一学年上
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森園 億人(もりぞの おくと) 演(舞) - 大河元気 / 演(映) - 千葉雄大 二年六組ルーム長→生徒会長→浪人。 穏やかな性格をしており、常に冷静で理知的な話し方をするが非常に負けず嫌い。堂山からは「二年で本気になったとき一番怖い」と評され、帝一も「氷室より怖いかも」と評している。 その一方で、誠実な性格から彼を心から慕う者が自然と集まってくる。氷室から森園に寝返ろうとする帝一を一度は拒否しているが、大鷹の説得により受け入れている。 大鷹とは将棋仲間で、立場を超えて仲が良く全幅の信頼を寄せている。そのためか、彼を生徒会長にするためのものと思われる行動が多い。 自ら行動することは少ないものの、周囲の人間が彼を慕うがゆえに自ら動くため、常に一定の成果を残している。また森園自身が動くときは大きな結果を残すことが多く、作中では森園が氷室の実弾を運動部にリークしたことで氷室を自滅寸前にまで追い込んでいる。夏合宿では氷室を破り3票手に入れている。 大鷹から最後の決定権を託された堂山により、新生徒会長に選ばれた。 生徒会長就任後は、これまでの海帝高校の聖域同然であった、会長選挙の改革に着手する。教師や海帝高校卒業生をはじめとする政界の有力者達からの妨害を受けながらも、『生徒会会長選挙の民主化(会長選挙の投票権を、全校生徒にまで拡大する)』という改正案を成立させる。 その報復措置としてか、生徒会長の特権であった東都大学への推薦入学を取り消されてしまうが、そのことが大鷹に覚悟を決めさせる一因となった。 また、会長候補を選抜する際には、菊馬の指名を取りやめようと考えていたが「天照霊波救世教」から父親が脅迫を受け、菊馬を指名せざるを得なくなっており、静かな怒りに燃えていた。これがきっかけで、高天原を強く憎むようになり、帝一と大鷹に涙を流しながら高天原を叩き潰すように懇願した。 京田 一郎(きょうだ いちろう) 演(映) - 星陽太 二年六組副ルーム長→生徒会書記。 ミステリアスな雰囲気を持ち、独り言を言っていることが多い。森園のみ、彼の言葉の意味を解釈することができる。極度の人見知りで、大体森園の後ろに隠れている。 勘が冴えており、予言といってもいいくらいよく当たる(放送委員と美化委員の票が氷室側に流れたことを予言した)。 詩人として既に、その業界では名の通った人物で、海帝卒業後は本格的に詩人として活動する。 氷室 ローランド(ひむろ ローランド) 演(舞) - 冨森ジャスティン / 演(映) - 間宮祥太朗 二年三組ルーム長→生徒会副会長。本名はローランド・氷室=レッドフォード。 父親のスティーブ・レッドフォードはアメリカの自動車メーカー「ハリケーン・モーターズ(HM社)」日本支社長。 性格は唯我独尊を地で行っており、勝つためには手段を選ばない。自身の目的の障害となるものには容赦がなくそのため敵を作りやすい。しかし、そこにカリスマ性があるのか帝一のように自ら彼に付く者も数多くいる。堂山に献身的に尽くすことで生徒会長の大本命という立場を手に入れているが、会長候補に選ばれるために従っているに過ぎず会長候補に選ばれた後は不遜な態度をとるようになる。 中学時代に『てっぺんを取る』という漠然とした夢を追い、喧嘩に明け暮れていた時期があり『狂犬』と呼ばれる。 帝一に対しては自身の下僕としてそれなりの愛情を持っていたが、父・スティーブと帝一の父・赤場譲介の因縁を知ってからは譲介を憎むと同時にその息子・帝一に対しても愛憎入り混じった複雑な感情を抱く。しかし帝一を利用した挙句無情にも捨てることを決めたため、それを知った帝一の離反という事態を招いてしまう。 森園派を公言する文化部を引き込むために実弾(賄賂)をばら撒くという禁じ手に出るも、森園によって運動部にリークされ、逆に自らの首を絞めることになってしまう。駒の犠牲により自滅は免れたものの、マイムマイムを利用した帝一の奇策や駒の裏切りにより選挙に敗北。 絶望し校舎の屋上から飛び降り自殺を図るも、光明が仕掛けたマット(もともとは帝一が飛び降りる可能性を考慮したもの)によって助かり、実は駒は自分を見捨てていなかったこと、そして森園が自分を評価し副会長に自分を任命したことで改心。長かった髪を自ら切り、森園の元で働くことを表明した。 その後は憑物が落ちたかのように穏やかな性格となっているが、時折『狂犬』と呼ばれていた不良時代の鋭い眼光が蘇ることがある。 帝一達の学年の会長選時には、既に会長選を辞退表明をしていた帝一を、再び壇上まで抱きかかえあげ、選挙戦に参加させる。 駒 光彦(こま みつひこ) 演(舞) - 細貝圭 / 演(映) - 鈴木勝大 二年三組副ルーム長。氷室が、友人として対等(に近い)立場で接する唯一の人物。 真面目で義理堅く、氷室の味方として彼に尽くしている。 中学時代、喧嘩を繰り返す氷室を止めるため海帝高校の生徒会長を目指すという道に彼を導いたという経緯がある。そのことに責任を感じており、森園に票を奪われたことに焦るあまり暴走する氷室を止めることができずにいる。 その後、実弾で自滅寸前となった氷室を救うため犠牲となるも、その後の氷室の態度を見て彼を裏切ることを決意。選挙戦で森園に投票し選挙に大きな影響を与えその場にいた多くの者を驚愕させた。 実際は氷室を見捨てておらず彼の暴走を止めるためにしたことであり、飛び降りようとした氷室を身を挺して助けようとし、氷室が無事だったときには涙を流していた。 本田 章太(ほんだ しょうた) 演(舞) - 瀬戸祐介 / 演(映) - 三河悠冴 二年四組ルーム長→生徒会副会長。 おどおどした性格で、自己主張をあまりしない。堂山を尊敬しているが、昨年の文化祭で管理を任されていた照明器具を壊したことが原因で堂山から見限られている。 しかし、照明が壊れたのは草壁の仕業だと明らかになり堂山から今までの態度を謝罪された上で償いとして生徒会長候補に選ばれる。 我欲がなく、生徒会長にも興味がなかったため、生徒会長選でのアピールもおどおどしたもので、生徒からすぐに飽きられ、菊馬から「雑魚の話はつまらない」と一蹴される。 自身は堂山から信頼を取り戻したことで満足しており、会長選では大鷹の説得により森園派として活動することを決意し、会長候補を辞退する。 山羽 喜一郎(やまは きいちろう) 演(映) - 若林司 二年四組副ルーム長→生徒会会計。 引っ込み思案な本田とは正反対で、明るく陽気な性格。 草壁 哲也(くさかべ てつや) 演(舞) - 勝信 / 演(映) - 親納だい 二年五組ルーム長で、代々続く大物政治家の家系の出身である。 氷室、森園と共に生徒会長候補に選ばれると目されていたが、生徒会長候補に選ばれると票の食い合いになると判断した氷室の命令を受けた帝一と光明に嘘発見器を利用した作戦で本田を陥れたことを暴かれ候補から外される。 氷室のことは金髪ブタ野郎などと蔑んでいるが、都合の良いときは氷室に取り入る動きをしており、投票では駒の裏切りにより弱った氷室の心に入っていくように氷室に投票する。 女好きだが奥手であり、色仕掛けなどされれば簡単に引っ掛かるなど、小者な面が目立つ。 一方で学力は非常に優秀であり、菊間の妨害により満足に試験勉強ができなかった中間試験でも平均70点台を出すほどである。 目的の為なら手段を選ばず、噂にはなっているが、決定的な証拠をつかませない狡猾な一面も持つ。 三年時の生徒会長選では、帝一に投票していたが、土壇場で大鷹に票を変えようと動きかけていた。結局、帝一が自らの票を大鷹に移すことで未遂に終わる。ちなみに、映画では彼自体が登場しない為、この役割は菊馬が受け持つことになる。 室田 滋(むろた しげる) 演(映) - 杉山宗賢 二年五組副ルーム長。
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