円爾とは? わかりやすく解説

えんに〔ヱンニ〕【円爾】

読み方:えんに

[1202〜1280鎌倉中期臨済宗の僧。駿河の人。京都鎌倉参禅し、入宋帰国後、九州京都説法東福寺開山となる。勅諡号(ちょくしごう)、聖一(しょういち)国師賜り、これが日本国師号最初。著「三教要略」。円爾弁円(えんにべんえん)。


えんに 【円爾】

鎌倉時代臨済宗の僧。初名弁円駿河の人。奈良鎌倉学び、宋に渡り径山の無準(仏鑑禅師)から受法帰って筑前崇福寺住し京都東福寺開き建仁寺復興花園天皇よりの贈り名聖一国師日本国師号最初)。その法流聖一派東福寺派)という。語録がある。(一二〇二~八〇)→ 渡宋天神

円爾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 13:22 UTC 版)

円爾(えんに、建仁2年10月15日1202年11月1日) - 弘安3年10月17日1280年11月10日))は、鎌倉時代中期の臨済宗。諡号(しごう)は聖一国師(しょういちこくし)。駿河国静岡県)の出身。


  1. ^ オクシズ100選|聖一国師の生家(石碑)”. オクシズ. 静岡市. 2023年4月2日閲覧。
  2. ^ a b 静岡市 1981, p. 823.
  3. ^ a b c d 静岡市 1981, p. 824.
  4. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ) - コトバンク
  5. ^ 佐藤秀孝「聖一派の入宋・入元僧について-円爾の東福寺僧団と宋元の禅宗-」『印度學佛教學研究』第53巻第2号、日本印度学仏教学会、2005年、592-597頁、doi:10.4259/ibk.53.592ISSN 0019-4344NAID 130004027773 


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