刑部とは? わかりやすく解説

ぎょう‐ぶ〔ギヤウ‐〕【刑部】

読み方:ぎょうぶ

刑部省」の略。


けい‐ぶ【刑部】

読み方:けいぶ

刑部省(ぎょうぶしょう)の唐名

中国六部(りくぶ)の一。司法に関することをつかさどった


刑部

読み方:ケイブ(keibu), ケイホウ(keihou)

古代官職刑部省別称


刑部

読み方:オサカベ(osakabe)

所在 千葉県長生郡長柄町


刑部

読み方:オサカベ(osakabe)

所在 大阪府八尾市


刑部

読み方:オシカベ(oshikabe)

所在 岡山県総社市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

刑部

読み方:オサカベ(osakabe)

所在 岡山県(JR姫新線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

刑部

読み方
刑部おさかべ
刑部おさべ
刑部きょうぶ
刑部ぎょうぶ
刑部ぎょうべ
刑部けいぶ
刑部けいべ

刑部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 17:54 UTC 版)

刑部

  • 刑部(けいぶ) - 中国古代の役所で、六部のひとつ。
  • 刑部(おさかべ) - 古代日本の部民のひとつ。
    • 刑部氏(おさかべし) - 上記に由来する氏族。
    • 刑部(おさかべ、おしかべ) - 上記に由来する地名。日本の各地にある。
  • 刑部親王(おさかべしんのう)⇒ 忍壁皇子
  • 刑部 - 妖怪の長壁(おさかべ)の異表記。

中国

刑部(けいぶ、満洲語:beidere jurgan)は中国古代の役所で、六部の一。司法を担当し、長官を尚書中国語版刑部尚書)、次官を侍郎刑部侍郎)という。唐代では刑部の下に刑部、都官(とかん)、比部(ひぶ)、司門(しもん)の4司が設けられ[注 1]、それぞれに判官である郎中(ろうじゅう)員外郎(いんがいろう)中国語版が置かれた[注 2]

刑部は隋のときに設置された都官尚書に始まり、後に兵部尚書に改められた。唐・にも踏襲された。代には刑部は全国の刑法を担当し、監察を担当する督察院、重大案件を担当する大理寺とともに「三法司制」と呼ばれた。

清の光緒32年(1906年)、光緒新政法部(fafun i jurgan)と改められ、刑部の名称は廃止された。

  1. ^ 『隋書』百官志下。『旧唐書』職官志2、『新唐書』百官志1。
  2. ^ 『旧唐書』職官志2、『新唐書』百官志1。

部民・氏族

刑部(おさかべ)は古代日本の部民のひとつである。允恭天皇の后忍坂大中姫命の名代として設定され忍坂部が正字とされる。その料地に所属し管理に携わったりした人々が刑部氏であるとされている。また皇居であった忍坂の宮で生活する后の雑用などに仕えるために地方などから出仕したり、警備の任に当たる武人などでもあったとされている。

その流れを汲むとされる氏族が刑部氏である。

地名

前述の部民に由来する地名。

大字
自治体
  • 刑部町 - 岡山県阿哲郡にあった町。(名残として上記上刑部の他に小阪部がある)(おさかべ)

その他に異字のものがある。

官制

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 「刑部村(近代)」(JLogos版)

関連項目


刑部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)

彩雲国物語の登場人物」の記事における「刑部」の解説

来 俊臣らい しゅんしん) 刑部尚書上治1年41歳悪夢の国試組の1人黒州小役人大理寺長官歴任古今東西あらゆる法律通暁し矛盾だらけだった膨大な法律極限までそぎ落とし司法官絶大な信頼のもと刑部及び大理寺掌握昼間は刑部の牢屋にある棺桶寝ている。夜行性夜に働く。自分気に入った人に棺桶贈りたがる。黎深を異様に気に入っているが、本人には逃げられている。悪夢の国試組の国試の際に、黎深らが幽霊退治繰り出す原因作った人。黎深のために拍手喝采大爆笑生前葬式を計画している。黎深を見ると色々な案が浮かんでくるらしい。 秀麗初め会った時に一緒に棺桶入らないかと言って白菊渡そうとしたが、気絶されてしまった。それ以来秀麗を少し気に入り、彼女を「小鳩ちゃん」と呼び、彼曰くお茶目棺桶」を贈りたがった墓地予約したがったりしている。 蒼白な肌色。棺桶を出る時は、髪紐で髪をくくり、特別製漆黒官服を着、白手袋を嵌める。棺桶出れば刑部尚書になり、仕事きちんとする一人称ボク。人に棺桶贈った読経を読むことにはまった嫌がらせ悪気などの気持ちはなく、彼にとっては親愛表れ戴く次第左右される「人治」でなく、堅固な法体制で民草救える「法治」の世を求めている。 『黒蝶』で秀麗気に入り、彼女の後宮入りで劉輝への心象下げる。『紫闇』で劉輝が羽羽殺害犯を問答無用処刑せず公開尋問をしたことに奇妙な心地覚えていた。短編冬の華」では地方に居る。名の由来は唐の司刑標事、来俊臣か。

※この「刑部」の解説は、「彩雲国物語の登場人物」の解説の一部です。
「刑部」を含む「彩雲国物語の登場人物」の記事については、「彩雲国物語の登場人物」の概要を参照ください。

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