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贋作(がんさく)
尚、有名な人物としてトマス・J・ワイズは、書物史上まれに見る人物である。
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贋作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/01/13 18:27 UTC 版)
贋作(がんさく)とは、他者を偽る意図をもって絵画、彫刻、書などの芸術品や工芸品に似せて模倣品を作成すること、またその作品のこと。書物の場合は偽書とも言う。これに対して本物の作品のことを「真作」(しんさく)と称する。
目次 |
概説
贋作の歴史は古く、ストックホルム博物館にはエジプト時代のパピルスにガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。贋作の目的には金銭的目的・宗教的目的・権威付け目的・名誉目的・愉快犯などが上げられる。また広義では、名声を貶めるためのものも贋作に含められる。
偽る意図のない模写、複製、レプリカなどは「贋作」とは言わないが、後日、本物と偽って扱われれば「贋作」と見なされることになる。
贋作を作成する人物は贋作家と呼ばれるが、これらの人物は裁判などでは「模写をしただけ」などの主張をする事が多く、単純な模写と専門技術を使った贋作との差が裁判の際には問題となる。
贋作鑑定
鑑定方法も多岐に及ぶ。基本的なものとして
- 関連文書による鑑定
- 作者別鑑定(同一作者の他物品と比較する方法)
- 拡大鏡による視覚鑑定(絵画の場合なら筆のタッチなど)
- 様式鑑定(ルネサンス時代ならルネサンス様式を守っているかどうか、など)
- 用途鑑定(例えば、古代の本に手による汚れが付いていない事はありえない)
- 技術鑑定(その時代にはない道具を使われた痕がないかなど)
- 科学鑑定
- 放射性炭素年代測定法
- 熱ルミネセンス年代測定法
- 紫外線
- X線
- 放射線写真撮影法
などが上げられるほか、物品によっては味見・嗅覚による鑑定などもある。ただし、科学鑑定は時間と予算がかかるため、収集家には好まれていない。アメリカで行われた複数の科学鑑定の結果、鑑定だけにかかった金額が7,500ドルに達した例がある。
また、メトロポリタン美術館の絵画修復主任を努めたヒューバート・ヴォン・ゾンネンバーグは科学的検査はかなり欠陥のある鑑定方法だとしている[1]。
有名な贋作家
関連項目
脚注
- ^ 『にせもの美術史』トマス・ホーヴィング著、雨沢泰訳(ISBN 4-02-257361-9)
- 劇団フライングステージ『贋作・マイ フェア レディ』 - シアターガイドシアターガイド
- ダビンチの精巧な模写か 贋作論争の肖像画競売にMSN産経ニュース
- 贋作論争の肖像画競売に それでも4600万円?(社会)スポーツニッポン
関連した本
- 贋作者列伝 種村 季弘 青土社
- 贋作吾輩は猫である―内田百けん集成〈8〉 ちくま文庫 内田 百けん 筑摩書房
- ゴッホの遺言―贋作に隠された自殺の真相 小林 英樹 情報センター出版局

