解体

デジタル大辞泉

かい‐たい【解体】

読み方：かいたい

［名］(スル)

１ まとまっているもの、組み立ててあるものを、分解すること。また、ばらばらになること。「建築物を—する」

２ 組織をこわして、その機能を失わせること。また、組織がばらばらになって機能を失うこと。「共同戦線が—する」「財閥—」

３ からだを解剖すること。ふわけ。

「腑分(ふわけ)といひ古りしことを新たに—と訳名し」〈蘭学事始〉

大車林

解体

英語 dismantling； disassembly

使用ずみ製品などをリサイクルするために分解すること。自動車の場合、その一般的な手順は、分解に先立って、まず環境を汚染するおそれのあるオイル、液類をすべて抜き取ること、および鉛を多量に含むバッテリーなどの回収が義務づけられている(事前選別という)。次いで中古部品として売却される部品が回収され、その後、エンジン、ミッション、キャタリストなどの有価物が分解、回収される。分解に際しては、自動車解体機などの重機を使って短時間に強引に引きちぎる方法と、手作業でボルトナットを緩めたり、切断機を利用する手解体の方法などがある、残ったボディシェルはプレスで圧縮し、シュレッダーマシン(破砕機)へと搬送されて粉砕され、金属などの有価物がリサイクルのため回収され、残ったプラスチックなどのごみは埋立て処分される。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

短編小説作品名辞典

解体

作者黒川博行

収載図書左手首
出版社新潮社
刊行年月2002.3
シリーズ名新潮エンターテインメント倶楽部

収載図書左手首
出版社新潮社
刊行年月2005.2
シリーズ名新潮文庫

ウィキペディア

解体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/10 14:28 UTC 版)

解体（かいたい）とは、ばらばらにすること。解体される対象によってさまざまな意味を持つ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

解体

出典:『Wiktionary』 (2021/08/27 06:22 UTC 版)

名詞

解 体（かいたい）

1. 建築物などを分解すること。
2. 組織などが結束を失ってばらばらになること。また組織などをばらばらにして解消すること。
3. 肉などを取り出すために動物などをきりわけること。
4. （古）解剖。

発音^(?)

か↗いたい

動詞

活用

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「解体」の例文・使い方・用例・文例

• 彼が今春に実施設計と既存施設の解体工事に着手する
• 既存のシステムを解体する
• このショベルカーは壁の解体にも必要かもしれない。
• 企業の解体
• 鉄工所を解体する.
• 機械を分解[解体]する.
• 古船を解体する.
• 巨費を投じて建造された原子力船は間もなく解体される運命にある.
• この両戦争は二大帝国解体の遠因となった
• 水雷艇は解体して運搬する
• 沈没船を解体して引揚げる
• 解体する
• 古い家は、新しいものが立てられるたびにおそらく3度から4ど解体され高密度に充填されている
• 食品の調理のために小さな部分に解体する
• 組織が終わりになる、または解体させる
• 労働者のストを解体しようとする対立的な行動
• ロシアと米国は自国の核兵器の解体について話し合った
• 将来に向けた販売のための卸売りのパッケージイング（食肉解体、処理、および小売業者への販売を含む）
• 切り離される、分断された、解体された
• 料理する前にチキンを解体する