大将軍とは? わかりやすく解説

たい‐しょうぐん〔‐シヤウグン〕【大将軍】

読み方:たいしょうぐん

《「だいしょうぐん」とも》

古代朝廷反抗するものを征討するために派遣され官軍総指揮官。「征東—」

平安末期武臣統御する人。

鎌倉時代以来江戸時代まで武家政権の長。→征夷(せいい)大将軍2

徒党などの指導者。かしら。おさ。頭領頭目

暦注八将神の一。金星太白)の精で、この神のいる方角は、三年塞(ふさ)がりといって万事に忌まれた。


大将軍

読み方:ダイショウグン(daishougun)

所在 滋賀県大津市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒520-2145  滋賀県大津市大将軍

大将軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 13:56 UTC 版)

大将軍(だいしょうぐん、たいしょうぐん)は、中国および日本における歴史上の官職の一つ。


注釈

  1. ^ このような例の大将軍としては、紀古佐美などの征東大将軍大伴弟麻呂以下の征夷大将軍が知られる。
  2. ^ 平家物語では、熊谷直実源平合戦における平家方の武将である平敦盛を指して大将軍と呼んでいるなど、身分の高い武将を指す語として用いられた例も見受けられる。
  3. ^ 北畠顕家が任じられた鎮守大将軍懐良親王などの征西大将軍の例がある。

出典

  1. ^ 『続日本紀』和銅2年12月20日条に「式部卿・大将軍・正四位下の下毛野朝臣古麻呂が卒した」とある。
  2. ^ 『同』和銅7年5月1日条に「大納言兼大将軍・正三位の大伴宿禰安麻呂が薨じた」とある。
  3. ^ 『同』養老4年3月4日条に「中納言・正四位下の大伴宿禰旅人を征隼人持節大将軍に任じた」とある。
  4. ^ 『同』神亀元年4月7日条に「式部卿・正四位上の藤原朝臣宇合を持節大将軍に任じた」とある。
  5. ^ 『同』天平12年9月3日条に「広嗣遂に兵を起して反く、勅して、従四位上の大野朝臣東人を大将軍に任じた」とある。
  6. ^ 養老律令の「軍防令」24、『日本思想大系 律令』、岩波書店、新装版1994年(初版は1976年)、ISBN 4-00-003751-X、325頁。


「大将軍」の続きの解説一覧

大将軍 (方位神)

(大将軍 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 15:28 UTC 版)

大将軍(たいしょうぐん、だいしょうぐん)は陰陽道において方位の吉凶を司る八将神(はっしょうじん)の一。魔王天王とも呼ばれる大鬼神。仏教での本地他化自在天




「大将軍 (方位神)」の続きの解説一覧

大将軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:40 UTC 版)

SD頑駄無 武者○伝III」の記事における「大将軍」の解説

トノワカの父であり、天宮治める大将軍。本来の名前は不明作中でも戦闘参加せずシルエットのみの登場となっている。

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大将軍(たいしょうぐん、だいしょうぐん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 15:27 UTC 版)

八将神」の記事における「大将軍(たいしょうぐんだいしょうぐん)」の解説

金曜星(太白)の神格3年同じ方位留まるため三年塞がりといい万事大凶

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大将軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 20:39 UTC 版)

戦国伝承」の記事における「大将軍」の解説

名乗り「敵ながら天晴れ。しかし、それもここまで。いざ、勝負!!

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大将軍(楚)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:00 UTC 版)

キングダムの登場人物一覧」の記事における「大将軍()」の解説

項燕こうえん大将軍。「の虎」の異名を持つ。作中では名前が出たのみで、現時点未登場楚漢戦争覇王項羽祖父汗明かんめい) 声 - 田中美央 大将軍。大柄な体躯圧倒的な戦いぶり両面から「巨人」の異名呼ばれる直属配下蒙武並み巨漢ばかりの精鋭部隊「巨暴大騎兵団」を所有初陣から全戦全勝経歴があり、自らを天の気まぐれによって生み落され超越者呼び強者自負する敵対者を「勘違い」と戒めるべく正面から叩き潰すことを責務としている。自らが戦う時は配下太鼓鳴り響かせ鼓舞させている。 初陣から全戦全将の経歴あり、かつては侵攻した秦六将・王齕をも撃退したと言うが、真偽不明。秦・燕以外の各国前線地帯では、彼の名は恐怖と共に浸透していた。 合従軍編では楚軍総大将務めると、函谷関戦では蒙武騰軍迎撃。秦将軍蒙武との一騎討ちでは互い片腕を砕くほどの激戦繰り広げるが、誤って一騎討ち割って入ってきた蒙恬激怒して斬り伏せると、それに激高した蒙武一撃受けて致命傷負い最後頭部粉砕され討たれた。 媧燐(かりん) 声 - 田中敦子 将軍→大将軍兼宰相汗明同等長身を持つ巨躯美女だが、自身長身コンプレックス抱いている。ドS性格で、普段はバミュウを甚振って遊んでいる。 合従軍編では、楚国第二軍担当春申君に「性格に難あれど優秀」と評価され二日目から自軍率いて騰と蒙武らと対峙し、様々な策で翻弄し函谷関を落とす寸前追い詰めた臨武君や汗明違い汗明蒙武との1対1一騎討ち最中に弟の媧偃一騎討ち乱入して蒙武を殺すよう指示を出すなど、戦い手段を選ばない狡猾さ併せ持っており、誇り重んじる将の中では異色存在戦後は、楚国第二位の大将軍に昇格春申君暗殺後廉頗からの紹介春申君暗殺した李園面会し李園からの頼みを受け李園と共に宰相となる蒙武が什虎城へ侵攻した際、秦の意図読め面倒だからと満羽援軍派遣して早期終戦目論む。什虎陥落後、郢へ撤退して来る満羽達を見極めるために対面しに行く。

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大将軍(燕)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:00 UTC 版)

キングダムの登場人物一覧」の記事における「大将軍(燕)」の解説

楽毅(がくき) 前・燕大将軍。軍神異名を持つ。故人滅亡寸前の燕を復興させ、逆に斉に対し合従軍作り上げ滅亡寸前まで追い込んだ伝説的な存在劇辛げきしん) 燕大将軍。かつて楽毅と共に燕を復興させた救国英雄とされる。 元々は趙人であり、金目当てで燕へ移住蔡沢に趙に居れば三大天一人となっていたと評されていた。若い頃龐煖同様に武神」と称する者達を何人も倒すほどの武勇を持つ。楽毅超えるべく楽毅戦術外聞気にせず徹底的に見て盗んで学んでいた。趙燕戦争で、侵攻してきた趙軍を迎撃李牧策略を見破り本陣にまで迫り龐煖一騎打ちするも想像超える龐煖の力に敵わず「偽者と言い捨てられて討たれた。 オルド 声 - 木下浩之 燕大将軍。北の五十山岳族の王であり、合従軍において燕軍の総大将務めた闊達で、少々子供っぽい性格血筋平地の民のものだが生まれと育ち山岳地という経歴持ち山岳族も感嘆する程の「山読み」という技術を持つ。 合従軍編では王翦軍と当たり、15日目には王翦軍立て篭もる山岳要塞攻略するも、その後王翦の策を終始読みきれなかったことで、合従軍函谷関突破失敗敗因を招く。始皇十一年には、秦軍の鄴侵攻直前に隙を突いて趙東部に侵攻し猛威を振るうも、青歌に侵攻したことで出陣した司馬尚迎撃され、さらに趙軍が燕に侵攻したのを聞き、それらを迎え撃つために撤退した

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大将軍(エーラーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:20 UTC 版)

アルスラーン戦記」の記事における「大将軍(エーラーン)」の解説

パルス軍の武将では最高位にあたる官職パルス全軍1人かいない第一次アトロパテネ会戦当時はヴァフリーズ。先王オスロエス五世時代には、王弟であるアンドラゴラス三世であったアルスラーン即位後は万騎長であったキシュワードが就任する

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