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【特殊部隊】(とくしゅぶたい)

  1. 軍隊の組織で、何らかの特殊な能力を持った少数精鋭の部隊。 特殊な能力を持っていれば、どのような部隊でも「特殊部隊」となり得る。
    語学、通信、射撃、建設、広報など、必要とされる能力に秀でた者を一般隊員から選抜して構成するのがふつう。

    そのうち、「特殊作戦部隊」などと呼ばれる部隊は、戦時に敵地へ侵入し情報収集や民衆の扇動などを行う、主に歩兵で構成された部隊である。 軍事特殊部隊(軍事SOG)とも呼ばれる。 破壊工作等を行うこともあるが比較的少なく、戦闘能力が脆弱なため、直接戦闘を行うことはまずない。

    「対テロ部隊」などと呼ばれる部隊は、立て籠り型のテロリズムに対して出動する場合もあり、その場合は事件の解決を目的とし、犯人の射殺も辞さない。

  2. 司法警察の組織で、臨検のような大きな危険を伴う警戒行動を行い、あるいは犯人の立て籠る建物、飛行機、船舶などに突入し、犯人の逮捕と人質の解放を行う部隊。 警察治安特殊部隊(警察SOG)とも呼ばれる。
    射撃、格闘技などに優れた者、あるいは交渉術に優れた者を選抜して構成するのがふつう。

    関連:SAS SEALs SAT SST GSG9 SWAT 短機関銃 拳銃


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特殊部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/20 09:04 UTC 版)

アメリカ海軍の特殊部隊Navy SEALs

特殊部隊(とくしゅぶたい、: Special Forces, SF)または特殊作戦部隊(とくしゅさくせんぶたい、: Special Operations Forces, SOF)は、武装組織において、特別に編制、訓練された人員で構成された部隊を言う。

目次

概要

オーストリア国家憲兵隊の特殊部隊コブラ

特殊部隊は通常戦力とは別個に編成され、特殊な訓練を受け、特別な装備を持つ部隊である。既存の陸海空軍や部隊では対処できない特殊作戦に投入され、一般に、比較的小人数による部隊行動で後方攪乱、破壊工作暗殺を含む)、戦略的攻撃、対テロ情報収集心理戦人質救出などの任務を遂行する。また、国によっては警察や税関などの機関に特殊活動(非軍事部門の主要任務外の活動)を行う部門を置き、これを特殊部隊の名称を付ける場合がある。

その性格上、個々の能力を重視し、防諜のために高い秘匿性を維持しているが、ハイジャックや人質救出などの任務については公にされる場合もある。特殊部隊を編成する組織が増え、能力や任務も多様化しているため、どのような組織を特殊部隊と定義するかは場合によって異なるが、「特殊部隊」と呼称した資料が存在するものは「特殊部隊の一覧」に掲載している。

分類

イギリス陸軍の特殊部隊SAS(1943年、北アフリカ)

軍隊、特に陸軍において特殊部隊は機能によって大きく5つに分類できる。

  • 特殊部隊:特殊作戦全般に対応できる能力を持つ。
  • レンジャー部隊
  • 陸軍特殊航空部隊:航空機を用いて部隊を空輸し、また限定された航空作戦を行う能力を持つ。
  • 心理戦部隊:広告テレビラジオを用いて友軍を支援し、心理戦を遂行する能力を持つ。(心理戦を参照)
  • 民事部隊:軍隊と民間人の組織の関係を調整するなどの民事作戦を遂行する能力を持つ。(民事作戦を参照)
  • 突撃部隊。一般にコマンドー部隊のこと
  • 潜入工作部隊。イギリスのSASが有名

また海軍においては水陸両用作戦部隊、空軍においては陸海の特殊部隊に航空戦力を提供する特殊部隊がある場合もある。警察においては人質救出部隊、対テロ作戦部隊、対反乱作戦部隊などを有する場合がある。

編制

特殊部隊の編制は、所属組織やその任務によって様々だが、原則的には少数精鋭で、優れた人材を選抜したものが多い。その性質上、部隊の規模が小さくなるため独立の軍種兵科として編成されることは殆どなく、主に一個の部隊として編成される。

アメリカ軍統合軍の一つとして編成されている「アメリカ特殊作戦軍」 また 「アメリカ特殊部隊連合軍」 (United States Special Operations COMmand, USSOCOM) は総数は45000名前後と見られており、米軍の全兵力である約141万名のごく一部となっている。

旧ソ連のスペツナズや旧東側国家の特殊部隊の場合はパルチザン部隊が起源であるので、旧西側に比して隊員の数が多く、選抜の基準が異なっていると考えられている。韓国国防白書2008年度版によると 北朝鮮軍は過去2年間で6万人の増員をし、約18万人の特殊部隊を保有しているとされている[1][2]




  1. ^ 北朝鮮軍が特殊部隊6万人拡充、2008国防白書 聯合ニュース 2009/02/23
  2. ^ 北、特殊部隊6万人を拡充し18万人に 中央日報 2009.02.24
  3. ^ 『実録、世界の特殊部隊』(双葉社、2010年)に記載
  4. ^ 『警視庁・特殊部隊の真実』(著者伊藤鋼一大日本絵画、2004年)に記載


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