こ‐せと【古瀬戸】
古瀬戸様式
(古瀬戸 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 08:14 UTC 版)
古瀬戸(こせと)ないし古瀬戸様式(-ようしき)とは、平安時代末から室町時代中期まで現在の愛知県尾張地方の瀬戸市周辺で生産された陶器類やその様式をいう。
- ^ 楢崎彰一『日本の陶磁・古代中世編2』中央公論社,1975年を踏襲しつつ、大窯期を除く4期を窖窯(あながま)I - IV期とした。井上1992など。
- ^ 1996年に実施された(財)瀬戸市埋文センター設立5周年記念シンポジウム『古瀬戸をめぐる中世陶器の世界』が契機になっているとおもわれる。
- ^ 「あながま」と読む。通常「あな窯」と呼ばれ、しばしば「穴窯」とも表記されることがあるが、考古学で連房式登窯や龍窯以外の斜面を利用した単室の窯をこの表記で呼ぶ。特に須恵器を焼成する窯であることを強調する場合は、須恵器窯と呼ぶ。登り窯も参照。
- ^ 鎌倉国宝館編・発行『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』(特別展図録)、2005年
[続きの解説]
「古瀬戸様式」の続きの解説一覧
- 1 古瀬戸様式とは
- 2 古瀬戸様式の概要
- 3 古瀬戸後期様式
古瀬戸と同じ種類の言葉
- 古瀬戸のページへのリンク