皇女とは? わかりやすく解説

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皇女

読み方:こうじょ

皇女(こうじょ)とは、一般的には天皇の娘」を指す語である。「ひめみこ」とも読む。2020年11月現在、女性皇族結婚により皇籍離脱した際に贈る尊称として用いることが検討されている。

女性皇族他家嫁ぐ場合皇籍離れることになっている皇籍から離脱するということは、すなわち、皇族ではなくなるということである。皇族として公務関わる資格喪失することをも意味する新設検討されている「皇女」とは、皇籍離脱した後も公務に関わってもらうための案である。

女性皇族結婚した後も皇籍離脱せず皇族であり続けるようにする、という案は「女性宮家」と呼ばれ以前から提唱されてきた。女性宮家創設する案は、女系天皇容認結びつく可能性の高い考え方であるため、見送られ来ている。


み‐こ【御子/皇子/皇女/親王】

読み方:みこ

(御子)神の子。特に、イエス=キリストをさす。

天皇の子皇子・皇女。皇女は「ひめみこ」とも。

「玉のをのこ—さへうまれ給ひぬ」〈源・桐壺

天皇の子で、親王宣下受けた者。しんのう

今までこの君を—にもなさせ給はざりけるを」〈源・桐壺


おう‐じょ〔ワウヂヨ〕【皇女】

読み方:おうじょ

皇帝天皇娘。ひめみここうじょ。⇔皇子(おうじ)。


こう‐じょ〔クワウヂヨ〕【皇女】

読み方:こうじょ

天皇娘。内親王。⇔皇子


皇女

読み方:ミコmiko

天皇の子


皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 15:16 UTC 版)

皇女(ひめみこ/みこ/こうじょ/おうじょ)とは、皇帝天皇。現在の日本においての皇女は、敬宮愛子内親王ただ1人。日本においては、内親王号が成立する前に存在した女性皇族身位でもある。皇女に対して皇帝・天皇の息子皇子(みこ、おうじ)という。

日本

8世紀以後、天皇の子女の身位として親王号や内親王号が定着すると、特定の皇族子女の呼称としての皇子・皇女は使用されなくなった。ただし、天皇の女子一般を皇女と呼ぶ習慣は残り、第一皇女子、第二皇女子というように、天皇との続柄を指す場合に多用されるようになった。

特に貴族の社会では、母系の血筋も家門繁栄や昇進の目安であり、母が内親王である者は皇女腹(みこばら)といわれ、母が皇后である后腹(きさいばら)と同様に尊い生まれとされた。 

2024年令和6年)時点、皇女に該当する皇族は第126代天皇徳仁の第一皇女子・愛子内親王(敬宮)のみである[1]

脚注

  1. ^ 天皇皇后両陛下-宮内庁”. 宮内庁. 2022年8月10日閲覧。

関連項目


皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/01 07:43 UTC 版)

王女」の記事における「皇女」の解説

皇帝天皇の娘の場合は皇女と呼ばれる

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皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 18:28 UTC 版)

徽宗」の記事における「皇女」の解説

嘉徳帝姫趙玉盤 - 母は顕粛皇后鄭氏。宋で曾夤に降嫁し、金で完顔宗磐再嫁した。その後熙宗後宮入り夫人となった。 栄徳帝姫趙金奴 - 母は顕恭皇后王氏欽宗同母妹。宋で曹晟に降嫁し、金で完顔昌(完顔盈歌の子)に再嫁し、また古国王に再嫁した。その後熙宗後宮入り夫人となった順淑帝姫 - 夭折。母は賢妃楊氏安徳帝姫趙金羅 - 母は顕粛皇后鄭氏。宋で宋邦光に降嫁し、金で完顔闍母に再嫁して間もなく死去した茂徳帝姫趙福金 - 母は明達皇后劉氏。宋で蔡鞗(蔡京の五男)に降嫁し、金で完顔宗望再嫁した。 寿淑帝姫 - 夭折。母は顕粛皇后鄭氏恵淑帝姫 - 夭折。母は懿粛貴妃王氏安淑帝姫 - 夭折。母は明達皇后劉氏崇徳帝姫 - 母は貴妃王氏。曹湜に降嫁した。宋に亡くなった康淑帝姫 - 夭折。母は懿粛貴妃王氏栄淑帝姫 - 夭折。母は顕粛皇后鄭氏保淑帝姫 - 夭折。母は貴妃王氏成徳帝姫趙瑚児 - 母は顕粛皇后鄭氏洵徳帝姫趙富金 - 母は明達皇后劉氏。宋で田丕に降嫁し、金で完顔野馬完顔宗翰長男)に再嫁した。 徽福帝姫趙金仙 - 母は淑妃崔氏。早世顕徳帝姫趙巧雲 - 母は才人喬氏。宋で劉文彦降嫁し、金で洗衣院入れられた。 熙淑帝姫 - 母は貴妃王氏。 敦淑帝姫趙三金 - 夭折。母は淑妃崔氏。 順徳帝姫趙纓絡 柔福帝姫趙多富(趙嬛嬛) - 母は懿粛貴妃王氏申福帝姫 - 母は賢妃王氏恵福帝姫趙珠珠 - 母は婉容王氏。金で完顔斜保(完顔宗翰次男)に嫁した。 保福帝姫趙仙郎 - 母は修容韓氏靖康の変の頃に死去。 賢福帝姫趙金児 - 母は懿粛貴妃王氏靖康の変の頃に死去。 寧福帝姫趙串珠 - 母は淑妃崔氏。金で完顔宗雋に嫁した。 仁福帝姫趙香雲 - 母は淑妃崔氏。靖康の変の頃に死去。 和福帝姫趙金珠 - 母は明節皇后劉氏。金で洗衣院入れられた。 永福帝姫趙仏保 - 母は淑妃崔氏。金で洗衣院入れられた。 令福帝姫金印 - 金の熙宗後宮入りとなった華福帝姫趙賽月 - 金の熙宗後宮入りとなった慶福帝姫趙金姑 - 金の熙宗後宮入りとなった。 儀福帝姫趙円珠 - 金で完顔宗弼に嫁した純福帝姫趙金鈴 - 金で王成棣に嫁した恭福帝姫趙小金 - 南宋早世した。 全福帝姫 - 金で生まれた西夏敦復に嫁した。 以上、『宋史』『金史』『宋会要輯稿』『靖康稗史箋證』『三朝北盟会編』に基づく。

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皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 18:27 UTC 版)

神宗 (宋)」の記事における「皇女」の解説

延禧公主淑懐帝姫) - 早世。母は欽聖皇后向氏宝慶公主賢恪帝姫) - 夭折。母は淑妃張氏。 燕国長公主(賢穆帝姫) - 韓琦の子の韓嘉彦に降嫁した。 潭国長公主(賢孝帝姫) - 母は貴妃宋氏。 潞国長公主(賢寧帝姫) 鄆国長公主賢康帝姫) 邢国長公主賢令帝姫) - 母は賢妃林氏。 邠国長公主賢宜帝姫) - 夭折。母は欽成皇后朱氏。 兗国長公主賢和帝姫) 徐国長公主賢静帝姫) - 母は欽成皇后朱氏。潘意に降嫁した。

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皇女

出典:『Wiktionary』 (2021/05/13 10:45 UTC 版)

名詞

おうじょこうじょひめみこ

  1. 天皇皇帝

対義語

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