空気とは? わかりやすく解説

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くう‐き【空気】

読み方:くうき

地球を包む大気圏下層部分構成する無色透明混合気体。高度数キロまでは、水蒸気を除くと組成がほぼ一定で、体積比で窒素78.09、酸素20.95、アルゴン0.93、二酸化炭素0.03のほかネオン・ヘリウムなどを含む。乾燥空気1リットル重さセ氏零度、1気圧のとき1.293グラム

その場雰囲気。「職場の—になじむ」「険悪な—が流れる」「自由な—を吸う」


空気

作者大島真寿美

収載図書宙の家
出版社角川書店
刊行年月2006.12
シリーズ名角川文庫


空気

作者村尾

収載図書とあひるのいる風景
出版社森啓
刊行年月2008.12
シリーズ名文学街」文庫


空気

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空気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 03:18 UTC 版)

空気(くうき)とは、地球大気圏の最下層を構成している気体で、人類が暮らしている中で身の回りにあるものをいう[1]


注釈

  1. ^ ほぼ絶対温度の逆数に等しい。
  2. ^ 産業革命前の1750年比で1.4倍に増加している。国際標準大気(1975)では314 ppmとして示されている。
  3. ^ 産業革命前の1750年比で2.6倍に増加している。国際標準大気(1975)では2 ppmと丸めて示されている。
  4. ^ 産業革命前の1750年比で1.2倍に増加している。国際標準大気(1975)では0.5 ppmと丸めて示されている。
  5. ^ 冬は20 ppb>程度まで低下する。
  6. ^ 初めて出版されたのは沢庵が正保二(1645)年に亡くなった後の正保三(1646)年であるが、江戸時代を通して文政七(1824)年まで何度も刊行されている[20]
  7. ^ 安政六年に初めて刊行された[20]
  8. ^ 江戸時代には幕府の命令で印刷できず、1937年に初めて印刷出版された[32]
  9. ^ なお、人は空気の動きを全身の体表面の毛(体毛)の毛根あたりの感覚器で(体毛の動きを感じて)直接的に感じている、と指摘している研究がある。体毛を剃ってしまったりすると、感度が落ちるという。

出典

  1. ^ a b c Yahoo! Japan辞書(大辞泉くう‐き【空気】
  2. ^ Yahoo! Japan辞書(大辞泉たいき‐けん【大気圏】
  3. ^ Yahoo! Japan辞書(大辞泉たい‐き【大気】
  4. ^ 新村出編「空気」『広辞苑』(第5版)岩波書店、1998年、744頁。ISBN 4-00-080111-2 
  5. ^ 牛山泉『風車工学入門』(2版)森北出版、2013年、27頁。ISBN 978-4-627-94652-1 
  6. ^ 国立天文台編『理科年表 平成22年』丸善、2010年 ISBN 978-4621081914
  7. ^ Young, Hugh D., "HyperPhysics", University Physics, 7th Ed., Addison Wesley, 1992. Table 15-5, 2013年1月12日閲覧
  8. ^ "Air Properties" The Engineering Toolbox, 2013年1月12日閲覧
  9. ^ "Thermal Conductivity of some common Materials and Gases" The Engineering Toolbox, 2013年1月12日閲覧
  10. ^ Pawar, S. D."Effect of relative humidity and sea level pressure on electrical conductivity of air over Indian Ocean", Journal of Geophysical Research, vol.114, pp.D02205, 2009. Bibcode2009JGRD..11402205P , doi:10.1029/2007JD009716.
  11. ^ 「徹底図解 宇宙のしくみ」、新星出版社、2006年、p106
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p kikakurui.com 「JIS W 0201:1990 標準大気
  13. ^ a b c WMO温室効果ガス年報 気象庁訳 (PDF)気象庁、2012年11月、2013年1月12日閲覧
  14. ^ 二酸化炭素濃度の年平均値”. 国土交通省 気象庁. 2020年10月24日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g h i j k l m n 2.3.2 世界のハロカーボン類等の濃度」気象庁、大気・海洋環境観測報告、2008年、2013年1月12日閲覧
  16. ^ 2.5.2 世界の一酸化炭素濃度」気象庁、大気・海洋環境観測報告、2008年、2013年1月12日閲覧
  17. ^ Yahoo! Japan百科事典(小学館 日本大百科全書)『液体空気
  18. ^ a b c d e f g 原宏. “大気からの物質沈着: 大気からの物質沈着: これまでから、これからへ これまでから、これからへ”. 慶應義塾大学理工学部応用化学科. 2021年9月21日閲覧。
  19. ^ 板倉聖宣 1999, p. 7.
  20. ^ a b 板倉聖宣 1999, p. 10.
  21. ^ 板倉聖宣 1999, pp. 7–8.
  22. ^ a b 板倉聖宣 1999, p. 8.
  23. ^ 板倉聖宣 1999, pp. 8–9.
  24. ^ 板倉聖宣 1999, p. 9.
  25. ^ a b c d e 板倉聖宣 1999, p. 11.
  26. ^ 板倉聖宣 1999, p. 13.
  27. ^ 板倉聖宣 1999, p. 15.
  28. ^ 板倉聖宣 1999, p. 16.
  29. ^ 板倉聖宣 1999, p. 20.
  30. ^ 板倉聖宣 1999, p. 21.
  31. ^ 板倉聖宣 1999, p. 23.
  32. ^ 板倉聖宣 1999, p. 26.
  33. ^ a b 板倉聖宣 1999, p. 24.
  34. ^ a b 板倉聖宣 1999, p. 27.
  35. ^ 板倉聖宣 1999, p. 30.
  36. ^ 板倉聖宣 1999, p. 31.
  37. ^ 板倉聖宣 1999, p. 32.
  38. ^ a b 板倉聖宣 1999, p. 33.
  39. ^ 板倉聖宣 1999, p. 34.
  40. ^ 板倉聖宣 1999, p. 39.
  41. ^ 板倉聖宣 1999, p. 40.
  42. ^ a b c 板倉聖宣 1999, p. 43.
  43. ^ 板倉聖宣 1999, p. 44.


「空気」の続きの解説一覧

空気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 04:36 UTC 版)

サイキックアカデミー煌羅万象」の記事における「空気」の解説

蜃気楼 / ランク10 蜃気楼起こして自身の姿を空気中に投影する

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空気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 03:40 UTC 版)

熱媒体」の記事における「空気」の解説

空気浴くうきよくair bath)またはエアーオーブンは空気を加熱媒体として、目的物乾燥させる気体比熱小さい為、熱の伝達効率は悪いが、熱媒体閉鎖系循環させる機構不要なため室温200程度加熱広く使用されている。

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空気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 20:15 UTC 版)

薄明光線」の記事における「空気」の解説

大気エアロゾル状態にあり、エアロゾル粒子比較多くしかも透過率が高いときに起こる。そのため、薄明光線チンダル現象一種である。 簡潔に言えば切れ間の下に、構成する水滴雲粒)よりも小さく目に見えない水滴多数浮遊した状態であれば、光が散乱され光芒見えるようになる水滴が多いと散乱過剰になって、光芒途中で消え地上に届かなくなる。また、水滴少ないと散乱過少になり、光芒薄く見えにくくなってしまう。

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空気

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:15 UTC 版)

「缶詰」記事における「空気」の解説

有名な物は富士山土産の「富士山の空気」や摩周湖土産の「摩周湖」などがある。日本国外にも同様の商品がある。 日本各地公害激しかった頃、1968年には「東京汚れた空気」の缶詰売られていた。 香港返還直前1997年には「植民地時代香港イギリス領香港)の空気」の缶詰売られていた。 日本の元号平成から令和改元する直前2019年4月には岐阜県関市平成地区採取した空気と「平成五円玉」を封入した平成の空気缶」を製造・販売した。

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空気

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 11:34 UTC 版)

名詞

(くうき)

  1. 地球周囲取り巻大気のおもに地表近く部分占め混合気体
  2. 1.のうち圧力浮力などを利用するために用い小部分。また夾雑物としての気体
  3. 雰囲気気分
  4. ある場に居合わせた人々の間に暗黙のうちに形成される議論などの方向性明示化されない集団的意志同調圧力

発音(?)

  • ク↘ーキ

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翻訳


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