「スクールランブル」における播磨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 04:44 UTC 版)
「播磨拳児」の記事における「「スクールランブル」における播磨」の解説
塚本天満と並ぶ本編のもう一人の主人公である。 サングラスと諸葛孔明風のヒゲ、カチューシャそして1本だけはねた髪が特徴。だが、一時期ハゲになったり、別な髪型になったり、長期間ヒゲがなくなったりとその風貌は変わりやすい。素顔は切れ長な目をした男前な顔である。 見た目通り性格はやや粗暴で、勘違いによる暴走が多い。しかし、義理堅く意識していない他者に対しても特に下心を持たず接する事の出来る優しい一面も持つ。また、意外に繊細な一面もあり、特に天満が絡んだ事例ではその性格が顕著に表れる(後述)。こういった部分もあることを知っているからか、播磨の担任である谷速人は、たとえ同僚達が播磨に対して偏見を持ったり、悪く評価したりしても、他の生徒と同様に扱ってくれており、播磨もまた谷には信頼を寄せている。 運動能力はかなり高く、喧嘩の実力は少林寺拳法全国大会出場者の花井にもまったく引けを取らない。必殺技は播拳蹴(ハリケーンキック)・播拳龍襲(ハリケーンドラゴン)。また、車にはねられてもたいした怪我を負わないほど、身体も丈夫である。握力も強く、天満の1日体験教師の際には騒がしい小学生への忠告として分厚い漫画雑誌を真っ二つに千切るという荒業をやって見せた。辛い食べ物や不味い食べ物に対して強く、ある程度耐えられる。酒には弱いが、嫌いなわけではなく、時々飲んでいるようである。学校の成績は悪く、留年しかけていたのを特別措置で免れたほどであるが、勉強しさえすればそれなりにはできるようである。歴史には強いようで、日本の武将だけでなく中国や欧州の人物についてもかなり詳しい。また、大の時代劇好きであり、「三匹が斬られる!」とその主人公万石を演じる役舎丸広事のファンである。 一人称は「俺」である。呼称は天満が「播磨君」(ただし談講社内では「ハリオ君」)、沢近が「ヒゲ」(ただし人前では「播磨君」)、八雲が「播磨さん」(ただし人前では「播磨先輩」)、周防・花井・今鳥が「播磨」、高野が「播磨君」、吉田山が「播磨さん」(ただし、心の中では「播磨」)、刑部・笹倉が「拳児君」、姉ヶ崎が「ハリオ」、三井が「田沢君」、五島玄海が「小僧」、鬼哭丸のクルーが「ポンチ絵」、修治が「兄貴」または「兄ちゃん」。基本的にクラスの女子は「播磨君」と呼ぶ。男子も当初は「播磨君」と呼んでいたが、本人が丸くなるにつれて「播磨」と呼び捨てるようになってきている。 今までに女子と付き合ったことはないが、ファーストキスは刑部と経験済みである。他に、ある時から動物になつかれるようになり、本人もまんざらではないようである。なついた動物たちには、ピョートル、ナポレオンなど、歴史上の優れた人物の名前をつけている。彼のサングラスに隠れた素顔を知っているのは、天満、沢近、周防、刑部、笹倉、姉ヶ崎の6人である。恨みなどは根に持ちやすいが、人から受けた恩もきちんと返す性格で、一部の人間からはそのことを認められている。
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