宇田川榕菴とは? わかりやすく解説

宇田川榕菴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 03:32 UTC 版)

宇田川 榕菴(うだがわ ようあん、1798年4月24日寛政10年3月9日) - 1846年8月13日弘化3年6月22日[1])は、津山藩岡山県津山市)の藩医蘭学者。名は榕、緑舫とも号した。宇田川榕庵とも表記される。それまで日本になかった植物学、化学等を初めて書物にして紹介した人物である。元服前の14歳の時、江戸詰めの大垣藩医の家から養子に出され藩医となる。


  1. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
  2. ^ 『シーボルトと宇田川榕菴 江戸蘭学交遊記』(平凡社新書、2002年)著:高橋輝和
  3. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.37
  4. ^ 松田清、益満まを「神田佐野文庫所蔵 宇田川榕菴・辻蘭室筆「彩色ジャワ植物図譜」について」『神田外語大学日本研究所紀要』第11号、神田外語大学日本研究所、2019年3月、215-214頁、ISSN 1340-3699NAID 40021872689 
  5. ^ 日本経済新聞 2017年12月20日『新出の植物図譜を発見 江戸と京都の蘭学者が協力』 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO24848930Q7A221C1CR0000
  6. ^ 日本経済新聞 2017年12月20日『初の近代的植物図譜か シーボルト来日前に作成?』 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO24848920Q7A221C1000000?s=5
  7. ^ 橋本, 萬平「西洋度量衡の受容(2)」『計量史研究』第21巻第1号、1999年12月、41頁、ISSN 02867214NAID 110002345705NDLJP:10631939 
  8. ^ 橋本, 萬平「西洋度量衡の受容(3)」『計量史研究』第22巻第1号、2000年12月、57頁、ISSN 02867214NAID 110002345626NDLJP:10631957 
  9. ^ a b c d 伊地智昭亘、宇月原貴光「日本の化学の父 宇田川榕菴のライフワーク」『函館工業高等専門学校紀要』第51巻、2016年10月15日、8頁、2018年12月14日閲覧 
  10. ^ 奥山儀八郎 『珈琲遍歴』 四季社、1957年、217頁。
  11. ^ 田野村, 忠温. “音訳語「珈琲」の歴史”. 阪大日本語研究. 2021 (33): p. 33-60. https://hdl.handle.net/11094/81237 2023年10月1日閲覧。. 


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