下総とは? わかりやすく解説

しもうさ〔しもふさ〕【下総】

読み方:しもうさ

旧国名の一。現在の千葉県北部茨城県南部にあたる。かつては葛飾(かつしか)郡全域含んだが、同郡の太日川(ふといがわ)(ほぼ現在の江戸川以西江戸時代初期武蔵国移された。しもつふさ


しもつふさ【下総】

読み方:しもつふさ

しもうさ(下総)」の古称


しもふさ【下総】

読み方:しもふさ

しもうさ


下総

読み方:シモウサ(shimousa)

旧国名の一


下総国

(下総 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 14:23 UTC 版)

下総国(しもうさのくに、しもふさのくに、しもつふさのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属し、現在の千葉県北部と茨城県南西部が主たる領域にあたる。


注釈

  1. ^ 別称「総州」は上総国とあわせて、または単独での呼称。
  2. ^ 元禄年間には結城藩が再置されて、結城城も再建されたものの、石高は明治維新まで1.8万石であった。
  3. ^ 埼玉県は既に武蔵国葛飾郡の北半部を管下に置いている。
  4. ^ 埼玉県に編入された下総国葛飾郡は中葛飾郡となったのち、武蔵国葛飾郡北半を以て編成された北葛飾郡に編入された。これは下総国であった区域が武蔵国に編入されたことになるので、通常、埼玉県は全域が武蔵国であったとして扱われる。
  5. ^ 本多康俊(5000石)。慶長6年(1601年)に三河西尾藩に移封[6]
  6. ^ 木曾義利(1万石)。慶長5年(1600年)除封[6]
  7. ^ 松平定勝(3000石)。慶長6年(1601年)に遠江掛川藩に移封[6]
  8. ^ 松平家忠(1万石)。小見川藩に移転。
  9. ^ 天野康景(5000石)。慶長5年(1600年)に駿河興国寺藩に移封。『角川新版日本史辞典』(角川学芸出版、1996年)「近世大名配置表」には大須賀(藩)の記載がない。
  10. ^ 松平信一(5000石)。慶長6年(1601年)に常陸土浦藩に移封[6]
  11. ^ 本多成重(3000石→5000石)。慶長18年(1613年)に越前丸岡藩に移封[7]

出典

  1. ^ 「栃木県の旧国名「下野」について、上下で区別されているのはなぜか。上野・下野、上総・下総以外は、越前・越後のように全て前後で区別されているが。」(栃木県立図書館) - レファレンス協同データベース
  2. ^ 石井進他・編 『千葉県の歴史』 山川出版社、2000年、ISBN 4-634-32120-3、「千葉と房総三国の名の由来」の項。
  3. ^ 楠原佑介他・編『古代地名語源辞典』 東京堂出版、1981年、ISBN 4-490-10148-1、「総」の項。
  4. ^ 最新情報:本学駐車場の埋蔵文化財発掘調査を実施千葉商科大学 2023年7月23日閲覧
  5. ^ <ちばライブ>市川・国府台 下総国の国庁の位置確定したい 市民団体、工事での遺構破壊懸念東京新聞千葉版 2023年7月23日閲覧
  6. ^ a b c d 『角川新版日本史辞典』(角川学芸出版、1996年)p.1302「近世大名配置表」
  7. ^ 『角川新版日本史辞典』(角川学芸出版、1996年)p.1301「近世大名配置表」


「下総国」の続きの解説一覧

下総

出典:『Wiktionary』 (2017/05/23 16:28 UTC 版)

固有名詞

 しもうさしもふさ

  1. 旧国名東海道位置する下総国現在の千葉県北部茨城県南西部

語源

  • しもふさ」の国が訛ったもの。ふさの国のうち、海路で京から遠い地域

関連語


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