ヴィレッジブックスとは? わかりやすく解説

株式会社ヴィレッジブックス


ヴィレッジブックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/05 13:14 UTC 版)

株式会社ヴィレッジブックス
villagebooks inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本
150-0031
東京都渋谷区桜丘町18番6号
日本会館5階
設立 2006年8月1日
業種 出版業
事業内容 書籍の出版・販売
代表者 板垣耕三 (代表取締役社長)
資本金 4億4650万円
主要株主 ウィーヴ
外部リンク http://www.villagebooks.co.jp/
特記事項:2011年11月1日吸収合併により解散
テンプレートを表示

ヴィレッジブックス(villagebooks)は、かつて存在したフリュー株式会社の出版事業[1]

沿革

2001年、株式会社ソニー・マガジンズは、日本国外のミステリや映画のノベライズ作品を中心に刊行する文庫レーベル『ヴィレッジブックス』を立ち上げ、後にサブカルチャー実用書へジャンルを拡大する。

2006年8月、ソニー・マガジンズの書籍部門が株式会社ウィーヴに売却され、株式会社ウィーヴと株式会社オムロンエンタテインメントは事業の受け皿会社として株式会社ヴィレッジブックスを設立した。新会社設立後もしばらく、出版物の販売はソニー・マガジンズが代行していたが、2008年4月より自前の営業部を設置して完全独立した。

2011年11月1日、株式会社ヴィレッジブックスは、親会社である株式会社ウィーヴに吸収合併された[2]。それに伴って、ヴィレッジブックスレーベルからの出版事業は、株式会社ウィーヴ ヴィレッジブックス出版部となった。

2019年7月1日、株式会社ウィーヴは、親会社であるフリュー株式会社に吸収合併された[3]。それに伴って、ヴィレッジブックスレーベルからの出版事業は、フリュー株式会社 ヴィレッジブックス出版部となった。

アメコミ日本語翻訳版、映画、ロマンスなどエンタテインメント分野の翻訳書を中心とした出版を行っていたが、2021年11月以降は新刊発行がなく、2022年12月5日に出版事業の終了が発表された[4][5]

主な発行物

  • ヴィレッジブックス - ミステリ・映画ノベライズ・実用書
  • ヴィレッジブックスedge - ライトノベル
  • BloomBooks - 女性向け実用書
  • にいるぶっくす - 絵本

脚注

  1. ^ “21世紀のマーベル最高傑作『ヴィジョン』が「ヴィレッジブックス」より本日1月31日発売!” (プレスリリース), フリュー株式会社, (2020年1月31日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001394.000005167.html 2022年12月5日閲覧。 
  2. ^ “合併公告”. 官報 本紙第5622号: 29頁. (2011-08-19). 
  3. ^ “フリュー、子会社ウィーヴを吸収合併 業務の集約と人材配置の最適化のため ウィーヴは解散へ”. gamebiz (株式会社ゲームビズ). (2019年5月18日). https://gamebiz.jp/news/238655 2022年12月5日閲覧。 
  4. ^ “アメコミ邦訳「ヴィレッジブックス」事業終了 16年の出版活動に幕、惜しむ声広がる”. J-CAST ニュース (株式会社ジェイ・キャスト). (2022年12月5日). https://www.j-cast.com/2022/12/05451783.html 2022年12月5日閲覧。 
  5. ^ ヴィレッジブックス 出版事業終了のお知らせ”. ヴィレッジブックス (2022年12月5日). 2022年12月5日閲覧。

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴィレッジブックス」の関連用語

ヴィレッジブックスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴィレッジブックスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ZDNetZDNet
Copyright ASAHI INTERACTIVE, Inc. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴィレッジブックス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS