解剖とは? わかりやすく解説

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かい‐ぼう【解剖】

読み方:かいぼう

[名](スル)

生物体を切り開いて内部構造、あるいは病変死因なども観察すること。腑分(ふわ)け。解体

物事細かく分析し、その因果関係などを明確にすること。「事件を—する」「心理—」

「解剖」に似た言葉

解剖

作者三浦朱門

収載図書昭和文学全集 22
出版社小学館
刊行年月1988.7


解剖

読み方:かいぼう

  1. 中学生間にて女の裸体指していふ。医学上の用語から転訛したものである。〔情事語〕
  2. 中学生間にて女子裸体指していふ。
  3. 〔隠〕中学生用語。一人生徒犠牲とし、その上衣をとり、ズボン剥ぎ、その生徒悲鳴挙げるのを見て楽しむ一種変態的遊戯
  4. 大勢の者が仲間一人素裸にして喜ぶことをいふ。
  5. 本来は医学上の用語であるが、転じて中学生に於て女の裸体目撃する事をいふ、又別の意味にては、衣服脱がせる事をいふ。
  6. 女を裸体にすること、医学上の解剖から出た語。

分類 中学生女学生学生学生語、情事語/中学生

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 04:55 UTC 版)

解剖(かいぼう、: Dissection)は、生体に切開等を加えて解体し、構造や組織を観察すること。江戸時代には腑分けとも言われた。




「解剖」の続きの解説一覧

解剖

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稚足姫皇女」の記事における「解剖」の解説

前述の、「皇女の腹を割いてみると」と記され記録雄略天皇の命によって行われたこれが、日本史上に残る最初の人体解剖である、とされている。ただしこれは一種法医解剖であり、学術研究のための解剖ではない。その後701年成立した大宝律令において解剖の禁止明文化され江戸時代に入るまで人体の解剖は行われなかったとされているが、大宝律令原文残存していないため詳細不明である[5]。

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脳葉」の記事における「解剖」の解説

脳葉区分マクロ解剖学的なものとして、肉眼見え脳溝目印にして行われる脳葉境界定め基準となる脳溝中心溝外側溝頭頂後頭溝後頭前切痕が、辺縁加え場合帯状溝頭頂下溝が加わる。 各は、正中矢状面(体を左右に二等分する面)を挟んでになっており、正中矢状面右側にあるものを右○○左側にあるものを左○○と言う例え右側前頭葉、つまり右目のすぐ上にある脳の領域、は右前呼ばれる)。

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月状溝」の記事における「解剖」の解説

サルヒトなど類人猿の脳に見られる後頭葉外側面、後頭極前方位置を、後頭極取り囲むようにして半月状に走るのが基本である。しかしその形態には個人差大きい。 解剖学の標準的なテキストでは、多く場合 分離した一つ脳溝として描かれているが、時に鳥距溝接続しているものとして記述されていることもある。大型類人猿では一つながりの一本脳溝だが、ヒトの場合多く場合複数分離している。ヒトにおいて月状溝すべての個体見られるわけではなく月状溝見られない個体や、片方大脳半球だけでしか月状溝が見られない個体がある。

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横後頭溝」の記事における「解剖」の解説

大脳外側面で、頭頂葉後頭葉境界定めるのが、横後頭溝であるとする場合がある。この場合大脳外側面において、横後頭溝より前が頭頂葉横後頭溝より後ろ後頭葉である。ただし大脳外側面における頭頂葉-後頭葉境界は、頭頂後頭溝の上端と後頭前切痕を結ぶ仮想ライン定めることが多い。 頭頂葉外側面を走る脳溝 頭頂間溝後端は、この横後頭溝付近終わっているものが多い。

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第三頸椎」の記事における「解剖」の解説

第三頸椎中心に開いている大きい穴は椎孔呼ばれる椎孔の中は脊髄通っている。第三神経呼ばれる神経が、脊髄から分かれて第三頸椎のすぐ上から出ていく。 第三頸椎前部左右に開いている二つ小さい穴は横突孔(英語版)と呼ばれる。横突孔の中は椎骨動脈呼ばれる血管通っている。 第三頸椎には以下の筋肉付着している。 第三頸椎横突起前結節: 頸長筋頭長筋前斜角筋 第三頸椎横突起後結節: 肩甲挙筋中斜角筋

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マイネルト基底核」の記事における「解剖」の解説

NBM淡蒼球下方無名質に存在する

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中脳」の記事における「解剖」の解説

中脳前面大脳脚呼ばれる一対隆起である。大脳脚底部続き錐体路をなす線維入っている。大脳脚付け根に当たる部分黒質呼ばれるメラニンの多い層になっている後面には四丘体と呼ばれる2対の隆起があり、それらのうち上の1対は上丘、下の1対は下丘呼ばれる上丘中には数層の浅灰白層、下丘中には下丘呼ばれる灰白質入っている。四丘体のある部分中脳蓋と呼ぶ。中脳蓋のすぐ前、中脳内部のほぼ正中には中脳水道(シルビウス孔)と呼ばれる穴が開いている。中脳水道神経管内腔由来し上の第三脳室と下の第四脳室をつなぎ、脳脊髄液通り道になっている中脳水道周り中脳水道周囲灰白質中心灰白質)に囲まれている。中脳水道周囲灰白質のすぐ前に動眼神経エディンガー・ウェストファル核動眼神経)がある。中脳蓋黒質の間にある部分を被と呼ぶ。なお、上で述べた意味での大脳脚crus cerebri)と被合わせて大脳脚(pedunculus cerebri)と呼ぶことがある。被には外側内側毛帯があるほか、内側下部には上小交叉(ウェルネキンク)、上部には赤核呼ばれるの多いがある。との境目あたりには滑車神経がある。

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大動脈」の記事における「解剖」の解説

大動脈は他の動脈同様に内膜、中膜、外膜三層構造をしている。 大動脈左心室始まった後、頭頸部分岐を送るために上行するが、これを上行大動脈(ascending aorta)という。その後弓なり曲がり始め大動脈弓(aortic arc)を形成しつつ、頭頸部では、腕頭動脈、左総頚動脈、左鎖骨下動脈とを分枝する(これらの分岐変異が多い)。そのまま下行し、胸部大動脈となって胸部に入る。なお下大動脈(descending aorta)は、胸部大動脈と、その先腹部大動脈併せ概念である。 胸部では縦隔通過しつつ、気管支動脈等を分枝するその後最終的に大動脈左右2本の腸骨動脈分岐して終わる。

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網様体」の記事における「解剖」の解説

網様体延髄から中脳まで、すなわち脳幹全体広がりミクロ構造違いからいくつかの小部分分けられる網様体から出た線維は、脳神経間脳の諸両方達している。 網様体に入る線維では、脊髄通ってきた痛覚線維のほか、視神経内耳神経三叉神経由来する線維視覚聴覚前庭覚いわゆる平衡感覚)・顔面触覚情報伝える。そのほか大脳皮質小脳赤核淡蒼球からの線維網様体に入る。 網様体から出る線維は、脊髄間脳視床延髄迷走神経、疑・孤束舌咽神経)などに向かう。脊髄向かった線維運動機能調節関わる視床向かった線維覚醒状態関わる迷走神経舌咽神経向かった線維は、それらの脳神経調節を介して呼吸循環調節関わる

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青斑核」の記事における「解剖」の解説

青斑核橋上背側第4脳室底の外側位置している。青斑核は外背側野(アセチルコリン神経)、腹側被蓋野ドーパミン神経)、結節乳頭ヒスタミン神経)、背側縫線核セロトニン神経)、外側視床下部オレキシン神経)などと上行性網様体賦活系形成しており、大脳皮質覚醒状態制御している。 ヒト成人青斑核31,000から60,000μ㎥のサイズニューロン22,000から51,000個で構成されている。

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動眼神経」の記事における「解剖」の解説

動眼神経中脳の最吻側で上丘の高さにあり、正中近く室傍灰白質 (中心灰白質) の腹側赤核の背内側位置する動眼神経主要な線維 (体性神経) はこの群から出る。エディンガー・ウェストファル核動眼神経)は動眼神経背側・吻側に隣接している。このから出た線維 (副交感神経節前線維) も動眼神経一部をなす。副交感線維には網様体神経節への線維以外に、下部脳幹小脳脊髄投射するものもある。脊髄投射する線維は、側索下降してレクセドの第I層および第V層に終始し腰髄レベルまで下降する。この線維感覚 (特に侵害刺激) 受容調節行っていると考えられる動眼神経は以下の部分 (亜) から構成される外側体性神経核群・・・外眼筋支配する背側・・・下直筋 (一部内側直筋支配)。交叉しない 中間・・・下斜筋交叉しない 腹・・・内側直筋交叉しない 内側・・・上直筋交叉する 尾側中心核・・・上眼瞼挙筋支配交叉するものとしないものがある 内臓神経核群・・・副交感前線維が出る。交叉しないエディンガー・ウェストファル核・・・外側内臓 (LVCC)、内側内臓 (MVCC) に分かれている 前正中・・・エディンガー・ウェストファル核とほぼ同じ機能。 また副動眼神経呼ばれる次の群がある。 カハール間質・・・前庭神経および内側、視前野前頭眼野および小脳室頂からの投射を受ける。遠心線維は後交連腹側交叉して、対側の体性神経核群 (腹側を除く)、両側の滑車神経同側の前庭神経内側などに投射する滑動追従眼球運動や垂直眼球運動、頭囲と姿勢制御関与している。 ダルクシェヴィッツ・・・中心灰白質の腹外側縁の内部にある。このからの線維は主に後交連投射するが、動眼神経群や下部脳幹にも投射する。このへは、脊髄からの上線維 (温痛覚刺激伝導路である前外側線維系のうち脊髄中脳路)が 、また小脳歯状球状・栓状からの線維上小脳脚経由して投射している。 後交連・・・中心灰白質背側、後交連線維接しており、視視床交通している。サルの脳でこの線維を後交連正中線切断して対光反射保たれる一方交連そのものカハール間質からの交叉線維をともに傷害すると、両側眼瞼収縮と垂直眼球運動障害起きる。 動眼神経およびエディンガー・ウェストファル核から出た線維中脳正中付近から腹側走って合流し一部赤核貫通して脚間窩から動眼神経となって中脳の外に出る。合流した動眼神経副交感神経外縁形成するかたちで一つの束となって中頭蓋窩を吻側に向かう。まず上小動脈後大脳動脈の間を挟まれるように抜けて後交通動脈外側並走硬膜抜けて海綿静脈洞にはいる。。動眼神経海綿静脈洞外側壁をつたって (図を参照) 上眼窩裂から眼窩出たのち、上直筋上眼瞼挙筋支配する上枝下直筋内側直筋下斜筋支配する下枝分かれる下枝はさらに毛様体神経節を出す。このをなす線維エディンガー・ウェストファル核由来の副交感線維である。その線維毛様体神経節中継されたのち、短毛様体神経となって毛様体筋瞳孔括約筋支配する一方動眼神経投射する線維には、脳幹網様体カハール間質前庭神経一部外転神経線維・傍舌下神経内側縦束吻側間質・視オリーブなどがある。大脳皮質からの直接投射はないが、刺激網様体介在して届く。上丘からの直接投射もないが、こちらは隣接する室傍灰白質投射している。

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アイスマン」の記事における「解剖」の解説

2012年イタリアにて初め解凍解剖され、脳や内臓、骨、血管など149点ものサンプル採取された。その模様研究成果一部2013年3月24日NHK番組NHKスペシャル 完全解凍アイスマン5000年前の男は語る〜」にてテレビ放送された。

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子宮頸部」の記事における「解剖」の解説

子宮下方細長い部分のことを指す。さらに、その下半分は膣に突出しており、この部分子宮膣部という。内腔子宮頸管呼び、この下端外子宮口となる。

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上行大動脈」の記事における「解剖」の解説

血管壁上皮側から順に内膜、中膜、外膜よりなる。外膜心外膜より続いているので、上行大動脈肺動脈幹とともに繊維性心膜により包まれていることとなる。上行大動脈起始部の膨隆部は大動脈球(bulb of aorta)と呼ばれる大動脈球の内腔大動脈弁の弁尖により3つ隔てられ、それらは大動脈洞(sinus of aorta)またはバルサルバ洞(sinus of Valsalva)と呼ばれるそれぞれバルサルバ洞、右バルサルバ洞、無バルサルバ洞と呼ばれ、左バルサルバ洞から左冠状動脈が、右バルサルバ洞から右冠状動脈分枝している。

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乳腺」の記事における「解剖」の解説

乳腺小さな乳腺葉の塊である。

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延髄」の記事における「解剖」の解説

体表から見ると、延髄後頭部と首の境目あたり、すなわち俗に盆の窪ぼんのくぼ)と呼ばれる位置にある。この位置は、頭を挙げた普通の姿勢では頭蓋骨頸椎覆われているが、頭を落としてうつむくと、体表までの間に骨で覆われない部分ができる。その部分では延髄を守るものが軟部組織だけなので、外傷延髄損傷結びつきやすい。 延髄見た目上、脊髄続きであって脊髄同様の構造多く持ち脊髄との間に明瞭な境界はない。腹側正中の前正中裂は脊髄の前正中裂から続いているし、その左右錐体脊髄前索から続く部分肥厚である。錐体錐体路をなす運動線維集まった部分である。錐体尾側では、錐体通っていた線維が前正中裂をまたいで対側の側索流れ込むこのため、前正中裂は中断される。この部分錐体交叉と呼ぶ。錐体交叉錐体路をなす線維が対側に移る部分であり、これがあるために錐体路は対側支配である。ただし錐体路一部錐体交叉交叉せず同側の前索を下る。錐体外側には、前外側溝を境に、オリーブ呼ばれる隆起がある。オリーブ下オリーブ核による隆起である。錐体オリーブの吻側はである。前面には横線維呼ばれる線維が横走しており、延髄とは明らかに区別される延髄背側面正中にある後正中溝は脊髄の後正中中隔、正中溝とつながっている。後正中溝のすぐ外側、すなわち脊髄後索の続きにあたる部分内側の薄束結節外側楔状結節分かれて肥厚している。楔状結節外側縁をなす後外側溝脊髄の後外側溝つながっている。薄束結節は薄束楔状結節楔状による隆起だが、これらの同種の機能を担うので、まとめて後索呼ばれることがある。後索外側延髄全体外側面にあたる部分で、ここに明らかな隆起はないが三叉神経脊髄路三叉神経脊髄)が入っている。薄束結節楔状結節の上端は下髄帆が起こる線(第四脳室ヒモ)であり、この線は正中やや尾側からV字型を描いて両側の下小脳脚に至る。このV字型の線は菱形窩の下半分を作っている。菱形窩の中には、薄束結節のすぐ上方迷走神経三角、さらに上方舌下神経三角楔状結節のすぐ上方前庭神経野と呼ばれる隆起がある。迷走神経三角迷走神経背側と孤束舌下神経三角舌下神経前庭神経野は前庭神経による隆起である。それらの隆起のさらに上方で、第四脳室髄条と呼ばれる数本の糸のような隆起菱形窩を横切って走り脳幹背面において延髄おおよそ分け目安となる。

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喉頭」の記事における「解剖」の解説

甲状軟骨輪状軟骨: 披裂軟骨(対): 喉頭蓋喉頭前庭喉頭室輪状甲状筋仮声帯甲状披裂筋声帯声帯ひだ):声門構成する左右一対、腱状の構造物発声時に呼気流を断続的に遮ることで振動音声喉頭原音)を生じる。

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脊髄神経」の記事における「解剖」の解説

脊髄神経は、脊椎椎間孔ごとに一対ずつ出ている。頚椎の間から出るものを頚神経cervical nerve)、胸椎の間から出るものを胸神経thoracic nerve)、腰椎の間から出るものを腰神経lumbar nerve)、仙骨仙骨孔から出るものを仙骨神経(sacral nerve)、第1尾椎と第2尾椎の間から出るものを尾骨神経(coccygeal nerve)と呼ぶ。これらは上から順に番号をつけた略号で、C1C8(第1頚神経第8頚神経)、Th1〜Th12(T1〜T12とも表記する第1胸神経〜第12神経)、L1〜L5(第1腰神経〜第5腰神経)、S1〜S5(第1仙骨神経〜第5仙骨神経)と呼ばれる後頭骨と第1頚椎環椎)の間からC1、第7頚椎第1胸椎の間からC8出て、以下、第1胸椎第2胸椎の間からTh1、第1腰椎と第2腰椎の間からL1、第1前仙骨孔後仙骨孔からS1が出る。なお、これらの略称は神経ではなくに対しても(第3頸椎=C3という具合に)使われることがある。この項ではもっぱら脊髄神経に対してのみ使う。 脊髄神経脊髄から分かれたのち、脊柱管の中でいくらか下に走ってから椎間孔抜ける。これはより低い位置脊髄神経について顕著であり、C8が第7頸椎あたりの高さから起こる(脊髄から根が出る)一方すべての神経第12胸椎から第1腰椎あたりの高さから起こる。このため脊髄の本幹は第2腰椎あたりの高さで終わるのに、脊柱管の中ではその下にも長く脊髄神経の根が束になって走る。この部分馬尾という。 脊髄神経の根は、脊髄前面の前外側溝から出る前根と、脊髄後面の後外側溝から出る後根2つである。前根はおもに骨格筋支配する運動線維後根はおもに皮膚などの知覚伝え感覚線維入れているので、後根は後外側溝「に入る」と言ったほうが正確ともいえる。前根後根合わさって脊柱管を出るが、後根合流する少し根元後根神経節脊髄神経節)と呼ばれるふくらみ作っている。脊髄神経節には神経節細胞呼ばれる神経細胞細胞体入っている。神経節細胞知覚一次線維である。すなわち、神経節細胞から延びた線維皮膚筋紡錘知覚受容器作り受容した刺激信号シナプス介することなく脊髄神経節まで送る。神経節細胞脊髄中にある細胞シナプス作って知覚伝導路をなす。 前根後根合流した先で、脊髄神経は細い硬膜交通出したのち、体の前面に向かう前後面に向かう後分かれる前根後根混同しないよう注意されよ)。硬膜硬膜知覚伝え交通交感神経幹神経節に入る。一部の前神経叢作って異なる高さからの線維交換しさまざまな高さからの線維含んだ神経になって末梢へ向かう。この型の神経叢人体に4箇所あり、C1C4の前頚神経叢、C5〜Th1の前腕神経叢、L1〜L4の前腰神経叢L4S3の前仙骨神経叢作る頚神経叢腕神経叢鎖骨付近一部の根を共有していて関係が深いので、まとめて腕神経叢とも呼ばれる腰神経叢仙骨神経叢一部の根を共有していて関係が深いので、まとめて仙骨神経叢とも呼ばれる神経叢かかわらない脊髄神経おおむね一様な分布を示す。後固有背筋運動背部皮膚知覚支配する。前肋間神経として肋骨の間を走り、体壁の筋肉皮膚知覚支配する。前支配域は背部まで及んでおり、後支配域よりもかなり広い。

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海馬鉤」の記事における「解剖」の解説

鉤回は、その前部において uncal notch挟んで腹側で嗅内野接する。後部では鉤溝(uncal sulcus)を挟んで腹側海馬傍回接する。 鈎回内部深く扁桃体がある。 イルカ、およびゾウ、が鉤を持つという例外的な報告もあるが、多く哺乳類は鉤を持たない。鉤は霊長類特徴的な構造考えられている。中でもヒトの鉤は、他の非ヒト霊長類non-Human primates)と比べて組織学的にはそれらと相同構造持ちつつも、とりわけ複雑な構造をしている、とされる

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前角 (脊髄)」の記事における「解剖」の解説

前角後角比べて広く円形または菱形をしている。頸髄腰髄では発達しており、胸髄では細めである。前角後方部を基部前方部頭部という。ただしこれは位置違いであり、組織学的に基部頭部での差異認められない脊髄表面前角の間には、白質呼ばれる神経線維集合体があり、前角細胞から出た運動ニューロン軸索この中横切って脊髄の外に出る。 胸髄では前角の後側方に、外側向いた三角形状の灰白質突起がある。これは側角(または側)と呼ばれ、ここに交感神経節前線維の神経細胞体集合である中間外側がある。 前角における運動神経細胞体(前角細胞)の分布については、レクセドの層参照

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脳梁」の記事における「解剖」の解説

脳梁左右半球結合する線維むき出しになった部分とみることができる。脳梁線維一方半球から他方半球信号を送る交連線維中でも最も重要なひとつである。左右半球は他に、前交連、後交連などの線維結合されている。 脳梁は、より外側では脳梁線維大脳半球白質埋もれ正中付近でだけ脳梁として現れている。脳梁外側端は、帯状回腹側端と側脳室外側端である。帯状回脳梁全体取り巻いている。その内側で脳梁側脳室背側壁をなし、さらに背側では大脳縦裂クモ膜下腔軟膜隔てて接している。正中部では腹側で透明中隔に接している。 脳梁の吻側(ヒトの場合前方)端は大脳丸み沿うような形で折れ曲がっている。そこでは脳梁は透明中隔および側脳室半球白質隔てている。尾側端もいくぶん腹側曲がっているが、折れ返るほどではなく脳梁膨大呼ばれる肥厚作って帯状回包まれている。 MRIによる研究において、脳梁の形・大きさには性差があるという報告なされており、大脳容積比較した相対的な大きさは、男性よりも女性の方が大き傾向報告されている。ただし大脳容積男性の方が大きく脳梁大きさ絶対値には性差がない。また、脳梁大きさ性差について、否定的な結果複数示されている。ただし一部には、脳梁性差男女神経心理学的な差、たとえば言語機能男性の方が片側優位であるのに対し女性では両側性であることなどと結びつける説がある。

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帯状回」の記事における「解剖」の解説

帯状回ブロードマンの脳地図における、23野、24野、26野、29野、30野、31野、32野におおよそあたる。26野、29野、30野は一般に膨大後部皮質という名称で呼ばれる

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間脳」の記事における「解剖」の解説

脳は大脳脳幹小脳から構成され大脳大脳半球(=終脳)と間脳からなるまた、間脳大脳半球中脳の間にある。2つ大脳半球包まれる様にして一つ間脳があり、2つ大脳半球一つ間脳繋がっている。間脳中脳繋がっている。間脳自律神経中枢である視床下部種々のホルモン分泌する脳下垂体体性感覚などの大半感覚司る視床などに区分される

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 21:53 UTC 版)

陰核肥大」の記事における「解剖」の解説

ロバート・ラトゥー・ディッキンソン著『Atlas of Human Sex Anatomy』(1949年)では、典型的な陰核は、横方向の幅が3~4mm(0.12~0.16インチ)、縦方向の幅が4~5mm(0.16~0.20インチ)であると定義されている。一方産科婦人科の医学文献では、陰核の定義として、陰核指標縦方向の幅と横方向の幅の積)が35mm2(0.05インチ2)を超えている場合頻出しており、これは上記示され平均的なサイズ陰核のほぼ2倍の大きさである。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 01:45 UTC 版)

外転神経」の記事における「解剖」の解説

外転神経菱形窩の中ほど、つまり後面にある顔面神経丘の中に入っている。顔面神経丘は外転神経による隆起顔面神経運動から出た線維束が取り巻いている場所なのでこの名があるここから出た外転神経線維貫いて前方向かい延髄境目から出る。外転神経海綿静脈洞通って上眼窩裂から眼窩出て外側直筋に入る。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:34 UTC 版)

肺胞」の記事における「解剖」の解説

肺胞終末細気管支から繋がる外気血液ガス交換をあずかる器官である。肺胞を持つ細気管支呼吸細気管支という。 肺胞ガス溜める肺胞腔と、これを囲む肺胞上皮からなる肺胞上皮I型肺胞上皮細胞II型肺胞上皮細胞からなる前者は、肺胞取り囲む毛細血管内皮細胞基底膜を介して血液空気関門形成し肺胞ガス血液ガス交換を行う。後者は、層板小体多く含み肺サーファクタント肺胞界面活性剤)を開口分泌し、肺胞被覆層を形成している。肺胞一つ大きさ100200μm(0.10.2)くらい。肺胞は中隔孔により互いに交通している。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:22 UTC 版)

膵臓」の記事における「解剖」の解説

ヒト膵臓は、成人長さ15 cm程度右側太く左側が細いくさび型の臓器である。向かって左端は、肝臓の下にある十二指腸コの字型曲がった部分の間にはまりこんでいる。反対側の右端は、腹部右端脾臓まで達している。十二指腸側を膵頭部脾臓側を膵尾部と呼ぶ。 膵臓の中には膵臓作られ膵液十二指腸まで運ぶ管である膵管通っている。膵管は、十二指腸側に近づくにつれて合流し最後は太い2本(主膵管副膵管になって十二指腸につながる。主膵管は、十二指腸につながる前に胆嚢から胆汁流れてくる総胆管合流する膵管十二指腸の壁を貫きその内側に膵液を出すが、膵管開口部腸の内側向かって盛り上がっており、ファーター乳頭十二指腸乳頭)と呼ばれるまた、その開口部には平滑筋オッディ括約筋があり膵液分泌調節している。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/03/20 12:07 UTC 版)

後頭葉」の記事における「解剖」の解説

ヒト大脳において、後頭葉4つ大脳葉の中で最も小さく頭蓋内で最も後方位置する後頭葉大脳小脳の間を仕切る硬膜である小脳テント接している。また正中大脳縦裂によって左右それぞれの大脳半球分かれている。前方には頭頂後頭溝があり、これを境に頭頂葉接している。側面では後頭葉側頭葉境界はあいまいであり、外側後頭溝によって区切られ外側後頭回いくつか分かれていて、そのあたりを境界とする(脳回脳溝についてはそれぞれの項目を参照)。 後頭葉内側面(大脳半球どうしが接する面)では、後頭葉下縁には鳥距溝というはっきりした深い溝がある 。この鳥距溝の上方を楔部鳥距溝頭頂後頭溝囲まれ楔状見えることから命名)、下方舌状回という(舌状回前方伸びて海馬傍回移行する)。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/03 10:33 UTC 版)

中心傍小葉」の記事における「解剖」の解説

中心傍小葉前方上前頭回と、後方楔前部と、下方帯状回それぞれ接する。また半球上縁大脳半球の一番てっぺん部分)を挟んで外側面の脳回である中心前回および中心後回接する。 中心傍小葉中心溝挟んで前部後部分けられる前部前頭葉属する。中心傍小葉前部ブロードマンの脳地図における、4野にあたる。中心前回とともに運動の実行機能担っている中心傍小葉は特に下肢(足のこと)の運動の実行機能との関わりが深い。 後部頭頂葉属する。中心傍小葉後部をブロードマンは、3,1,2野と5野に区分けしている。 前部後部区分中心溝目印として行われるが、内側面から中心溝見えない場合には、この区分はしばし細胞構築学的に行われる(つまり顕微鏡各部皮質層構造見て、その差と類似性基づいて区分けを行う)。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/18 01:32 UTC 版)

松江安見」の記事における「解剖」の解説

石川県初め人体解剖が行われたのは1870年明治3年7月で、解剖されたのは断獄監獄署=刑務所)の処刑者であった以降1883年10月に至る13年間の間に約20人が解剖されたが、皆すべて処刑者である。 1883年明治16年4月25日松江当時石川郡押野村矢木荒屋現金市上荒屋町住んでいた竹川リン43歳)という女性松江病院解剖した当時日本では一般人の解剖は法的に許されておらず、勇気あるリン献体遺言松江勇断によって、篤志解剖第一号が徳丸の地で行なわれた。 松江温厚な人柄を讃え、人侠心にとみ貧窮村民に対して無料診療従事した事により村民建てた松江老医有道碑」が、松任市東明小学校校庭脇(旧国道脇より移設)にある。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/19 03:00 UTC 版)

大動脈弓」の記事における「解剖」の解説

大動脈弓上方からは中枢側から順に腕頭動脈、左総頚動脈、左鎖骨下動脈分岐する。左鎖骨下動脈との分岐部のすぐ末梢側では大動脈弓細くなり、大動脈峡部(isthmus of aorta)と呼ばれる。この部分先天的な強い狭窄大動脈縮窄(coarctation)と呼ばれ下半身への血行動態不全となる。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/08 01:26 UTC 版)

頭頂下溝」の記事における「解剖」の解説

形は脳梁溝と平行なものが多い。しかし帯状溝後部平行して下方より後上方上るものもある。

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解剖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/17 05:33 UTC 版)

内耳神経」の記事における「解剖」の解説

蝸牛には無数の蝸牛神経節(らせん神経節)がらせん状に並んでいる。これらはコルチ器ラセン器)が音を感知して発した信号集め部分であってそれぞれ内耳神経蝸牛根と呼ばれる線維束を出している。蝸牛根は内耳道の中で一本まとまって蝸牛神経となる。蝸牛神経延髄境目あたりにある蝸牛神経中継される。節後線維交叉し対側の外側毛帯となり、中脳下丘通って大脳皮質に向かう。 半規管膨大部卵形嚢斑、球形嚢斑は体の傾き回転感知する。これらの場所から出た線維前庭神経節に集まり前庭神経となって蝸牛神経とともに内耳道通り脳幹に入る。内耳神経という名前は前庭神経蝸牛神経合流して内耳道を通る部分を指す。前庭神経は上行下行分かれて延髄境目あたりにある前庭神経中継されるほか、一部線維中継されることなく下小脳脚通って小脳に入る。前庭神経から出た線維脊髄小脳、または外眼筋支配する動眼神経エディンガー・ウェストファル核など)に向かう。

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解剖

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 07:41 UTC 版)

名詞

かいぼう

  1. 死んだ生物切り開き病原死因構造調べること。
  2. 物事細かく分析して調べること。

発音(?)

か↗いぼー

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
解剖-する

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