ケツ

デジタル大辞泉

けつ【^×玦】

読み方：けつ

古代、男子の装飾品。環状で、一部分が欠けている玉の佩(お)び物。

けつ【傑】

読み方：けつ

［常用漢字］　［音］ケツ（漢）

１ ひときわ優れる。「傑作・傑出」

２ ひときわ優れた人。「傑物／英傑・怪傑・豪傑・俊傑・女傑」

［名のり］すぐる・たかし・たけし・まさる

けつ【桀】

読み方：けつ

古代中国、夏(か)王朝の最後の王。名は履癸(りき)。残虐で酒色を好み、暴政を行い、殷(いん)の紂(ちゅう)王とともに悪王の代表とされる。殷の湯王に討伐された。

けつ【欠〔缺〕】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　ケン（漢）　［訓］かける　かく

［学習漢字］4年

〈ケツ〉

１ 物の一部がえぐれてかける。「欠唇(けっしん)・欠損」

２ 足りない。あく。「欠員・欠陥・欠如・欠点・欠乏／残欠・不可欠」

３ 欠けている所。「補欠・完全無欠」

４ その場に出て来ない。「欠勤・欠場・欠席／出欠・病欠」

５ （「歇(けつ)」の代用字）休む。やむ。「間欠」

〈ケン〉あくび。「欠伸(けんしん)」

[補説] 「欠」は本来の意味。「缺」はの意味で、もと別字。

［難読］欠伸(あくび)

けつ【欠／^×缺】

読み方：けつ

１ 欠けていること。足りないこと。「説明の―を補う」「ガス―」

２ 欠席。「―一名」

けつ【決】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　ケチ（呉）　［訓］きめる　きまる

［学習漢字］3年

１ えぐられて切れる。「決河・決壊・決裂」

２ きっぱりとどちらかにきめる。きまる。「決意・決議・決算・決心・決戦・決断・決着・決定／解決・自決・先決・対決・判決・未決・論決」

３ 可否をきめること。「可決・採決・否決・票決」

４ 思い切って。きっぱりと。「決然」

５ （「蹶(けつ)」と通用）急にはね起きるさま。「決起」

６ （「訣(けつ)」と通用）わかれる。「決別」

[補説] 「决」は俗字。

［名のり］さだ

けつ【決】

読み方：けつ

１ とりきめ。定め。決定。「会長が―を下す」

２ 可否を決めること。議決。「―を採る」

け・つ【^▽消つ】

読み方：けつ

［動タ四］

１

㋐火を消す。

「世はただ火を―・ちたるやうに」〈源・匂宮〉

㋑なくす。消滅させる。

「世を保ち給ふべき御宿世(すくせ)は―・たれぬものにこそ」〈源・少女〉

２ 蔑視する。ないがしろにする。けなす。

「つひにこの人をえ―・たずなりなむ事と、心病みおぼしけれど」〈源・澪標〉

３ 心の平静さをなくさせる。

「肝魂を―・ちて思ひける程に」〈平家・一一〉

４ 圧倒する。

「いかばかりならむ人か、宮をば―・ち奉らむ」〈源・東屋〉

[補説] 平安時代、和歌や和文に多く用いられた。

けつ【潔】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　［訓］いさぎよい　きよい

［学習漢字］5年

１ 汚れがなく清らか。清らかにする。「潔斎・潔癖／清潔・不潔」

２ 余計なものがなく、すっきりしている。「簡潔」

３ 心や行いがけじめ正しい。「潔白／高潔・純潔・貞潔・廉潔」

［名のり］きよ・きよし・ゆき・よし

けつ【穴】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　［訓］あな

［学習漢字］6年

〈ケツ〉

１ あな。「穴居／虎穴(こけつ)・洞穴・風穴・墓穴・偕老同穴(かいろうどうけつ)」

２ 中国医学で、人体のつぼ。「灸穴(きゅうけつ)・経穴」

〈あな〉「大穴・毛穴・節穴」

［名のり］これ

けつ【穴／^▽尻】

読み方：けつ

１ 《「あな」の意から》尻(しり)。「―の青い若造」

２ 最後。びり。「―から五番目」

３ 鍼術(しんじゅつ)で、人体に鍼(はり)を打つべき箇所。

けつ【結】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　ケチ（呉）　［訓］むすぶ　ゆう　ゆわえる

［学習漢字］4年

１ ひもなどでむすぶ。むすびつける。「結髪／直結・連結」

２ 組み立てる。構造物・組織体を造る。「結構・結社・結成・結党」

３ ばらばらのものを一つにまとめる。まとまる。「結合／集結・妥結・団結」

４ 固める。固まる。「結石・結節・結氷・結露／凝結・凍結」

５ しめくくる。終わりになる。「結果・結局・結末／完結・帰結・終結」

６ ふさがる。「鬱結(うっけつ)・秘結」

［名のり］かた・ひとし・ゆい

［難読］網結(あみず)き・結願(けちがん)・結城(ゆうき)

けつ【結】

読み方：けつ

１ むすび。終わり。

２ 漢詩で末の句。結句。「起承転―」

３ 《迷いの世界にしばりつける心の働きであるところから》仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。

けつ【^×羯】

読み方：けつ

中国、匈奴の一種族で、五胡の一。名は山西省の羯に居住したことによるという。4世紀初め、族長の石勒(せきろく)が五胡十六国の一つ、後趙(こうちょう)を建国。

けつ【血】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　ケチ（呉）　［訓］ち

［学習漢字］3年

〈ケツ〉

１ ち。「血圧・血液・血管／献血・止血・出血・心血・鮮血・吐血・貧血・輸血・流血・冷血」

２ 血のつながり。「血族・血統・血脈／混血・純血」

３ 強い情熱。「血気／熱血」

４ 血を流すように激しいこと。「血戦・血涙・血路」

〈ち（ぢ）〉「血潮・血眼／鼻血」

［難読］血脈(けちみゃく)・血腥(ちなまぐさ)い

けつ【^×訣】

読み方：けつ

［人名用漢字］　［音］ケツ（漢）　［訓］わかれる

１ きっぱりと別れを告げる。「訣別／永訣」

２ 簡潔に言い切った秘伝の文句。奥義。「口訣(くけつ)・秘訣・要訣」

けつ【^×蹶】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　［訓］つまずく

１ つまずく。たおれる。「顛蹶(てんけつ)」

２ はね起きる。「蹶起・蹶然」

けつ【^×闕】

読み方：けつ

［音］ケツ（漢）　［訓］かける

１ 宮城の門。また、宮城。「闕下／宮闕・禁闕・城闕」

２ （「欠」と通用）不足する。かける。「闕字・闕如・闕文・闕本／残闕」

３ あやまち。「闕失」

［難読］闕腋(けってき)

けつ【^×闕】

読み方：けつ

１ 中国で、宮門の両脇に設けた物見やぐらの台。石闕(せっけつ)。

２ 宮城。宮城の門。

３ 「欠(けつ)1」に同じ。

「大納言の―あるに依りて、此を望むとて」〈今昔・二四・二五〉

けつ【^×頁】

読み方：けつ

［人名用漢字］　［音］ケツ（漢）　［訓］ページ

堆積岩の一種。「頁岩」

[補説] 「頁」と「葉」が中国語で同音のため、「葉」（書物の二ページ）と同じく用い、日本では「ページ」と読む。

歴史民俗用語辞典

玦

読み方：ケツ（ｋｅｔｓｕ）

環の一部分が欠けた玉の佩物。

碣

読み方：ケツ（ｋｅｔｓｕ）

円形の石碑、墓碑。

タレントデータベース

ケツ

ケツの画像

芸名	ケツ
芸名フリガナ	けつ
性別	男性
生年月日	1990/6/11
星座	ふたご座
干支	午年
血液型	O
出身地	奈良県
身長	162 cm
体重	73 kg
URL	https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=5141
プロフィール	1990年06月11日生まれ、奈良県出身のお笑い芸人。お笑いコンビ「ニッポンの社長」として活動。趣味・特技は、野球、料理、飲酒(ビール、日本酒)、ギター(学生時代は軽音楽部)。今後の活躍が期待される。
職種	お笑い
好きなスポーツ	野球
趣味・特技	野球/料理/飲酒(ビール、日本酒)/ギター(学生時代は軽音楽部)
趣味・特技	野球/料理/飲酒(ビール、日本酒)/ギター(学生時代は軽音楽部)

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ウィキペディア

尻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/07 05:10 UTC 版)

尻、臀（しり、英: buttocks）とは、一般に四足動物（特に哺乳類）における胴の後方（ヒトのような直立動物においては下後方）、肛門周囲の部位のこと臀部（でんぶ）。

ウィキペディア小見出し辞書

ケツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/10 17:28 UTC 版)

「ゲイ用語」の記事における「ケツ」の解説

一般に「ケツ」とは臀部のことであるが、ゲイ用語では肛門を指す場合が多い。

漢字辞典

吷

吷	画数：7 音読み：ケツ、 ケチ、 セツ、 セチ

噘

噘	画数：15 音読み：ケツ

坹

坹	画数：8 音読み：ケツ、 ゲチ ピンイン：xue4

岤

岤	画数：8 音読み：ケツ、 ケチ

嵥

嵥	画数：13 音読み：ケツ、 ゲチ

潏

潏	画数：15 音読み：ケツ、 ケチ、 シュツ、 ジュチ ピンイン：jue2 対応する英語：foreshore reclaimed from river

狘

狘	画数：8 音読み：ケツ、 カチ ピンイン：yue4 対応する英語：jump

玦

玦	画数：8 音読み：ケツ、 ケチ ピンイン：jue2 対応する英語：broken piece of jade

靹

靹	画数：13 音読み：ケツ ピンイン：ren4 ハングル：병 対応する英語：archer's arm protector

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「ケツ」の例文・使い方・用例・文例

• バケツで水を運ぶ
• バケツ2杯分の水
• バケツがひっくり返った
• キブルは普通の大きさの人を2人乗せるのに十分な大きさの鉄のバケツだ。
• バケツで水をくみ出す
• 魚はのたうってバケツから飛び出した。
• バケツ一杯の水
• 私たちはバケツ2杯の栗を拾った。
• あなたはそのバケツに水をいっぱい入れてください。
• その花をバケツに放りこんだ。
• 氷をバケツ１杯持ってこさせてくれ。
• 彼らはバケツで水を運んだ。
• 彼はバケツに水をいっぱい入れた。
• 私はバケツを水でいっぱいにした。
• 私はバケツに水を入れた。
• 私はそのバケツに水を満たした。
• 外はバケツをひっくり返したような雨です。
• 火事が起こったときのために、いつもバケツの水を手もとにおいて起きなさい。
• バケツを水で満たしなさい。
• バケツの底に穴があいている。