三省堂 大辞林 |
ひみつ 0 【秘密】
(1)隠して人に知らせないこと。公開しないこと。また、その事柄。
「―にする」「―がもれる」「企業―」
(2)人に知られないようにこっそりすること。
「―に相談する」「―交渉」
(3)人に知らせない秘法・秘術。
「―の法ぞ不思議なる/浄瑠璃・井筒業平」
(4)〔仏〕 最高の真理や教えが容易に知りがたく、奥深く隠されていること。特に真言宗では、自宗の真理のあり方として重視する。
映画情報 |
秘密
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1999 |
| 配給: | 東宝配給 |
| スタッフ | |
| 監督: | 滝田洋二郎 タキタヨウジロウ |
| 製作: | 児玉守弘 コダマモリヒロ |
| プロデューサー: | 田上節朗 タガミ |
| 進藤淳一 シンドウジュンイチ | |
| 原作: | 東野圭吾 ヒガシノケイゴ |
| 脚色: | 斉藤ひろし サイトウヒロシ |
| 企画: | 原田俊明 ハラダトシアキ |
| 撮影: | 栢野直樹 カヤノナオキ |
| 音楽: | 宇崎竜童 ウザキリュウドウ |
| 主題曲: | 竹内まりや タケウチマリヤ |
| 選曲: | 浅梨なおこ |
| 美術: | 金田克美 カネダカツミ |
| 編集: | 冨田功 トミタイサオ |
| 衣装(デザイン): | 宮本茉莉 ミヤモトマリ |
| 録音: | 林大輔 ハヤシダイスケ |
| スクリプター: | 工藤みずほ クドウミズホ |
| スチール: | 野上哲夫 |
| 音響効果: | 伊藤進一 |
| その他: | 間瀬泰宏 マセヤスヒロ |
| 福島聡司 フクシマ | |
| 宿崎忠道 ヤドザキタダミチ | |
| 石川忠 イシカワチュウ | |
| 助監督: | 足立公良 アダチ |
| 照明: | 長田達也 オサダタツヤ |
| キャスト(役名) |
| 広末涼子 ヒロスエリョウコ (杉田藻奈美) |
| 広末涼子 ヒロスエリョウコ (直子) |
| 小林薫 コバヤシカオル (杉田平介) |
| 岸本加世子 キシモトカヨコ (杉田直子) |
| 金子賢 カネコケン (梶川文也) |
| 石田ゆり子 イシダユリコ (橋本多恵子) |
| 伊藤英明 イトウヒデアキ (相馬春樹) |
| 大杉漣 オオスギレン (梶川幸広) |
| 山谷初男 ヤマヤハツオ (三郎) |
| 篠原ともえ シノハラトモエ (木村邦子) |
| 橘雪子 タチバナユキコ (容子) |
| 柴田理恵 シバタリエ (吉本和子) |
| 斉藤暁 サイトウサトル (弁護士) |
| 螢雪次朗 ホタルユキジロウ (寿司屋の主人) |
| 國村隼 クニムラジュン (藤崎) |
| 徳井優 トクイユウ (木島) |
| 広岡由里子 ヒロオカユリコ (亀田) |
| 内山信二 ウチヤマシンジ (小田島) |
| 並樹史朗 ナミキシロウ (医師) |
| 東野圭吾 ヒガシノケイゴ (大学教授) |
| 冷泉公裕 (富雄) |
| 塩崎沙織 シオザキサオリ (好美) |
| 浅見れいな アサミレイナ (友紀) |
| 生田いづみ イクタイヅミ (里香) |
| 金井良子 カナイリョウコ (真美) |
| 山中篤 ヤマナカアツシ (被害者の会幹事) |
| 成瀬文枝 ナルセフミエ (看護婦) |
| 柴田秀一 シバタヒデカズ (報道記者) |
| 解説 |
| 死んだ妻の人格を宿した娘と、彼女と夫婦生活を送ることになった中年男の愛の行方を描いたドラマ。監督は「お受験」の滝田洋二郎。99年度日本推理作家協会賞を受賞した東野圭吾による同名小説を、「SF サムライ・フィクション」の斉藤ひろしが脚色。撮影を「お受験」の栢野直樹が担当している。主演は、「鉄道員」の広末涼子と「洗濯機は俺にまかせろ」の小林薫。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| スキーバスの転落事故で、病院に運ばれた杉田平介の妻・直子と高校生の娘・藻奈美。直子は息を引き取るが、意識不明だった藻奈美は一命を取りとめる。ところが、意識が戻った藻奈美の体には直子の人格が宿っていたのである! 戸惑いながらも、世間的には父と娘として暮らすことになる平介と直子。だが、17歳の体になった直子はいきいきと若さを満喫する一方、平介は疎外感を感じるばかりか、医大に入学した直子の周りに恋の噂もあって気が気じゃない。そんなふたりの気持ちは、次第にすれ違うようになっていく。しかし、お互いの愛を確かめようにも平介は娘の体をした直子を抱くことは出来ないのだ。ある日、平介は事故を起こしたバスの運転手・梶川の息子・文也から、父親が家族の生活の為に過剰労働して事故を起こしてしまったことを聞かされる。家族の幸せが自分の幸せだと語っていた梶川の言葉に、平介は直子が藻奈美として生きていくことが彼女の幸せなのではないかと思うようになる。そんな折、藻奈美の人格が現れ出したのである。娘が戻ってきたと喜ぶ平介だが、同時にそれは直子の人格が消えることを意味していた。そして、複雑な想いの平介に運命の日はやってきた。平介と直子は、初めてデートした岬の公園で永遠の別れをする----。それから数カ月後。花嫁の父である平介は、藻奈美を文也に嫁がせようとしていた。ところが、彼は自分の喉元を触って髭の剃り残しを確かめる直子の癖から、実は藻奈美の人格は直子のままであったことに気づいてしまう。だが、彼女の幸せを考えた平介は、彼女を娘として送り出してやるのだった。 |
秘密
| 原題: | Secrets |
| 製作国: | アメリカ |
| 製作年: | 1933 |
| 配給: | ユナイテッド・アーチスツ支社 |
| スタッフ | |
| 監督: | Frank Borzage フランク・ボーゼージ |
| 原作戯曲: | Rudolf Besier ルドルフ・ベジア |
| May Edginton メイ・エジントン | |
| 脚色: | Frances Marion フランシス・マリオン |
| 撮影: | Ray June レイ・ジューン |
| 解説 |
| 「お転婆キキ(1931)」に次ぐメアリー・ピックフォード主演映画で、ルドルフ・ベジアとメイ・エジントンの合作の舞台劇に基づいてかつての無声作品と同一のスタッフ、フランセス・マリオン脚色、フランク・ボーゼージ監督、に成ったもの。なおマリオンの近業には「シナラ」「チャンプ(1931)」があり、ボーゼージには「戦場よさらば」「バッド・ガール」がある。ピックフォードを助けて、「永遠に微笑む」「婦人に御給仕」のレスリー・ハワードが共演するほか、「ミラクルマン(1932)」「海賊(1931)」のネッド・スパークス、「極楽特急」「地獄のサーカス」のC・オーブリー・スミス、モナ・マリス、アラン・シアーズ、ブランシュ・フレデリシ、ドリス・ロイド等が助演している。カメラは「シナラ」「御冗談でしョ」のレイ・ジューンの担当である。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 1860年の頃、ニューイングランドに物持ちウィリアム・マーロウという人がいた。彼は妻と計って、一人娘のメアリーを英国の名門ハーレイ卿にめあわせようとしていたが、メアリーは両親の命に背いてマーロウ家の雇人ジョン・カールトンに恋心を捧げていた。これを知ったマーロウは怒ってジョンを解雇し、同時にこの地方一帯では彼に就職などさせんぞ、と申し渡した。で、ジョンはやむをえずメアリーを残して西部へ金を稼ぎに行くことを考えたが、メアリーとてジョンと別れる事は辛く、遂に2人はこのニューイングランドから駆け落ちすることになった。それが、ちょうどメアリーとハーレイ卿との婚約披露の夜だった。2人の新婚旅行は、西へ西へと向かう幌馬車の内で始まった。それは辛い旅だった。風と雨と悪路と。だが未来の幸福を一途に心ざして人々は幌馬車を進めた。が、無事、難路を乗り切って彼等がカリフォルニアに着くと、そこはカラリと晴れて、未開の自然が広々と彼等の前に広がっていた。これがメアリーとジョンとの新家庭だった。それから2人は家を建て、家畜を飼った。そしてやがて赤子も生まれ、お天陽様という下僕と4人暮らしで、辛いけれど幸せな日々を送った。が、この時この地を荒らす家畜強盗のジェイク・ハウザーの一隊が現れて、ジョンの家畜を奪い去った。ジョンは相手の多勢なのを見て、手向かいができぬと観念し、メアリーにこの荒野で危険にさらされることを説いて、ニューイングランドに帰る事を勧めた。が、メアリーはかえって夫を励まして、牧畜業者が団結して進んで家畜強盗を掃蕩する事を説いた。この妻の健気な言葉に奮起したジョンは以来、人々と結んで3日3晩の捜索の後、ハウザーの弟外2名を絞刑に処した。そして彼が家に帰るとちょうど、赤ん坊が重体で妻が心配しているところだった。そこへハウザーの一味が弟の仇討ちに押し寄せて来た。で、たちまち小屋は彼等の重囲に落ちた。何といっても多勢に無勢で、お天陽様も傷付いた。小屋には火が放たれた。その上重病だった赤ん坊は親達が防戦している間に命を引き取っていった。だが、ジョン達の危急は救援隊が折よく駆け付けたので救われた。それからジョンとメアリーとは幼けなく死んだ愛児を、山の裾に名ばかりの墓を立てて葬った。また改めて、生活の立て直しが始まった。そして数年は過ぎて、その間、ジョンはメキメキと出世していった。2人の間には、男2人、女2人の子供がもうけられた。だが、ジョンがいよいよ知事に当選するという祝賀の夜にマルチネスという女が宴会に乗り込んで来たので、メアリーは暗い気持ちになった。そしてマルチネスから夫との間を聞かされた時、メアリーは夫の幸福の為に自分の身を引こうとさえ覚悟した。だが、ジョンは今までに幾度も他に女を作りはしたが、常に変わらぬ愛を抱いているのは妻のメアリーの他にはない、と強く言い切った。その夫の心はメアリーとて良く知っている事だった。それゆえにこそ、今までメアリーは辛い事があろうとも、夫の傍を離れずに暮らして来たのだった。夫婦の仲は以前よりも固く結ばれた。その後ジョンはますます出世するばかりだったが、やがて2人は互いの余命を2人きりで楽しみたくなった。2人は昔の甘く、また怖い秘密を想い返して、それに静かに耽ろうと考えた。で、ジョンとメアリーとは、止める子供達の手を振り切って、また西へと帰って行った。が、乗り物だけは違っていた。昔は幌馬車の旅だったが、今度は自動車での旅である。 |
物語要素事典 |
秘密
『有明けの別れ』巻1 左大将が継娘を犯して、身ごもらせる。男装の右大将が彼女に同情し、名目上の妻(対の上)とする。生まれた男児は右大将の子として育つ。後、対の上は左大将の息子とも関係を持って女児を産む。この女児も右大将の子として育つ。
『苔の衣』 三条帝の息子東宮に苔衣の大将の姫君が嫁し、女御となる。しかし、やがて誕生した若宮の真の父は、東宮の弟兵部卿宮だった。
『古事談』巻2-55 待賢門院璋子は鳥羽帝の女御として入内したが、白河院が彼女と密通し、祟徳院が生まれた。鳥羽帝はこのことを知っていて、祟徳院を「叔父子」と呼んだ。
『三四郎』(夏目漱石) 独身でいる理由を問われた広田先生が、譬え話をする。「父が早く死んで母一人を頼りに育った子がいる。やがて母が病気になって死ぬ時、お前の本当の父親は別にいる、と子に告げる。そんな経験をした子は結婚に信仰を置かないだろう」。三四郎が「先生の場合はそれとは違うでしょう」と言うと、先生はハハハハと笑った。
『夜の寝覚』(中間欠巻部分) 寝覚の上は、大納言の子を身籠もったまま左大将と結婚する。左大将はそれを知りながらも何も言わず、寝覚の上をいたわり愛する。生まれた男児まさこ君を、左大将はわが子として育てる。
★2a.秘密の子(母が異なる)。夫が愛人に産ませた子を、妻が自分の子として育てる。
『婦系図』(泉鏡花)後篇「思ひやり」~「お取膳」 早瀬主税は、恩師・酒井俊蔵から叱責されて、愛人の芸者お蔦と別れる。酒井の一人娘・妙子が、病臥するお蔦とその世話をする芸者・小芳を見舞う。妙子がお蔦を励まして帰った後、小芳は「あの娘を育てたのは酒井先生の奥様だが、産んだのは私だ」と言って、お蔦とともに泣く。
『陽のあたる坂道』(石坂洋次郎) 会社社長田代玉吉は妻みどりとの間に、雄吉・くみ子の二子をもうけたが、その一方で芸者トミ子とも関係を持ち、信次が生まれる。みどりは信次を自分の子として引き取り、育てる。成長後、出生の秘密を悟った信次は、わざと粗野なふるまいをするなどして周囲を驚かせる。くみ子の家庭教師として雇われた女子大生たか子が、信次の言動にとまどいつつ、やがて彼への愛を自覚する。
『木幡の時雨』 故奈良兵部卿右衛門督の娘中の君・三の君と、東宮・中納言とが、複雑な関係を持つ。中納言を父・中の君を母として双子の女児が育つが、その真の母は三の君だった。また、東宮を父・三の君を母として双子の男児が育つが、その真の母は中の君だった。後、女院となった三の君は、帝位についた息子に、汝の真の母は中の君だと教える。
『古事談』巻2-27 在原業平が勅使となって伊勢に下った時、斎宮と密通して男児が生まれた。秘密にせねばならないことなので、摂津守・高階茂範の子として、「師尚」と名づけた。
『狭衣物語』巻2 狭衣大将と女二の宮との間に生まれた若宮を、皇太后宮は自らが出産したようによそおう。嵯峨院は若宮を実の我が子と信じ、その美しい顔だちを喜ぶ。
★4.秘密を語る(口論して)。
『ジャータカ』第284話 木にとまった二羽の雄鶏が喧嘩をし、お前にどのような力があるのだ、とののしりあう。下の鶏が「自分の肉を食べた者には大金が授かる」と言うと、上の鶏が「自分の肉の各部位を食べた者は、王・将軍・理財官などになる」と言う。木の下に寝ていた男がこれを聞き、上の鶏を殺して食べようとする。
『ジャータカ』第285話 世尊ゴータマの修行僧団の評判を落とそうとたくらむ外道らが、暴漢たちに依頼して女性修行者スンダリーを殺させ、その罪を世尊の弟子たちになすりつける。暴漢たちは外道にもらった礼金で酒を飲み、喧嘩を始める。一人が「お前がスンダリーを殺し死体を捨てた」と言い、彼らの犯行が露見する。
『ダンマパダアッタカター(法句経注)』 モッガラーナ長老(目連尊者)を殺害した盗賊たちが酔って酒場で口げんかをはじめ、長老を最初に打ったのが誰であるかについて争いあう。このため彼らの犯行が知れ、捕らえられる。
『伴大納言絵詞』 伴大納言家の出納の子と、右兵衛府の舎人の子とが喧嘩をする。両方の親も出て来て争いとなり、舎人が出納に「お前の主の大納言など、わしが口をあけてしゃべれば人並みにしてはおれまい」と言う。そこから伴大納言の応天門放火が明るみに出る〔*『宇治拾遺物語』巻10-1に同話〕。
『うつほ物語』「国譲」下 祐澄宰相中将・近澄蔵人少将たちが、女二の宮を盗み出そうと画策する。女二の宮の乳母越後が計画に加担するが、彼女がささいなことから下衆男を叱りつけたため、腹を立てた男が人々の前で女二の宮奪取の企てをしゃべる。
『三国志演義』第23回 国舅董承と医師吉平が、横暴のふるまい募る曹操を毒殺しようと計画を練る。吉平が帰った後、董承は、妾が下僕と物陰で語らいあっているのを見、怒って二人を棒で打ち、下僕を空き部屋に閉じこめる。下僕は逃げ出し、曹操に暗殺計画を知らせる。
『諸艶大鑑』(井原西鶴)巻5-1「恋路の内証疵」 難波木村屋の太夫越前は、十一歳になる禿(かぶろ)の少女を手引きとして、間夫に逢う。親方が禿を拷問しても禿は太夫から「頼む」といわれた一言を忘れず、最後まで口を割らない。後に越前がささいなことで、人前で禿を焼けた煙管で打ったため、禿はそれを恨み親方に密事を話す。
『飛烟伝』(唐代伝奇) 武公業の愛妾飛烟は、隣家の趙氏の息子象と見そめあい、裏庭で逢引を重ねる。一年ほど後、飛烟は女中の小さな過ちをとがめ、何度も仕置きをする。女中はそれを根に持ち、飛烟と象との情事を公業に告げ口する。
『武道伝来記』(井原西鶴)巻4-2「誰か捨子の仕合せ」 朋輩を後ろから斬り、その手柄を横取りした矢切団平が、後に若党の九市郎を仕事ぶりが悪いといって叱り、長屋に押しこめて打ち首を宣告する。九市郎は怨んで、主人の悪事を恋人の腰元に語る。
ウィキペディア |
秘密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/21 09:13 UTC 版)
秘密(ひみつ)とは、個人ないしひとつの組織、団体が外集団に対して公開することのない情報を指す言葉。外部に知られることによる不利益を回避するために用いられることが多い。また、一定の組織(軍や国家)において特別な意味を持つ秘密を機密(きみつ)と呼び区別する。
- 1 秘密とは
- 2 秘密の概要
秘密と同じ種類の言葉
- 秘密 [ドラマあらすじ TV LIFE]TV LIFE
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