「スケバン恐子」
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入場曲は布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」。 スカート丈の長いセーラー服、竹刀、ロングのパーマかつらを装備した女装。関東スケバン連合の初代総長という設定で一人称は「アタイ」。誕生のきっかけは「あゆに似てるな」といわれたことだったという。舞台上から観客を指名しツッコミ役をさせていた。2006年9月3日の「東京ガールズコレクション2006 A/winter」出演や映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』特命宣伝刑事などで活躍していた。 ネタの内容は初めに数名の観客を無作為に指名し、スケバン恐子のボケに対して指定された言葉を観客にツッコませるというもの。2006年4月からは有名な童話やテレビ番組などの紙芝居をするという内容になり、観客には作品に登場する人物や効果音などの役をやらせるようになった。 指名する観客の数は当初は3人だったが、後に2人となった。観客を指名する際、変わった呼び名を付けることがあった。 女装キャラとしては美形とされ、女性ファンが多く観客に「カワイイ!」と言われると逆上することがお決まりだった。 芸の内容上、ネタ時間の調整が比較的容易にできるため、生放送の帳尻合わせにも使われる。『輝け!2005年お笑いネタのグランプリ』では審査員が大賞を選考している間にネタを行っていた。 メイク道具はすっぴんで買いに行くため、デパートの店員などに「何この人、変態?」というような目で見られるので困ると語っていた[要出典]。 ネタの最後は手品を披露したり上手いことを言ったりして観客を驚かせ、「またな!」の一言で締めくくる。 このキャラクターは『エンタの神様』への出演を狙って考えたキャラクターだという。コンビ解散後、方向性に迷っていた時に視聴率と影響力があり、新人が入れる枠があるのは同番組だけだと考え、同番組が女装をしてネタを行う芸人を求めているという噂があったため、『極道の妻たち』か『スケバン刑事』かで迷った結果、『スケバン刑事』の新作が公開されると聞いてスケバンに決めたという。2005年8月にキャラが固まり、自信のあるネタを同番組のネタ見せで披露したが酷評されたため、じゃあもう好き勝手に暴れてやろうと、客イジリのスタイルに変えたという。 コンビ解散後3年以内にテレビに出られなければ芸人引退を考えていたため、同番組への出演に人生を賭けていたといっても過言ではないと語っていた。 生前に加藤浩次からは「ヤスシ」と呼ばれた(本名は「ヤスオ」)[要出典]。
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