非の打ち所がない
非の打ち所がないとは 「非の打ち所がない」とは、欠点や弱点、文句をつける部分がまったく見当たらないほど、出来や状態が非常に優れていることを表す言い回しである。「非」は欠点や過失を意味し、「打ち所がない」は責める箇所がないという意味である。全体として、ほぼ完璧であることを強く評価する褒め言葉として使われる。 非の打ち所がないは褒め言葉か 「非の打ち所がない」は、基本的に強い褒め言葉である。人の性格や仕事ぶり、見た目、作品、料理、対応などに対して使われ、相手や対象を非常に高く評価するニュアンスを持つ。ただし、あまりに整いすぎていて近寄りがたい、隙がなさすぎるという印象を含む場合もあり、文脈によっては称賛に少し距離感が混じることもある。 非の打ち所がないの使い方 この表現は、人にも物にも使えるのが特徴である。たとえば「彼の仕事ぶりは非の打ち所がない」と言えば、能力や対応に欠点がないことを褒める意味になる。「このホテルの接客は非の打ち所がない」と言えば、サービスの質を高く評価する表現になる。日常会話でも文章でも使えるが、やや改まった響きがあるため、軽い雑談よりは評価をきちんと伝えたい場面で使いやすい言葉である。 非の打ち所がない人とは 「非の打ち所がない人」とは、見た目、性格、能力、立ち居振る舞いなどが総合的に優れていて、周囲から欠点が見当たらないと思われる人を指すことが多い。仕事ができるだけでなく、気配りがあり、清潔感があり、言葉遣いも丁寧であるなど、複数の要素がそろっている場合に使われやすい。ただし、実際には誰にでも多少の弱点はあるため、この表現は客観的な事実というより、非常に高い評価を込めた言い方である。 非の打ち所がない性格とは 「非の打ち所がない性格」とは、思いやりがあり、誠実で、感情の起伏が安定していて、周囲に不快感を与えにくい性格をほめて言う表現である。協調性があり、礼儀正しく、自己中心的でない人物に対して使われることが多い。ただし、性格の評価は相手との相性にも左右されるため、誰から見ても完全無欠という意味で使うより、非常に印象のよい性格であることを強調する言い方として受け取るのが自然である。 非の打ち所がないの言い換え 「非の打ち所がない」の言い換えとしては、「完璧である」「文句なしである」「申し分ない」「欠点がない」「完全無欠である」などがある。「完璧」はもっとも近い言い換えであり、「申し分ない」はやややわらかく実用的な表現である。「完全無欠」は意味は近いが、やや硬く大げさな響きがあるため、文章によって使い分けるのがよい。 非の打ち所がないの英語表現 「非の打ち所がない」は英語では「flawless」「perfect」「impeccable」などで表せることが多い。たとえば、見た目や仕上がりに欠点がない場合は「flawless」、全体として完璧である場合は「perfect」、態度やマナー、仕事ぶりが申し分ない場合は「impeccable」が近い。日本語の「非の打ち所がない」は対象によって含まれる評価の幅が広いため、英訳では何を褒めているのかに応じて単語を選ぶのが自然である。 非の打ち所がないの例文 「彼女の接客は非の打ち所がなく、初めて来た客にも安心感を与えていた」「今回の提案書は構成も内容も非の打ち所がない出来である」「彼は礼儀正しく誠実で、周囲から非の打ち所がない人だと思われている」のように使う。人柄、仕事、作品、サービスなど、評価対象がはっきりしていると意味が伝わりやすい表現である。
非の打ち所がない
「非の打ち所がない」とは、少しの欠点もないことを意味する表現である。
「非の打ち所がない」とは・「非の打ち所がない」の意味
「非の打ち所がない」とは、「少しの欠点もない」「すべてが完全で非難する所がない」ことを意味する表現だ。辞書によると「非」には「悪い」「道徳に反する」、「打ち所」には「非難する点」という意味があるので、「非の打ち所がない」は「欠点がなくて完璧」となる。一般的に、ある人物の人柄、行動、容姿などを評価する際に用いられる。「非の打ち所がない」の語源・由来
「非の打ち所がない」の由来は、「非を打つ」という言葉である。昔は、文章を批評して点数をつけることを批点といい、そこから「批点を打つ」という言葉が誕生した。その後、「批点を打つ」は「非を打つ」という形に変化して、「人の欠点を指摘して非難する」という意味で使われるようになった。ここから反対の意味に転じて、人を褒め称える際に「非の打ち所がない」という言葉が用いられるようになったというわけである。「非の打ち所がない」の熟語・言い回し
非の打ち所がない人とは
「非の打ち所がない人」とは、見た目や性格、仕事の能力、物事の進め方などあらゆることにおいて優れている人を意味する表現だ。何か短所や欠点などを探そうとしても全く見つからず、完璧な人のことを形容している。例えば、「一学年上の友人のお姉さんは非の打ち所がない人なので、本当に尊敬している」というように用いられる。最上級の褒め言葉として人に用いられる言葉だ。
非の打ち所がない可愛さとは
「非の打ち所がない可愛さ」とは、非難する点が一切見付からないほどに可愛らしいという意味で使われる表現である。もともとは大川ぶくぶ氏による人気4コマ漫画「ポプテピピック」で主人公がセリフとして発したことをきっかけに、ネットスラングとなった言葉だ。例えば、「あの女優さんは非の打ち所がない可愛さで人気を博している」というように使われる。
「非の打ち所がない」の使い方・例文
「非の打ち所がない」は、見た目だけではなく仕事ぶりや性格などについて人を褒めたい時に主に用いられる言葉である。ただし最大級の賛辞となる言葉なので、あまり頻繁に使用しない方が良い。・世の中で話題になっている小説を本屋で購入してみたのだが、評判通りに非の打ち所がない傑作で時間が経つのも忘れて一気に読み切ってしまった。
・彼は自分の仕事ぶりを非の打ち所がないと評しているのだろうが、いずれ彼がやった行いは世間にバレて引退に追い込まれることだろう。
・私の奥さんは容姿端麗で性格も良く、おまけに料理の腕前も一級品で非の打ち所がなく、どうして自分のような欠点だらけの人間と結婚してくれたのだろうと常日頃から疑問に思っている。
・私が出掛けている間に夫が部屋の掃除、洗濯、食器洗いなどの家事をすべてやってくれていて、非の打ち所がない夫と結婚して良かったと思う。
・私が担任している生徒の中でも彼は学業はもちろん品行においても非の打ち所がなく、尊敬に値する学生の一人だといえる。
・私の大学の友人の歌声は美しくて非の打ち所がないので、きっと来週に開催されるコンクールでは優勝してくれるだろう。
・私の息子は子供の頃から絵を描くことが得意なのだが、先日、コンクールで最優秀賞をとった絵はまさに非の打ち所がないほどに美しかった。
・彼が行ったプレゼンテーションの内容には説得力があって資料も十分練り尽くされていたので、非の打ち所がないくらいに素晴らしかった。
・初めてのお見合いで相手に会ってみた所、想像以上にかっこよくて性格も良く、高学歴で一流会社に勤務していて非の打ち所がない人だと思った。
・無邪気に寝ている子猫というのは、本当に非の打ち所がない可愛さだ。
・「非の打ち所がない可愛さ」とは、人気4コマ漫画「ポプテピピック」で使用されたセリフとして、ネットで有名になった。
「非の打ち所がない」の例文・使い方・用例・文例
非の打ち所がないと同じ種類の言葉
| 否定に関連する慣用句 | 不覚を取る 不評を買う 非の打ち所がない 非を打つ 非を鳴らす |
- 非の打ち所がないのページへのリンク
