交通事故死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:59 UTC 版)
2013年10月5日、山口県美祢市東厚保町の中国自動車道下り線の伊佐パーキングエリア付近の追越車線でトヨタ・ハイエースを自ら運転中、中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。事故直後、マネージャーが左後部座席から走行車線へ出て警察に通報していた最中にトラックに跳ねられ、それを見た直後にやっくんが車の後方へ行ったところ、別の後続車に跳ねられた。その後、病院へ搬送されたが、同日18時16分に心臓破裂により死去。満37歳没(享年38)。同月6日、熊本県荒尾市のあらおシティモールで開催される予定だった美女♂menZのイベント出演のために移動中だった。 彼の訃報に遺族やファン、元相方の竹内の他、鉄拳、ヒロシ、カンニング竹山、陣内智則、狩野英孝、芋洗坂係長などのお笑いタレントや、アニメやゲーム作品で共演経験のある折笠富美子、myco、稲田徹、緒方恵美などの声優、『エンタの神様』プロデューサーの五味一男や『名探偵コナン』プロデューサーの諏訪道彦など番組スタッフ、ゴールデンボンバー、美女♂Menのデビューシングルの原曲を歌ったSHAZNAの元フロントマンのIZAMなどミュージシャンや歌手、『満月をさがして』の原作者である漫画家の種村有菜など、生前に交流のあった人々からやっくんの公式サイトや記者会見、ツイッターやブログなどを通して哀悼の念が多数寄せられた。 通夜は同月8日、葬儀・告別式が翌9日に行われ、通夜・葬儀・告別式は密葬だった。戒名は「禅徳院恭覺智聡居士」。遺影は女装や芸人の姿ではなく、「斎藤恭央」としてのプライベート姿の写真が使用された。 2013年12月7日放送の『エンタの神様』のエンディングで司会の福澤朗と白石美帆が追悼コメントを読み上げた後、生前に番組内で披露したネタの総集編が放送された。また、同年10月21日にニコニコ生放送で追悼特番『男の娘だョ!全員集合!』で芸名の名付け親でもある五味と番組プロデューサーの金子正男が出演した。 美祢ICから美祢西IC間の現場は以前から「運転の難所」とされ、県警やNEXCO西日本は当事故を契機に同区間で路面のカラー舗装化などの事故防止策を強化した。その後、事故数は前年に比べて半減するなど大きな効果を上げたとされる。 2014年、岸田健作とDear LovingのMASAが最期の地に桜の木を植えるプロジェクトを立ち上げ、2015年4月に目標金額の募金が集まる。2016年3月25日、美祢市の美祢さくら公園にソメイヨシノの植樹とモニュメントが設置された。 墓所は神奈川県川崎市多摩区の春秋苑にある。2014年5月に兄のブログを通して公表されている。 2020年12月30日に放送された『エンタの神様』では「最強ネタスペシャル」の1つとして「スケバン恐子」のネタが放送された後、「今は天国にいるやっくん。私達はあなたの事を永遠に忘れないでしょう」というテロップがナレーションと共に流れ、やっくんを偲ぶ声がインターネット上に上がったほか、放送を見た竹内幸輔からもTwitterでやっくんを称えるコメントが発表された。
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