遠因とは? わかりやすく解説

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えん‐いん〔ヱン‐〕【遠因】

読み方:えんいん

ある結果導いた原因として、直接ではないが、何らかのかかわりをもつ事柄。遠い原因。間接の原因。⇔近因


遠因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/08 07:08 UTC 版)

第四次イタリア戦争」の記事における「遠因」の解説

1500年ルイ12世グラナダ条約フェルナンド2世ナポリ分割について合意した条約に基づき2人結託してナポリ王フェデリーコ1世廃位した。この決定ニッコロ・マキャヴェッリなど当時識者批判され民衆もこの批判支持した1519年カール5世神聖ローマ皇帝即位して帝国スペイン同君連合成立したため民衆の支持高まったフランススペインイタリアをめぐる争いはじまりとなった

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遠因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:44 UTC 版)

昭和金融恐慌」の記事における「遠因」の解説

金融システム整備が完全ではなかったことから発生した不良債権の処理が適切になされず金融不安起こす至った大正期からこれシステム不備認識されていたが、充分な手当てなされる前に恐慌発生した

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遠因

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 10:06 UTC 版)

加藤の乱」の記事における「遠因」の解説

加藤山崎は、それぞれ所属する派閥継承し総裁候補としての実績着々と挙げていた。1999年自由民主党総裁選挙出馬するも、事前予想通り現職小渕恵三敗れた。しかし、あくまでも総裁選出馬試金石位置づけていた加藤山崎対し無投票での再任願っていた小渕は、2人総裁選出馬したことに激怒したまた、加藤小渕政策論争挑んだことも小渕逆鱗触れた温厚な人柄通っていた小渕であったが「あいつは俺を追い落とそうとした」と加藤山崎派徹底的に干していく。非主流干されることは政争の常であるが、小渕の対応は従来処遇範疇超えていた。小選挙区制導入により、徐々に執行部権力強くなっており、非主流派の立場は一層厳しいものとなった当時加藤は、改革派のイメージ強く小渕とは財政に関して決定的に政策主張違い財政健全派や市場主義派に支持されていた)、首相になってほしい政治家ランキングなどにも上位に名前を出していた。また、党内2番目の勢力を持つ派閥保守本流である宏池会会長や、「YKK長男」として総裁候補最有力認識されていた。しかし、非主流派が干され続け活路見出せない中で小渕急逝しいわゆる五人組によって不透明な形で総理誕生する小渕再選前の政界では、加藤ポスト小渕一番手であると衆目一致していた。保守本流派閥の長、橋本小渕政権誕生への協力幹事長としての新進党切り崩しなどの実績があったためである。しかし、当時加藤は、小渕派(旧竹下派田中派)に担がれる形での首相就任拒んでいた。YKKとしての竹下派源流宮澤内閣竹下派金丸影響下の政権二重構造への反発などからである。しかし、自身が望む就任の形にこだわるあまり、その実現が遠のいていた。との争い後れをとった加藤焦り極まる一方で森内閣は、神の国発言中川秀直内閣官房長官スキャンダルによる辞任などにより、内閣支持率低迷続け不人気ピーク達していた。 支持率が低い森内閣のままで、2001年参院選突入すれば自民党惨敗することが予想され自民党敗北した1998年参院選での非改選議員合わせて与党における参議院議席数の過半数割れねじれ国会)までもが懸念されていた。一時執行部も、加藤山崎主流派取り込もうとし、森内閣においては前回人事での加藤派山崎派要望であった小里貞利総務会長起用や、保岡興治入閣実現させた。しかし、との経済・財政政策決定的に違う加藤にとっては、これらの人事は自らの人気下げることにつながるため、とは距離を置いていた。 山崎政界入りしてから長らく加藤盟友であり、その政権構想あくまでも加藤との連携大前提であった。まず加藤政権実現させた後に、山崎政権禅譲されることが目標であり、山崎いかなる時も加藤支え決意持っていた。

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遠因

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:43 UTC 版)

名詞

えんいん

  1. 間接的原因。「~は事件の遠因となった」などと用いる。

対義語


「遠因」の例文・使い方・用例・文例

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