discussion
「discussion」とは、討論のことを意味する表現。
「discussion」とは・「discussion」の意味
「discussion」とは、「互いに意見を述べ、論じ合うこと」という意味をコアイメージに持つ名詞で、「話し合い」「議論」「討議」や、議論された結果としての「論考」「考察」などの訳語があてられる言葉である。文法的には名詞の用法に限られており、「話し合う」「議論する」などのように、動詞として用いる場合は「discuss」を使う。「discussion」は抽象的な概念を示す数えられない不可算名詞であるので、原則として複数形はとらない。ただし抽象名詞でも個別的な行為や事柄、種類などを強調して用いる場合は可算名詞として複数形になることがあり「discussion」も「discussions」と表記することが可能である。複数形で用いる場合は「their discussions」「series of discussions」などと修飾して個別化し、「彼らが行った複数の討論」「一連の討論の数々」のように「討論」の個別性に焦点があたる訳し方となる。「discussion」の種類としては、特定のテーマに関して小規模の人数で編成したグループで意見を出し合う「group discussion(グループディスカッション)」や、パネリストである専門家の意見発表に続いて一般の参加者も交えて意見を出し合う「panel discussion(パネルディスカッション)」などがある。
「discussion」と似た語義を持つ言葉に「debate(ディベート)」や「brainstorming(ブレインストーミング)」があるが、「discussion」がある目的の下に意見を出し合い、よりよい結論を導き出そうとするものであるのに対して、「debate」では「相手を論破する」ことを目的とし、「brainstorming」は特定の課題の解決を前提に、さまざまなアイデアを出し合う発想法のことをさす点で性質が異なる。
「discussion」の発音・読み方
「discussion」の発音記号は「diskʌ'ʃən」となり、日本語読み風にカタカナ表記した場合は「ディスカッション」と読む。発音の目安としては、「di」で舌先を上前歯につけて息を止め「ドゥ」と破裂させ、続けて二重母音の「エ」と「イ」を同時に言うつもりで「イ」と発音、「s」は舌先を上の歯裏に近づけてその隙間から「ス」と息を漏らし、「kʌ'」は舌の奥を上あごに持ち上げる感じで息を止め「クッ」と破裂させて「ア」につなげ、「ʃə」は唇を前に突き出し息だけで「シュ」と発音したうえで「ア」に続け、「n」で舌先を上前歯につけて軽く「ン」と鼻に抜ける感じで音を出す。これらを続けて「ディィスカァシャン」と発音するイメージとなる。「discussion」の語源・由来
「discussion」の語源は、ラテン語で「分離」を表す「dis-」と「揺さぶる」を意味する「-cus」、「~すること」を示す「-tio」の組み合わせによるものである。「言葉を揺らして小さく分ける」という本来の意味が派生して、「議論」「話し合い」という意味を持つに至ったとされる。「discussion」を含む英熟語・英語表現
「over discussion」とは
「over discussion」の「over」とは、「超過して」という意味を持つ前置詞。すなわち「over discussion」とは、「過剰な議論」という意味となる。また「超過して」は「終了した」という意味にも変ずることから「終わった議論」という意味にもなる。
「under discussion」とは
「under discussion」の「under」とは、「現在~している最中」という意味を持つ前置詞。すなわち「under discussion」とは、「いまだに続いている議論」「現在、議論中」といった意味になる。
「discussion」に関連する用語の解説
「discussion paper」とは
「discussion paper」とは、各種の調査研究成果をその中途成果も含めながら論文形式で発表するものをさす。幅広くコメントを受け付けることで、開かれた活発な議論を喚起し、結果的に調査項目の精度を向上させることを目的として行うものである。
「discussion」の使い方・例文
「discussion」の使い方・例文としては、「The matter is in course of discussion.(その問題は現在議論中である)」、「The matter became the subject of heated discussion.(その問題で議論が白熱した)」、「The question admits of no further discussion.(この疑問に関してはこれ以上議論すべき余地がない)」、「There was a brief break in the discussion.(話し合いはちょっと中断した)」などを挙げることができる。ディスカッション【discussion】
ディスカッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/25 00:05 UTC 版)
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関連項目
ディスカッション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 10:09 UTC 版)
「佐久間=服部方程式」の記事における「ディスカッション」の解説
プランキアン形式は放射温度測定や赤外線温度測定の不確かさバジェットの計算に使用することが推奨されている。また、銀点未満の放射温度計の較正に使用することも推奨されている。 プランキアン形式はプランクの法則と類似している。 S ( T ) = c 1 λ 5 [ exp ( c 2 λ T ) − 1 ] {\displaystyle S(T)={\frac {c_{1}}{\lambda ^{5}\left[\exp \left({\frac {c_{2}}{\lambda T}}\right)-1\right]}}} ただし、佐久間=服部方程式は低温、広帯域の放射温度測定を考える場合に非常に有用である。広いスペクトル帯域でプランクの法則を使用する場合、次のような積分を考慮する必要がある。 S ( T ) = ∫ λ 1 λ 2 c 1 λ 5 [ exp ( c 2 λ T ) − 1 ] d λ {\displaystyle S(T)=\int _{\lambda _{1}}^{\lambda _{2}}{\frac {c_{1}}{\lambda ^{5}\left[\exp \left({\frac {c_{2}}{\lambda T}}\right)-1\right]}}d\lambda } この積分により不完全多重対数関数(英語版)が生成されるが、この関数によりこの方程式は扱いにくくなる。標準的な数値処理では指数の幾何級数の不完全積分を展開する。 ∫ 0 λ 2 c 1 λ 5 [ exp ( c 2 λ T ) − 1 ] d λ = c 1 ( T c 2 ) 4 ∫ c 2 / ( λ 2 T ) ∞ x 3 exp ( x ) − 1 d x {\displaystyle \int _{0}^{\lambda _{2}}{\frac {c_{1}}{\lambda ^{5}[\exp({\frac {c_{2}}{\lambda T}})-1]}}d\lambda =c_{1}({\frac {T}{c_{2}}})^{4}\int _{c_{2}/(\lambda _{2}T)}^{\infty }{\frac {x^{3}}{\exp(x)-1}}dx} ( λ = c 2 / ( x T ) {\displaystyle \lambda =c_{2}/(xT)} , d λ = − c 2 / ( x 2 T ) d x {\displaystyle d\lambda =-c_{2}/(x^{2}T)dx} の置換をしている。)すると、 J ( c ) ≡ ∫ c ∞ x 3 exp x − 1 d x = ∫ c ∞ x 3 exp ( − x ) 1 − exp ( − x ) d x = ∫ c ∞ ∑ n ≥ 1 x 3 exp ( − n x ) d x {\displaystyle J(c)\equiv \int _{c}^{\infty }{\frac {x^{3}}{\exp x-1}}dx=\int _{c}^{\infty }{\frac {x^{3}\exp(-x)}{1-\exp(-x)}}dx=\int _{c}^{\infty }\sum _{n\geq 1}x^{3}\exp(-nx)dx} = ∑ n ≥ 1 exp ( − n c ) ( n c ) 3 + 3 ( n c ) 2 + 6 n c + 6 n 4 {\displaystyle =\sum _{n\geq 1}\exp(-nc){\frac {(nc)^{3}+3(nc)^{2}+6nc+6}{n^{4}}}} これにより、和をある桁で切り捨てることで概算値が得られる。 上で示した佐久間=服部方程式は多くの方程式を検討した中で、放射温度計のスケールの補完に最適なフィット曲線を提供することがわかった。 反復計算をすることなく逆佐久間=服部関数を使用することができる。これはプランクの法則の積分よりも優れている。
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