議論とは? わかりやすく解説

ぎ‐ろん【議論】

読み方:ぎろん

[名](スル)互い意見述べて論じ合うこと。また、その内容。「—を戦わす」「—を尽くす」「仲間と—する」


議論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/05 17:56 UTC 版)

議論(ぎろん)、意見を論じ合うこと。思いつくままに口から言葉が出てくる日常の会話とは異なり、専門的な議論方法では、思考を論理的に組み立てる必要が生じてくる[1]討論(とうろん)とも。日本人大学生が「議論」だと認識しやすい会話は、対立が存在し、主張の理由が述べられている会話である[2]


  1. ^ a b c d e f g 岩崎豪人「クリティカル・シンキングのめざすもの」『京都大学文学部哲学研究室紀要』第5巻、2002年12月1日、12-27頁、NAID 110000036931 
  2. ^ 井上奈良彦「日本人学生にとって「議論」とは何か」『言語文化論究』第10巻、1999年、33-50頁、doi:10.15017/5466NAID 110000522734 
  3. ^ スティーブン・トゥールミン『議論の方法ートゥールミンモデルの原点』戸田山和久・福澤一𠮷、東京図書、2011年。 Stephen Toulmin, The Uses of Argument, Cambridge University Press, 1958.
  4. ^ T・W・クルーシアス, C・E・チャンネル『大学で学ぶ議論の技法』杉野俊子・中西千春・河野哲也、慶応義塾大学出版会、2004年
  5. ^ 松本道弘『知的対決の方法―討論に勝つためには』産業能率大学出版部、1977年
  6. ^ 例として、新版と版を重ねた福澤一吉『新版 議論のレッスン』NHK出版新書。2018年。ISBN 978-4-14-088552-9。(初版2002年)
  7. ^ a b c d e 吉田寛「非形式論理学の初期の発展とクリティカル・シンキングの起源」『京都大学文学部哲学研究室紀要 : Prospectus』第5巻、2002年12月1日、40-43頁、NAID 110000036933 
  8. ^ a b 楠見孝「良き市民のための批判的思考」(pdf)『心理学ワールド』第61号、2013年4月、5-8頁。 
  9. ^ 田中桂子、豊浩子「大学におけるクリティカルシンキング教育―その現状と課題」『明治学院大学国際学研究』第49巻、2016年3月31日、1-23頁、NAID 120005756920 
  10. ^ 白松俊、池田雄人、北川晃、幸浦弘昂、伊藤孝行「自律的ファシリテータエージェントのための内容とプロセスを考慮した議論文脈理解モデルの検討」『人工知能学会全国大会論文集』第2018巻第0号、2018年、1D2OS28a03-1D2OS28a03、doi:10.11517/pjsai.JSAI2018.0_1D2OS28a03NAID 130007427159 
  11. ^ 高崎隼、/辻野、平田紀史、白松俊、大囿忠親、新谷虎松、新谷虎松「議論支援システムのための対立と質問に着目した適切性ルールの設計」『全国大会講演論文集』第72巻第0号、2010年3月8日、373-374頁、NAID 110008107615 


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議論

出典:『Wiktionary』 (2021/08/08 01:17 UTC 版)

名詞

(ぎろん)

  1. 一つ話題について複数の人がかんがえ・意見述べあうこと。

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動詞

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