政区画変遷
区分 開皇元年 区分 大業3年
呉州 余杭郡
銭唐郡 呉郡 呉興郡 銭唐県 富陽県
於潜県 余杭県
塩官県 武康県
臨安県
銭唐県 新城県
富陽県 於潜県
塩官県 海塩県 余杭県 武康県
臨安県

唐代

唐朝が成立すると杭州郡が設置されたが、742年天宝元年)に余杭郡と改称され江南道に属した。758年乾元元年)には杭州に昇格、浙江西道節度使の管轄に置かれた。唐代の杭州は南北を連絡する運河か流れ、貨物の集散地とし発展、貞観年間(627年-649年)には人口が15万人であったものが、開元(713年-741年)には58万人を数え、広州揚州と並ぶ経済の中心となった。

また822年長慶2年)には白居易が杭州刺史として赴任、西湖の大規模水利事業を行っている。

唐代の管轄県は下記の8県。

五代十国時代

五代十国時代には呉越が成立し杭州はその国都とされ西府(西都)と称された。

呉越国での西府管轄県は下記の通り

宋代

北宋

北宋が成立すると杭州は両浙路の路治が設置され、1107年大観元年)には杭州府に昇格した。当時は20万戸を数える江南地区最大の都市となっていた。1089年元祐4年)には蘇東坡が杭州知州に任じられ、西湖の浚渫事業、推理事業を行っている。

杭州府の管轄県は下記の9県である。

南宋

南宋になると杭州はその全盛期を迎える。1129年建炎3年)、行宮が杭州に置かれると杭州府は臨安府と称され、1138年紹興8年)には正式な遷都が行われ、杭州は宋朝の政治・経済の中心地となった。また都城の防衛のために城壁の拡張工事が行われている。国都となった臨安府の人口は急増し、咸淳年間(1265年-1274年)には124万人にまで増加している。

臨安府の管轄県は下記の9県

元代

1276年至元13年)、宋朝を滅ぼした元朝は両浙都督府(後に江浙行省に移管)を設置、1278年(至元15年)に杭州路総管府が設置され杭州路と称されるようになった。下部行政区に関しては宋代のものを沿襲、塩官県が海寧州に改編されるなど小規模な異動にとどまっている。

1341年後至正元年)杭州城内で大規模な火災が発生し15,755軒を消失し、元末に杭州城は大規模な再建事業が実施された。1358年至正18年)、張士誠による杭州城再建が行われ、周囲64,020尺、高さ30尺、厚さ40尺というそれまでの規模を上回る杭州城を再建している。

杭州路の管轄州県は1州、8県






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