残基とは? わかりやすく解説

ざん‐き【残基】


残基

英訳・(英)同義/類義語:residue

重合体主鎖以外の部分で、もとの単量体相当する部分タンパク質の構造で、もとのアミノ酸相当する部分を、チロシン残基とかシステイン残基のようによぶ。

残基

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 09:05 UTC 版)

残基(ざんき、英語:residue)とは、合成物質の化学構造において生成する化学結合の構造以外の部分構造を指し示す化学概念や化学用語である。一般には残基という用語は単独で使用されることは少なく、高分子化合物のように一定の化学結合により単量体が連結している場合に、置換基の呼称の後に「~残基」と組み合わせることで部分構造を指し示すために使用される。また概念を示す明確なルールに基づいて区部されるわけではないため、残基部分の境界は曖昧であり、使用される文脈に強く依存する。


  1. ^ 通常、母核部分は分子中に一つしかない。
  2. ^ amino-acid residue IUPAC GOLDBOOK


「残基」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「残基」の関連用語

残基のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



残基のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの残基 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS