完全無欠

デジタル大辞泉

かんぜん‐むけつ〔クワンゼン‐〕【完全無欠】

読み方：かんぜんむけつ

［名・形動］欠点や不足がなくて、非のうちどころのないこと。また、そのさま。「—な人格者」

ウィキペディア

完全無欠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/27 06:28 UTC 版)

ウィキペディアには「完全無欠」という見出しの百科事典記事はありません（タイトルに「完全無欠」を含むページの一覧/「完全無欠」で始まるページの一覧）。 代わりにウィクショナリーのページ「完全無欠」が役に立つかも知れません。wikt:Special:Search/完全無欠

関連項目

• 全知全能

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

完全無欠

出典:『Wiktionary』 (2020/08/11 04:26 UTC 版)

名詞

完全無欠（かんぜんむけつ）

1. 欠点や不足がまったくないこと。完璧なこと。非の打ち所がないこと。
   • 天井にも床にも、怪しむべき個所はまったくなかった。完全無欠の密室である。（江戸川乱歩「影男」）〔1955年〕^[1]
   • しかし君らだって僕と同じようなものさ。僕は諸君の完全無欠や優越や美点を何とも思わない。すべての美点は欠点のうちに投げ込まれるものだ。（ビクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」）〔豊島与志雄訳1918-1919年〕^[2]

類義語

• 全知全能

形容動詞

完全無欠（かんぜんむけつ）

1. 欠点や不足がまったくない。完璧なさま。
   • その上に立ってる首領は、ごく純潔で、ごく冷静で、わがままで、多少子供らしい人物だったが、宗教的で道徳的で芸術的であるその教義の完全無欠さを力説し、選まれたる少数の人民らに、音楽の福音書を抽象的な言葉で説明し、驕慢と異端とを平然としてののしっていた。（ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」）〔豊島与志雄訳1920年〕^[3]
   • 俺は別な見方をしとる。完全無欠な男はいない。時々は、的をはずすさ（フレッド・Ｍ・ホワイト「黄金薔薇」）〔奥増夫訳2019年〕^[4]

活用

ダ型活用

完全無欠-だ

類義語

• 非の打ち所がない

Weblio日本語例文用例辞書

「完全無欠」の例文・使い方・用例・文例

• 完全無欠の車
• 完全無欠な人はいない.
• 彼の文章は完全無欠だ
• 彼の英語は完全無欠だ
• 完全無欠な人は無い
• 完全無欠な論理
• 完全無欠なもの
• ラングさんはまた，北野さんを無限の可能性を持った完全無欠のアーティストと評した。