窒素とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 窒素 > 窒素の意味・解説 

ちっ‐そ【窒素】


窒素

読み方:ちっそ
【英】:nitrogen

肥料の三要素一成分。植物の生育欠かせなく、特にや幹の形成欠かせない肥料

窒素(N)


物質名
窒素
英語名
Nitrogen
元素記号
N
原子番号
7
分子量
14.00674
発見
1772年
原子半径(Å)
0.53
融点(℃)
-209.86
沸点(℃)
-195.8
密度(g/cm3
1.25
比熱(cal/g ℃)
0.247
イオン化エネルギー(eV)
14.534
電子親和力(eV)
0

無色無臭気体窒素分子として空気中の総体積の78.3%を占める。またタンパク質成分として、生体における質量の約15%を占めてもいる。

窒素

英訳・(英)同義/類義語:N, N2

常温常圧気体典型元素で、空気中では二分子分子として存在し(N2)、その約70%を占める。タンパク質核酸成分として、生体構成する重要な元素である。

窒素

作者プリーモ・レーヴィ

収載図書周期律元素追想
出版社工作舎
刊行年月1992.9
シリーズ名プラネタリークラシクス


窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 02:20 UTC 版)

窒素(ちっそ、: nitrogen: azote: Stickstoff)は、原子番号7の元素である。元素記号N原子量は14.007。第15族元素第2周期元素




「窒素」の続きの解説一覧

窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:38 UTC 版)

同素体」の記事における「窒素」の解説

二窒素, N2 四窒素, N4 ポリ窒素 , N∞ 窒素の固体は、六方最密充填構造立方晶いずれかをとる。

※この「窒素」の解説は、「同素体」の解説の一部です。
「窒素」を含む「同素体」の記事については、「同素体」の概要を参照ください。


窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 15:40 UTC 版)

G0期」の記事における「窒素」の解説

グルコース加えて、窒素の存在酵母増殖には重要である。低窒素条件下ではRim15が活性化されプロテインキナーゼのTORC1とSch9を不活性化することで細胞周期の停止促進する。TORC1とSch9は2つ異な経路、すなわちTOR経路とFermentable Growth Medium induced pathway呼ばれる経路それぞれ属するが、どちらのプロテインキナーゼもRim15の細胞質への維持促進する作用がある。通常条件下では、Rim15はスレオニン1075番残基リン酸化によって細胞質位置する14-3-3タンパク質のBmh2へと係留される。TORC1は細胞質特定のホスファターゼ不活性化することでRim15がBmh2へ係留された状態を維持する一方、Sch9はスレオニン1075番に近接した別の14-3-3結合部位リン酸化によってRim15の細胞質での維持促進する考えられている。Rim15は自己リン酸化によって自身核外輸送促進することも判明している。細胞外の窒素レベル低下すると、TORC1とSch9は不活性化され、Rim15は脱リン酸化されて移行し、そこでG0期への移行関与する転写因子活性化する

※この「窒素」の解説は、「G0期」の解説の一部です。
「窒素」を含む「G0期」の記事については、「G0期」の概要を参照ください。


窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:33 UTC 版)

肥料」の記事における「窒素」の解説

主に植物大きく生長させる作用があり、タンパク質葉緑素合成関わる。特に大きくさせることから葉肥(はごえ)と言われる過剰に与えると、植物体が徒長し、軟弱になるため病虫害侵されやすくなる逆に軟らかい植物体を作りたいときは窒素を多用するとよい。 また、窒素はどのような性状の窒素であるかにより肥効左右されるアンモニア態窒素硫安塩安など)は、土壌吸収保持されやすいので肥効は高い。しかし、土壌バクテリアにより硝酸態窒素変化すると、土壌吸収保持されにくいので流亡してしまいやすい。有機質肥料尿素は、土壌アンモニア態窒素変化し、さらに硝酸態窒素変化するアンモニア態窒素は、多用するとアンモニアガスを生じ植物体に障害与える。この現象施設園芸でよりおこりやすい。

※この「窒素」の解説は、「肥料」の解説の一部です。
「窒素」を含む「肥料」の記事については、「肥料」の概要を参照ください。


窒素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:45 UTC 版)

肥料の三要素」の記事における「窒素」の解説

窒素は、主に植物大きく成長させる作用があり、特に大きくすることから葉肥(はごえ)とも呼ばれる根から吸収される必須栄養素の中で、最も多量に要求される植物利用できる窒素の土壌含量が、植物の生産性決め主要な因子であるとされる植物の原形質乾燥重量40 - 50 %は、窒素化合物である。植物の中でも食用とする葉菜類は、特に窒素を多量に必要とする。

※この「窒素」の解説は、「肥料の三要素」の解説の一部です。
「窒素」を含む「肥料の三要素」の記事については、「肥料の三要素」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「窒素」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

窒素

出典:『Wiktionary』 (2021/06/29 14:08 UTC 版)

名詞

 (ちっそ)

  1. 原子番号 7、元素記号 N の非金属元素単体常温常圧無色無臭気体
  2. 2つ窒素原子構成され分子化学式はN2常温常圧無色無臭気体で、大気中に最も多量に含まれる

発音(?)

ち↘っそ

語源

オランダ語 stikstofstik窒息させる)+ stof物質)。宇田川榕菴が『遠西医方名物考補遺』、1834窒素翻訳ラヴォアジエ命名したazote(Fr.)に由来(<ギリシア語άζωτικος(azotikos:「生命がない」)、窒素のみでは、実験動物がすぐに死んだことから命名

翻訳


「窒素」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



窒素と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「窒素」の関連用語

窒素のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



窒素のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
鐵鋼スラグ協会鐵鋼スラグ協会
Copyright (C) 2024 Nippon Slag Association All Rights Reserved.
丸ヱム製作所丸ヱム製作所
© 1998-2024 Maruemu Works Co,. Ltd. All rights reserved.
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの窒素 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの同素体 (改訂履歴)、G0期 (改訂履歴)、肥料 (改訂履歴)、肥料の三要素 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの窒素 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS