ヴィレッジ・ストンパーズとは? わかりやすく解説

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ヴィレッジ・ストンパーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 13:49 UTC 版)

ヴィレッジ・ストンパーズ英語:The Village Stompers)は、1963年のヒット曲「ワシントン広場の夜はふけて(Washington Square)」で知られるアメリカディキシーランド・ジャズのバンド。バンジョーを目立たせ、スキャットハミングヴォカリーズを交えた独自の器楽様式で名高く、当時流行であったフォークソングの要素も折衷されていることから、フォーク・ディキシーに分類された。

バンド名はニューヨーク州グリニッジ・ヴィレッジに由来する(「ワシントン広場」とは、19世紀に通用していたグリニッジ・ヴィレッジの旧称であった)。

1963年に、エピック・レーベルから発表したシングル「ワシントン広場の夜はふけて/ウィーンの夜はふけて(Washington Square / Turkish Delight)」は、9月に『ビルボード』誌のBillboard Hot 100で第2位に、アダルト・コンテンポラリー・チャートで第1位にそれぞれランクインし、10月には豪州のヒット・チャートの第1位に輝いた。このシングルのB面は当時発売されたLPには収録されず、その原曲はモーツァルトの「トルコ行進曲」であった。日本では1964年にダニー飯田とパラダイスキングがレパートリーにしている。

1964年4月には、シングルロシアより愛をこめて(From Russia With Love / The Bridge Of Budapest in April)」によりビルボードの第81位に、同年12月には「屋根の上のヴァイオリン弾き(Fiddler On The Roof / Moonlight On The Ganges)」によってビルボードの第97位にチャートインしたがその後、シングルはビルボード誌上でチャート・インせず。

その他の楽曲としては、「ドミニク」、「グリーングリーン」、「モスクワの夜はふけて」などが親しまれている。

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『ワシントン広場の夜はふけて』 - Washington Square (1963年)
  • More Sounds of Washington Square (1964年)
  • Around the World with the Village Stompers (1964年)
  • Some Folk, a Bit of Country and a Whole Lot of Dixie (1965年)
  • New Beat on Broadway (1965年)
  • 『蜜の味』 - Taste of Honey and Other Goodies (1966年)
  • Live at the Copa (1967年)
  • One More Time (1967年)
  • Greatest Hits (1967年)

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