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三省堂 大辞林

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きこく 0 【帰国】

(名)スル

(1)外国から自分の国に帰ること。帰朝
「―の途につく」
(2)故郷帰ること。帰郷



映画情報

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帰国

原題:
製作国:日本
製作年:1949
配給:
スタッフ
監督:佐藤武 サトウタケシ
製作:佐藤一郎 サトウイチロウ
脚本:岸松雄 キシマツオ
撮影:山崎一雄 ヤマザキカズオ
音楽:飯田信夫 イイダノブオ
録音:鈴木勇 スズキイサム

梶由造 カジヨシゾウ

伊藤寿一 イトウジュイチ伊藤壽一
スクリプター:渡辺邦男 ワタナベクニオ
照明:横井総一 ヨコイソウイチ
キャスト(役名
井上正夫 イノウエマサオ (校長小宮
野上千鶴子 ノガミチヅコ (娘春江
堀雄二 ホリユウジ (堀木
和田信賢  (新聞記者
堀雄二 ホリユウジ (筒井
轟夕起子 トドロキユキコ (畑みさ子)
大日方伝 オビナタデン (三上
荘司肇 ショウジハジメ (靴みがき少年
田中春男 タナカハルオ (商人風の男)
山口淑子(李香蘭) ヤマグチヨシコ(リ・コウラン) (ダンサー笙子)
池部良 イケベリョウ (啓吉)
泉麗子 イズミレイコ (ダンサー幸子
堀越節子 ホリコシセツコ (ダンサー千惠子)
藤田進 フジタススム (儀一)
藤間房子 フジマフサコ (おばあさん
清川虹子 キヨカワニジコ (女房おとく)
花井蘭子 ハナイランコ (芙美子)
解説
製作は「異国の丘」(渡辺邦男協同)と同じ佐藤一郎監修を「異国の丘」の製作、脚本監督担当した渡辺邦男当り、「わが街は緑なり以来佐藤武が、岸松雄(「小原庄助さん」の製作、脚本)の脚本により監督する。出演者は「暁の脱走」の池部良山口淑子田中春男忘れられた子等」の堀雄二らの他放送局アナウンサー和田信賢出演する。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
ソ連地区からの引揚げ再開された。☆第一話−−両親のない堀木東京への同志別れ叔父の家へ寄るつもりで、ある小駅に下りたが、ここで息子戦地で失って気狂いとなった老校長とその娘の親娘の情にほだされて東京へ向った同志を追うことをやめる。☆第二話−−列車の中で「帰ったら共産党入党するという誓い単なる乗船切符でなかったはずだ」と叫ぶ同志を冷たくながめていた筒井は姉の家に帰ると、夢にも忘れなかった愛人と会うことが出来た。☆第三話−−上野人民大会参加しながら三上赤旗のもとへいくのはいやだという。彼は列車にのる前浮浪児くつみがきピースを買いにやるが、帰ってこず、いよいよ列車が出るとき、正直な少年ピースを買ってかけつけ、温い気持となる。☆第四話−−あるダンスホール歌手笙子は恋人啓吉を待っていた。ある夜啓吉に似た青年が来て笙子と踊っているとき警官が来て彼をつれ去った。彼は復員して女に裏切られ、転落した男だという。そのとき入れ違いに啓吉が現れて、笙子に「おれは人民政府樹立を目ざして帰ってきた共産主義社会実現のためには暴力も辞さぬ。君は資本家にこびをうっている。違った世界人間だ。さよなら」と、笙子のなぐさめ愛情をふりすてて、目をすえて去っていく。☆第五話−−漁師まちへ帰った儀一はたくさんの子供を前にして「ロシアだってちっとも平等ぢゃねえ、でけえ赤旗ふりゃメシがよけいもらえた。向うじゃ船が無えってきかされて帰るのがおそくなったが舞鶴にゃ船が一ぱいだ、うそつきだ、一日でも余計にコキ使おうとしやがったんだ」といいきかせた。☆第六話−−芙美子の夫は病気帰り舞鶴へつくと同時に死んだ。夫はもっと早く帰れるはずだったのに反動だとにらまれておくらされたとか。芙美子は叫んだ「去年帰してもらえればこんなことにならなかったのに!船が無かったなんてうそです!なぜ早く帰えしてくれなかったの!うらみます!」と、そして自殺した。翌日新聞に芙美子の写真とともに「死の抗議−−引揚再開を遅らせたソ連をうらんで春なき九年間に悲しき終止符!」と−−。


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帰国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/01 04:32 UTC 版)

帰国(きこく)とは外国から自分のへ帰ることである。また、生まれ育った国ではなくても、自分の属している国籍が現在その国であればその国へ帰ることも帰国と言う。

関連項目


歸國

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/04 13:58 UTC 版)

歸國』(きこく)は、倉本聰作・演出の舞台作品。および、倉本聰が脚本を手掛けTBSの終戦ドラマスペシャルとして2010年8月14日に放送されたテレビドラマである。視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

目次

概要

倉本聰が棟田博の短編小説「サイパンから来た列車」に感銘を受け50年以上温めてきた作品。題名の「歸國」は「帰国」を旧字体で書いたものである。

舞台版とテレビドラマ版では登場人物の関係性やストーリーの細部などに違いがある。特に舞台作品については、「再演は続演に非ず」という倉本の言葉通り、公演中でも台詞や演出に変更が加えられ、進化し続けている。

舞台作品は、2009年の富良野演劇工場での初演以降、3年連続で富良野GROUPの夏公演となっている。また、2010年からは全国ツアーも行っている。

テレビドラマ版では、倉本聰は31年ぶりにTBSドラマの脚本を手掛けた。長渕剛は13年ぶりのドラマ出演。さらに日本のテレビドラマ史上初めて、靖国神社でのロケが行われた。

ストーリー

8月15日深夜[1]、東京駅にダイヤにはない一台の軍用列車がやってきた。そこには60余年前に南海で散った英霊たちがいた。彼らの使命は、平和になった日本の現状を南海の海に眠っている戦死者たちに伝えること。彼らは夜明けまでのわずかな時間に、今の日本に何を見るのか……。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


登場人物

※キャストはテレビドラマ版。

  • 大宮上等兵 - ビートたけし
    子供の時に両親を亡くし親族をたらい回しにされ、妹のあけびと共に東京の浅草で的屋をしていたが軍に召集され、沖縄戦で行方不明になる。甥の健一を刺殺して「連れてくる」。
  • 木谷少尉 - 小栗旬
    音楽学生だったが軍に召集され、沖縄戦に行く途中で米軍の攻撃に遭い爆死する。帰国後、存命する恋人の所へ行く。
  • 河西洋子 - 戦争中:堀北真希、現在:八千草薫
    音楽学生で木谷の恋人。
  • 日下少尉 - 向井理
    学生時代は美術学校に在籍し、絵画を専攻。
    卒業後、故郷に帰り結婚するが、新婚3日目で軍に召集され、沖縄戦に行く途中で戦死する。当時、妊娠していた妻をモデルにして描いた絵が未完成のまま戦地へ行ってしまった事を悔やんでいた。
  • 竹下中尉 - 塚本高史
    早稲田大学の野球部に属していたが軍に召集され、沖縄戦に行く途中で戦死。
    思い出の土地神宮球場へ向かう。
  • 志村伍長 - ARATA
    ある工場で工員として働いていた際、演劇に出会い役者を始めるが軍に召集され、軍事訓練中の事故により、負傷し、除隊される。戦局悪化に伴い、検閲係として軍に復帰するものの、厳しい検閲で周囲から疎ましく思われる存在となり、その後、精神状態が悪くなり発狂し、自死してしまう。
    戦死ではないため英霊にはなれず、靖国神社の前でこの世を彷徨い続けていた。
  • 水間上等兵 - 遠藤雄弥
    制絹会社の工場で働いていたが、工兵として北へ送られ、病気を患い本国へ帰国させられる。太平洋戦争の数年後、復帰。航空機整備の訓練を受け、整備兵として鹿児島へ渡る。
    沖縄へ行く途中で戦死。
  • 坂本上等兵 - 温水洋一
    小学校卒業後、地元の鉱山で働いていたが軍に召集され中国河北省の軍隊に配属された。兵役解除に伴い鉱山に復帰していた。
  • 立花報道官 - 生瀬勝久
    社会主義運動のシンパであったが、特別高等警察に検挙されて転向、軍の報道官となる。戦死ではないため英霊ではなく、この世を彷徨っている。戻ってきた英霊たちに現代の社会や各々の係累の戦後について教える役割。
  • 大宮あけび(当時) - 小池栄子(幼少期:末原一乃 晩年:真田寿江子)
    大宮の妹。帝大の学生と結婚し子供の健一を身ごもるも、その学生は戦死。戦後、浅草オペラ館の人気ダンサーなどをしながら、必死に健一を育て上げる。
  • 大宮健一 - 石坂浩二
    あけびの息子。東大を卒業後大学教授となり政府の財政顧問となる。仕事が超多忙で、母のあけびを病院に預けっぱなしで見舞うこともなく、あけびが亡くなった時も、後始末を他人任せにして家族への連絡も電子メール一本で済ませてしまう。その冷たい態度に激怒した伯父の大宮上等兵に刺殺される。
  • 茜 - 八木優希
    晩年のあけびが入院している病院の隣室の少女。あけびからの頼みで、生命維持装置の電源を切る。
  • クラブでのHIPHOPグループ - ラウンジゲート
  • 日下の妻 - 水谷理砂
  • 遠藤がいる老人ホームの介護士 - 近藤奈保妃、ケンタエリザベス3世
  • 深夜のラジオの声 - 大沢悠里
  • TVの現場キャスター - 吉川美代子
  • - 向井政生
  • 三上真史矢崎広、石井テルユキ、小林裕之、田中啓三、辻義人、柳田努、瀬戸将哉、松本実三上哲、諌山幸治、谷藤太、岡田一博、小森翔太
  • 豊田豪、福田智久、宇賀祐太朗、笹間貴徳、長屋猛、日下部千太郎、三嶋亮太、山田顕一、田中慎二、尾形駿一、藤本竜輔、中垣智尋、中尾真肇、北島壮良、倉田智、東慶光、斉藤邦男、大久保浩、逆井洋之、菅信道、山下徹、加藤聡志、遠藤巧磨、鍋谷哲也、下牧慎治、大楽聡士、札内幸太、永井慎一、阿久津紘平、お宮の松、近藤六、ガンビーノ小林マキタスポーツ
  • 看護師(現在)- 西田尚美       
  • 医師(現在)- 矢島健一
  • 遠藤中将 - 笈田ヨシ
  • 秋吉部隊長 - 長渕剛

スタッフ

※テレビドラマ版。

脚注

  1. ^ ドラマ版では2010年8月15日の未明(オンエアより数時間後)という設定。東京駅に降り立った秋吉部隊長は「現在は昭和85年」と述べている。

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